登録年度 | 2003年度 |
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氏名 | 渡辺 彰 (ワタナベ アキラ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 80代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、地質、産業 |
主な活動地域 | 神奈川県三浦郡葉山町 |
主な経歴 | 平成9年から平成17年までの間、ライト工業の環境マネジメントシステムの導入・構築・運用に携わった。平成16年から18年まで、Y市KS漁港海岸等浸食対策基本計画検討委員会の委員を担い、引続き20年まで、Y市N地区海岸侵食対策事業整備手法検討に係るワークショップのメンバーを担った。 |
特記事項 | 環境カウンセラー(市民部門)、環境マネジメント審査員補に登録。NPO活動では、法人として日本水大賞環境大臣賞を受けた。著作:環境再生医、ハマの海づくり(共著)、写真で見る自然環境再生、建築・土木の |
活動の紹介
放置果樹園の保全(曽我)
真竹の侵入、雑草木の繁茂による荒廃が進む放置果樹園において、「よこはま水辺環境研究会」として、真竹の伐採をメインに竹林化による植生の単相化防止を図っている。作業は毎月1回とし、延べ動員数は年間約120人の実績だった。果樹園は山中であるが、新型コロナ感染対策として現地までの往復は原則的に個人別アクセスとし、共同作業は極力避けるようにした。渡辺本人は、医師の感染回避の指示により作業には参加できず、側面援助に終始した。
国道357号線延伸に関する事前環境調査の計画会議
ポートサイド公園のヨシ原保全
2019年から、◎市より野島水路における国道357号線延伸に関する事前環境調査計画会議への参画を要請されている。2021年3月17日の報告会議に出席し、7月、12月、2022年1月にメールにて報告を受けた。塩性湿地である当該地区の環境調査項目に、草本類及び木本類の調査を加えることを2020年5月に提案をしたが、この間の情報で認められたことを確認できた。小規模な残存ヨシ原であるが、アイアシなども現認され、塩性湿地の多様性と重要性について配慮されることが期待できる。
小田原市曽我における放置果樹園の環境整備・保全
小田原市上曽我において、荒廃が進む放置果樹園の保全を「よこはま水辺環境研究会」として、本年度から単独で行っている。現地では真竹の侵入、雑草木の繁茂が見られる。真竹の伐採を中心にして、竹林化による植生の単相化防止を図っている。本年度の作業は12回で毎月1回の実績で、延べ動員数は約120人の参加があった。果樹園は山中で、新型コロナ感染対策として現地までの個人別アクセスと単独作業とした。渡辺本人は、医師の感染回避の指示により、現地作業には参加できず、側面援助に終始した。
国道357号線延伸に関する事前環境調査の計画会議
2019年から引き続き○市より、野島水路における国道357号線延伸に関する事前環境調査の計画会議に参画を要請され、2月14日及び8月27日の打合せ会に出席し、8月27日はメール参加とした。よこはま水辺環境研究会では渡辺彰を担当者として、1998年から塩性湿地野島水路でのヨシ原復元実験と絶滅危惧種の塩生植生アイアシの調査を継続してきた経緯があり、生物調査の計画対象に、魚介類、底生動物、藻場調査などの水中生物への偏りが見られたため、アイアシなどの陸上植物についての調査計画を提案した。
小田原市上曽我における放置果樹園の環境整備・保全
小田原市上曽我において、地元NPOの要請で荒廃が進む放置果樹園の保全を「よこはま水辺環境研究会」として共同で行っている。放置果樹園では真竹の侵入、雑草木の繁茂が見られる。現状を放置した場合は真竹による植生の単相化が進んで多様性が脆弱となり、安全上の問題も生ずる可能性がある。先ずは、雑草木と真竹の伐採作業に着手した。本年度実績は、開催13回、動員数延べ約130人である。近隣に人家はなく、コロナ対策として、現地まで個人別アクセスと単独作業とした。また、渡辺の活動は医師の指示で側面的なものになった。