登録年度 | 2004年度 |
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氏名 | 高橋 良和 (タカハシ ヨシカズ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、産業 |
主な活動地域 | 岩手県岩手郡雫石町 |
主な経歴 | 企業で38年間、環境管理監督を担当し、その12年間は、環境ISO等の認証から維持に努める。県環境審議会委員や、県地球温暖化防止活動推進員や県環境アドバイザー活動を通じて企業の環境活動を応援してきた。また、平成31年3月第一回環境カウンセラー環境保全活動表彰を環境省から授与される。 |
特記事項 | 企業の中から地域に出て企業や環境団体との関係を深め、環境活動の幅を広げた。新たに始めた県の『いわて環境塾』を2年間受託し環境人材の育成を図る。環境セミナー講師や企業や地域活動での講演等で、企業での経験や知識をもって環境を理解しやすく、より身近に感じるように工夫してきた。 |
活動の紹介
新築店舗兼工場移転の企業への環境アドバイス
新築店舗・工場に移転した、良く知る会社の経営者にお会いして、工場内部の案内と環境への考え方をお聞きした。これからの会社経営には、「脱炭素経営」などの環境問題は避けられないことを理解してもらう。国が進める「脱炭素経営」に向けた三つのステップがあり、①脱炭素を知る、②炭素量を測る、③炭素量を減らす、これを進めることである。これまでの環境活動は、何となくやってきた感が強いが、この「脱炭素化」に向けた活動は、その成果を数値で表すことにある。また、環境サークルである「PDCA」を止めずに回すことにあることを話す。できれば「脱炭素量」は、国際基準のGHGプロトコルを用いで整合を図る。今後も工場に、度々訪問して、共に「脱炭素社会」に向け、話し合いを持ちたい。私も、環境省が認定した「脱炭素アドバイザー・ベーシック」の資格を取って、より正確な向き合い方を、学びます。
県が主催する企業向け環境学習会への協力
企業37年間の環境業務(ISO14001・FSC森林認証の取得と維持管理)、環境カウンセラー(事業者・市民両部門)、県温暖化防止活動推進員等の経験を活かして、県が主催する企業向け環境学習会に約15年以上協力し、個々の企業に必要な助言を行う。
盛岡広域管内流域協議会のメンバーとしての活動
平成27年度から岩手県の盛岡広域管内流域協議会のメンバーに選任され9年目となる。環境活動実践者として意見を述べる。協議会参加者に環境面での視点の大切さを伝え、その役目を果たした。今年は、県の担当者から数回参考意見を求められる。
技能ステップアップ講習の討議進行や講評
ここ数年、県の環境MS担当者への技能ステップアップ講習の討議進行や講評を今年も担当。自身の経験や体験を具体例を持って示した。その必要性を県に提案した経緯もあり、全面的に協力する。討議内容の講評は、出来るだけ具体的になるように努める。
県主催企業向けエコスタッフ養成セミナーで討議・講評
県主催企業向けエコスタッフ養成セミナーで4グループの討議と講評まで担当。企業や地域環境活動の35年の経験から、データーを取る目的や大切さ、また環境配慮製品導入が本当に自社に必要かを見極める大切さを伝える。(連続約16年間、活動する)