登録年度 | 2000年度 |
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氏名 | 三樹 尚子 (ミキ ヒサコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 60代 |
専門分野 | リサイクル、環境教育、市民活動、消費者教育、地球環境問題、その他 |
主な活動地域 | 東京都世田谷区 |
主な経歴 | 主に食生活面の環境学習プログラムを手がけ、自治体講座の講義・買物調理実習や専門学校栄養士科の特別授業を担当。さらに地域の商店街と消費者、NPO、大学、行政等が協働してめざす資源循環型社会モデルについて、活動を支援しつつ調査研究中である。 |
特記事項 | NPO法人えこひろば理事/環境コミュニケーション大賞環境報告書部門ワーキンググループ委員 |
活動の紹介
傘の修理
地元商店街の歳末抽選会会場にて、恒例の傘の修理サービスを行った。今回の特徴は、会場が商店街事務所(改築中)ではなく、受付が駅前通りの貸店舗、修理作業場が少し離れた商店街仮事務所内という変則的な条件であった。そのため1日のみの実施で40本を受け付け、中高年の女性が主であった利用者には、修理後の留意点、長く使うための配慮などを伝えた。
生ごみ堆肥でおいしい野菜作り講習会
所属活動団体が自治体のごみ減量担当部署の委託を受けて実施している講習会の本年度1回目。参加12名、スタッフ9名で区民集会所にて実施した。生ごみ堆肥作りの実習は、参加者持参の刻んだ生ごみ、乾いた牛乳パック、古土をもとに行うが、コロナ禍以前のグループ作業には戻らず、個人の卓上作業にスタッフがアシストし、古土の確認、生ごみの偏りの調整などをしながら進めた。
また会場から至近距離の自治体のリサイクル施設敷地内で有志が始めている、見本菜園づくりの状況を見学してもらった。
傘の修理
地元商店街の年末抽選会開催時期に合わせて、例年行ってきた傘の修理サービスを2日間受け付け、返却時には修理箇所の説明とともに、愛用の傘をいためずに長く快適に使う方法をアドバイスした。
商店街の街頭放送が改修工事のため流れず、前年より傘の持ち込みは大幅に少なかった(約20本)。
桜新町ねぶたまつり
2回の中止を経て第17回ねぶたまつりが地元商店街振興組合主催で開かれ、大会本部の裏方スタッフとして参加した。主に本部エリアの飲料容器や弁当容器の廃棄・回収に関するナビゲーションにあたった。ごみ分別のために常備していた表示物が倉庫の大掃除で廃棄されるなど、予期せざる事態もあったが、概ね本部は円滑な運営体制であった。
生ごみ堆肥でおいしい野菜作り講習会
2年度にわたって中止されてきた自治体からの委託事業である表題の講習会が、人数をしぼり、試食の中止などの制限つきで開かれ、スタッフ参加した。メインの生ごみと荒糠を用いた堆肥づくり実習も、グループ作業ではなく個別作業としたため、スタッフが手分けして講習生の机につき進行を手伝った。各自が持参する生ごみ素材に偏りが出るため、隣り同士に同意を得たうえで素材の一部交換を促すなどの調整をした。
地元商店街振興組合年末大抽選会会場 傘の修理プロジェクト
2004年より夏の抽選会場で実施した傘の修理(300円均一)企画が年末に移ってからはじめて、ポスター貼り等の準備から当日受付業務までを担った。実績は2日間で計50本。故障個所を聞き取り、事後は傘の傷みにくい使用・保存方法や、修理後の個別の注意点などを来場者に伝えた。また当日引き取りができない傘を次週以降商店街事務所に預かってもらうため、メンバーが刷新された事務所側と打合せた。
企業のエシカル通信簿プロジェクト スーパーマーケット編
2016年に発足し、全国の市民団体有志からなる「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク」が毎年ターゲットの業界を定めて実施している合同調査の一端(環境部門、ごみ削減問題)にはじめて参加し、オンラインネット上の対象6社の既存データからの回答記入やその精査を3人チームで行った。