登録年度 | 2001年度 |
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氏名 | 佐々木 一善 (ササキ カズヨシ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 80代 |
専門分野 | 大気、水質、環境マネジメント・監査、廃棄物 |
主な活動地域 | 大阪府枚方市 |
主な経歴 | 30数年前の入社当時、PCB応用の製品開発に取り組み、転じては脱PCB製品事業化に注力した。試行錯誤の進歩の過程を痛感する。・無農薬、有機栽培の手法として、有用微生物による、醗酵を応用することができた。さらに広げて、下水、河川、湖沼の水質向上に展開してみたい。平成14年4月より環境ISO審査員活動を行なう。 |
特記事項 | 社内の環境監査員となってから、ISO環境マネジメントシステムの構築、監査の実践を深め、社外に通用する環境の専門家になるため、CEAR登録の審査員資格を得た。 |
活動の紹介
環境マネジメントシステム審査
榎本金属製作所の定期審査 16-17日
金属板加工を主体としたプレス加工、スポット溶接、組立等を行う企業である。大阪府岸和田市で31名の陣容である。 仕事の段取り、加工プロセスは、正確で作業環境も
整っている。環境マネジメントシステムの運用に於いては、課題の抽出、計画の運用などについて議論し、指摘した。
環境マネジメント
セン特殊光源株式会社
紫外線応用機器の製造販売を行う20名弱の企業である。
脱水銀ランプで紫外線ランプが主体になり、紫外線を
応用した機器を開発している。環境マネジメントについては、システム運用につき議論し指摘した。
環境マネジメントシステム審査
エコアクション21の審査員として、日恵製作所に赴き
2日間の審査を行った。企業では、電力、ガソリンなどの
削減目標及び製造工程の合理化目標を掲げて取り組み成果に結びつけていた。
EMS普及会議
本件は、大阪カウンセラー協会のEMS審査員が開催するもので、エコアクション21の普及を促進するための、施策を企画・実行するものである。定期的に開催され、自身も3回以上参加して、普及活動を推進した。
サーキュラ―エコノミー(循環経済)
定義:経済成長と人間の幸せ(ウェルビーイング)の向上を実現しながら、資源使用及自然環境影響を切り離す(デカップリング)経済システム
定義2:再生可能エネルギーに依存し、有害な化学物質の使用を最小化・追跡管理した上で、製品・部品・材料・資源の価値が可能な限り長期に渡って維持され、資源の使用と廃棄物の発生が最小限に抑えられる経済システム
大前提として、3つの原則
•
廃棄物や汚染を生み出さない設計を行う
• 製品や原材料を使い続ける
• 自然のシステムを再生する
具体策:3Rプラス リニューアブル
リニューアブル・・再生可能な資源に替える
例:植物由来のバイオプラスチック・生分解して水
とCO2になる。これは、カーボンニュートラル
である、つまり植物が吸収したCO2と相殺される。
具体的事例①PETボトル ボトルtoボトル 15.7% 但し、PETボトルの回収・再生率は96%で、繊維などになってる。②ボトルの計量化・・2004年比で25%軽量化 アサヒ飲料 ③ボトルのラベルレス・・レーザーマーキング等④超薄型シャンプー容器(ファインフイルムボトル:空気で膨らむ) 花王石鹸⑤タイヤの部分置き換え(表面だけ替える) ブリジストン⑥エアコンの冷媒の回収と再生 ダイキン⑦リユースカップ スターバックス⑧プラスチックの再生 三菱ケミカル
環境マネジメントシステム審査
ISO審査活動である
組織は、環境ISOの登録企業であり。本件はその継続のための更新審査である。審査は、2日間であった。
本件企業は、特殊な光源・ランプの製造・販売を行うもので、材料の有効活用、製造の工程改善などを行っており、
環境目標として計画して準用していた。
環境マネジメントシステムの普及活動
大阪環境カウンセラ協会(OECA)のメンバーとしてOECA主催の普及活動
に参加して、説明員として、審査員として企業、団体にはたらきかけを行った。特に私の重点地域である枚方市の企業団地を巡回・訪問した。
EA21環境マネジメントシステムの審査及び指導
EA21(エコアクション21)規格にもとずき、企業の環境マネジメントシステムの審査及び指導を行い、5社について実施した。
ISO14001環境マネジメントシステムの審査
ISO14001規格にもとずいて企業で構築された環境マネジメントシステムの
運用の状況を確認し、省エネ、省資源、環境汚染防止の成果を確認する、併せて、継続と改善を促進する。
EMS活動
環境経営について。環境カウンセラーを志す人々に対して、環境マネジメントシステムを説明するもの。ISO,EA21,KESなどについて解説した。
枚方市地域活性化センターの相談員を受託
枚方市域内の企業を対象に環境活動の指導を行った。
要請に応じて、企業に出向して教育指導なども行う。
EMS構築・運営に関する相談など。
(毎月1~2日間 相談員として対応)
EMS活動
ローカルなEMSの一つであるKESの普及活動に参画して、システム構築の指導、相談を行った。(月1~2回)