| 登録年度 | 2002年度 |
|---|---|
| 氏名 | 野牧 宏治 (ノマキ コウジ) |
| 部門 | 事業者 |
| 性別 | 男 |
| 年代 | 50代 |
| 専門分野 | 資源・エネルギー、公害・化学物質、3R |
| 主な活動地域 | 東京都八王子市 |
| 主な経歴 | 富士通グループで工場建設計画、EMS、環境教育、環境広報、ICT農業などを歴任。工場建設に伴う行政手続全般の実務経験は多数あり。住居地域では、町会長や市の総合計画素案の検討委員としての経験を活かし、まちづくりと次世代育成の観点から環境カウンセリングを続けている。 |
| 特記事項 | 八王子ゆめおり市民会議2012代表(2011年から)、フューチャーセンター虹の会会長(2011年から)、八王子市新基本構想・基本計画に係る市民委員会委員(2012年)、八王子ゆめおり市民会議2011代表(2011年)、八王子市 兵衛一丁目町会 会長(2004年から2007年) |
活動の紹介
里山保全団体の組織マネジメント研究
東京・八王子市で里山保全や田畑作業などに取り組む「みなみ野自然塾」の組織マネジメントについて調査・分析し、学術誌に投稿した。
2022年度活動実績等報告書提出済
2022年度活動実績等報告書提出済
グローバルリスク報告書を読み解く
居住する八王子市において、地域活動団体からの依頼によって、講師を務めた。まちづくり政策、地域コミュニティ形成政策、学校教育政策などの検討に取り組む市民に対して、グローバル規模のリスクと身近な課題との関連について説明するとともに、グループワークをファシリテートした。
グローバルリスク報告書を読む会の開催
居住する八王子で「地域の未来を考える市民活動団体」のメンバーを対象として、「グローバルリスク報告書2021」を読む会を開催した。今後10年間に発生する可能性が高く、そして発生した場合に悪影響の度合いが大きいリスクについて、共有した。とりわけ、異常気象をはじめとした環境問題が深刻であることについて、参加者とともに課題認識を深めた。
環境監査計画の立案・実行・報告
2021年より、所属する富士通株式会社にて監査部門に所属し、環境監査を統括することとなった。富士通グループ全体の内部監査計画を立案し、実行管理するとともに自身も10件の監査に従事し、リスクや機会を炙り出した。全件の監査終了後は総括報告書を作成し、担当役員に報告するとともに、改善提言を実施した。
省エネルギー中長期計画の策定
所属する企業にて、エネルギー企画推進者および環境カウンセラーとして省エネルギーに向けた取組について中長期計画を立案した。特に、リモートワークの展開に伴うオフィスの省エネについて折り込んだ。また、その分、家庭での消費を増やさない啓発の重要性についても提言した。
SDGsへの貢献
所属する富士通グループ企業において、SDGsへの対応について検討した。
マイクロプラスチックによる海洋汚染対策に貢献できる施策を見出すべく、事業活動で使用するプラスチック包装材などの海洋分解可能な素材への転換について、技術調査と検討を実施し、組織としての一定の知見を蓄積した。
第3次八王子市教育振興基本計画策定検討会
八王子市より、教育振興基本計画の策定検討メンバーに任命され、2018年12月から2020年2月までの間、月1回のペースで出席。学校教育の分野を中心にさまざまな施策提案を実施した。
環境に関しては、高尾山や浅川などの地域資源を生かし、自然に親しみながら地域愛を育むことを目的とした、「自然に親しむウォーキング」を提言。「施策35 スポーツを活⽤した地域づくりと⼋王⼦の魅⼒発信」の部分にその主旨が織り込まれた。
植物工場における省エネルギー推進
所属企業において、植物工場の稼働に要するエネルギーの削減策を提案のうえ取り組んだ。
八王子NPOフェスティバルの企画・実行
八王子市市制100周年記念の市民企画事業にて、「みんなのカタリバ NPO八王子会議」を開催。広域にわたる市内3ヵ所をWEB中継で接続。日ごろは接点のない中心市街地、ニュータウン、里山地区の3ヵ所を接続し、約160名で未来の八王子について語り合った。特に、里山会場とした小津地区では、同時期に進めていた古民家再生の場を会場とし、その後、この里山コミュニティの場を来訪したくなる演出の効果が得られた。