登録年度 | 2004年度 |
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氏名 | 高橋 良和 (タカハシ ヨシカズ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、消費生活・衣食住 |
主な活動地域 | 岩手県岩手郡雫石町 |
主な経歴 | 岩手自然ガイド協会設立準備会、岩手県環境カウンセラー協議会、雫石環境パートナーシップ代表、岩手県環境アドバイザーなど、地域の活動や自然教育活動に関わる。また長期の希少生物保護活動で、安易な保護は生存リスクに繋がることが解り、持続する正しい保護活動を地域の住民と共に目指している。 |
特記事項 | 正しい環境知識を伝える目的で勉強会も開催、地域の環境問題を住民自ら考え判断できるように協力。さらに、環境を楽しく理解する手段として、環境に優しい口笛演奏を取り入れる。音楽イベントにも積極的に参加し、環境を意識しない人に環境の大切さを伝えている。小中学校での環境教室に多数く参加。 |
活動の紹介
小学校学童等の水生生物調査
主に小学校の学童と一緒に水生生物による河川の水質調査を実施します。調査は、川底に棲む水生生物を網で捕獲し、岩手県が配布する水生生物一覧表に従って生息状況を調べ、その結果からその河川の水質を判定して県に報告しています。子供たちは目を輝かせて、河に入り水生生物を捕獲する。中には虫の嫌いな子もいるが、自分でかわいいと思った虫を手のひらに乗せて、私に見せるように約束する。大半の子は、自慢げに見せに来ます。令和5年度の学校等の訪問は、小学校及び子供会の7回で約150人(親も含む)と専門学校2回約25人の参加があった。当日の最後に、生物多様性の大切さを伝え、また防災士の観点から、自然の楽しさの反面、怖さもあることを、なぞなぞ形式で紹介し、防災教育も行います。
小学校の環境授業の実施
長年続ける町内のある小学校の環境授業を、今年は3回行う。その成果が、令和3年環境活動岩手県知事賞と河川の保全活動感謝状をその小学校が同時受賞。町天然記念物(蝶)保護の長期の時間経過から、持続可能な地域の貴重生物の保護活動を呼び掛け、PDCAを考えながら活動する。
ラジオメディアの取材に協力。
ラジオメディアの取材に協力。今年は、FM岩手の番組に4回出演し、口笛演奏と環境の話を届けた。
小中学校に出向き、社会人講師として環境活動について伝える
あるNPO団体(盛岡市)事業に、社会人講師として小・中学校に出向き、なぜ自分は環境に興味を持ち、会社や地域でその活動をしてきたのかを、子供たちに伝え、さらに環境の大切さを自ら考えてもらう。今年も出来るだけ子ども達と触れ合いたい。
「口笛演奏と環境トーク」イベントの開催
昨年もまた「口笛演奏と環境トーク」と題して、イベント、また地域環境教室など3回出演、口笛を通じて環境の大切さを必ず盛り込んで伝える。普段、環境イベントに参加しない人にも環境意識の底辺拡大を図る。コロナ禍で、回数は激減するが続けたい。
里山を紹介、自然を五感で感じる活動
長年、少年少女に里山を紹介、自然を五感で感じる活動を、令和4年も6回開催。会創立から32年間に延べ304回開催。樹液採取、沢ガニウオッチング、森のリース作り等を実施。自然への畏敬の念と、地域の雄大な自然を心象風景として記憶に留める工夫を常に考え、コロナ対策も万全に活動する。