登録年度 | 1997年度 |
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氏名 | 中瀬 勝義 (ナカセ カツヨシ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 水質、環境マネジメント・監査、環境アセスメント、エネルギー、環境教育、市民活動、町づくり |
主な活動地域 | 東京都江東区 |
主な経歴 | 昭和43年から平成15年まで、環境調査会社に勤務。海洋環境調査・環境アセスメントに従事。主に発電所のアセスメント・モニタリングを担当。平成16年から建設コンサルタントに勤務するとともに、地元江東区の環境教育・町づくり・市民活動のボランティア団体でも活動している。 |
特記事項 | 首都大学東京大学院観光科学。技術士(環境、建設)、公害防止管理者、測量士、日本海洋学会海洋問題委員、環境教育・環境学習インストラクター、三番瀬レンジャー。 |
活動の紹介
楽しく自転車で走る会
自転車はエコライフの優等生といわれる。走るのに燃料は要らず、公害を撒き散らさず、健康になり、景観を楽しむことができる。
第16回江東区環境フェア
毎年、江東区環境情報資料館「えこっくる江東」での江東区環境フェアに参加し、展示の企画、自転車エコライフの活動「自転車パンク修理」を行っている。
荒川河口新砂干潟クリーン作戦+観察会
江東区環境情報館「えこっくる江東」で子どもたちに、干潟の成り立ちや野鳥と魚の話を行いその後、バスで新砂干潟に移動し、野鳥の観察、散乱する海洋ゴミを皆で拾った。次に、干潟の生物観察を行った。10種類の野鳥、魚介類は、コメツキガニ、ヤマトオサガニ、ケフサイソガニ、シジミ、ゴカイ、ソトオリガイが観察された。子供達がカニを手にした時の喜びは大きく、自然の素晴らしさを強く感じてくれた。
江東区内を自転車で走る会の活動継続
持続可能社会の優等生の自転車の活用を広げたいと、江東区内を自転車で走る会を毎月行って15年が過ぎた。今後も可能な限り継続したい。今年度はコロナ禍もありできない月もあった。また、江東環境フェアに参加し、パンク修理体験を子供たちに体験してもらった。
仙台堀川公園整備計画に対する計画変更の提案
仙台堀川公園整備計画が江東区から提示され、公園2kmの中の40年間で育った大木5000本中3000本を切ってしまうとのことから、余りの無謀とのことと仲間で署名4000筆を集め、計画変更を提案した。江東区は我々を入れた幹事会を行い意見を聞いたが、聞いただけとならないように注視し続けたい。
江東区内の生物多様性保全に資する活動の推進
江東区水辺と緑の課、区内の緑に係るNPOと市民団体及び企業との連携で立ち上げた「生物多様性チーム江東」の活動を継続し、江東区内の生物多様性保全に資する活動を推進した。昨年度から「生物多様性地域戦略市民案」を仲間15人で進め完成した。今年は江東区環境フェアを開催し、広く仲間と集うことができた。
江東区エコリーダー養成講座の講師
江東区環境学習情報館主催の江東区エコリーダー養成講座の講師を依頼され、荒川河口につくられた新砂干潟におけるクリーン作戦・自然観察会(植物・魚・鳥)を企画提案し、実施した。事前に環境学習情報館において研修者15人に、新砂人工干潟小史、水愛都市江東区の歴史、荒川の防災概要を講演し、特に2019年台風19号時の隅田川が決壊寸前だったこと等を防災の観点から解説した。(9月10日)
新砂干潟のクリーン作戦・自然観察会を企画提案・実施
従来は、江東区環境学習情報館主催の環境学習を依頼され、荒川河口につくられた新砂干潟におけるクリーン作戦・自然観察会(植物・魚・鳥)を企画提案し、実施してきたが、今年度は5.29, 10.23に実施した。
江東区エコリーダー養成講座
江東区が20年継続しているエコリーダー養成講座の講師を依頼された。荒川小史、水の都江東小史、荒川の防災を講義し、荒川河口の新砂干潟に移動し、クリーン作戦・自然の観察会を研修生と行った。
江東区生物多様性地域戦略づくり
仲間15人で地域戦略を学び、市民案を7年かけて作成した。江東区はまだ地域戦略を作成できていない。市民案を参考に作成を期待したい。