登録年度 | 2007年度 |
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氏名 | 伊藤 浩子 (イトウ ヒロコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 自然への愛着、水質、3R |
主な活動地域 | 東京都江戸川区 |
主な経歴 | 埼玉県プラスチック問題対策協議会委員(2019年より)。NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム事務局長(2017年まで)。(公財)日本環境協会こどもエコクラブ全国事務局勤務(2006年まで)。東京都環境審議会委員(2000-04年)。東京都環境学習リーダー。 |
特記事項 | 東京都環境審議会委員(平成12-16年)。新荒川コミュニティネット・アドバイザー会議委員。東京都環境学習リーダー。中学校教諭1級・高等学校教諭2級免許(数学)。 |
活動の紹介
川ごみ削減をテーマに講演
地域で、レジ袋削減・プラスチックスマートに取り組む方などを対象としたプラスチックごみ削減セミナーで講演を行った。すでに地域でプラスチックごみのことを考えている方に対して、川ごみの課題、身近なものからマイクロプラスチックとなり課題が多いことなどを伝え、今後の取り組みのヒントとなるような話題も取り入れるよう心掛けた。
河川管理者向け講座で講演
全国建設研修センターで、主に河川管理者などの技術者を対象とした講習会内で、環境行政とNPO講座の講師を担当した。市民とのパートナーシップで河川ごみ対策をすすめる事例などを紹介し、行政などの河川管理者と市民が協働して河川環境保全を推進する意義等を伝えた。
韓国川の日益山(イクサン)大会で発表
韓国益山市で開催された、韓国川の日益山大会において、日本の河川ごみの状況と市民団体の取組などを発表。各地の市民団体等が、流域を巻き込む活動、楽しく、水辺に親しむ活動など様々なかたちでのごみ拾いが行われていることなどを紹介した。今後も情報交流がすすむことを期待する発表とした。
小学校での川ごみ拾いサポート、出前授業
杉並区立の小学校2校で、それぞれ川学習のサポートを行った。学校近くの川でのごみを拾いに同行し、ごみ拾いの意義や注意事項を伝えるなどアドバイスをした。学校に戻って子どもたちと共にごみを分別をし、海へと繋がる川ごみの課題を伝え、子どもたちがごみを考え、ごみ削減の行動について考えられるように話をした。
川ごみ削減をテーマに講演
淀川で河川ボランティアを始めようとする方を主な対象とした「淀川発見講座」において「川ごみをなくそう」と題した講演を行った。川ごみの現状に加え、ごみ拾いの役割、ごみ調査によって社会を変えていくことなどを伝え、自分たちが活動することによって河川環境保全に貢献できることなどが伝わるよう心掛けた。
川ごみ削減をテーマに講演
2022年10月21日、淀川で河川レンジャーとして川に多様に係る方を対象に「ネットワークで川ごみ削減をめざす」と題し、オンラインで講演を行った。川に係る機会が多い場合にすぐに実践に通じること、またネットワークによって広がることなどを中心に伝えた。
河川管理者向け講座で講演
2022年9月1日に、全国建設研修センターで、主に河川管理者(行政職員)などの技術者を対象とした講習会内で、環境行政とNPO講座の講師を担当した。市民とのパートナーシップで河川ごみ対策をすすめる事例などを紹介し、行政などの河川管理者と市民が協働して河川環境保全を推進する意義を伝えた。
企業社員対象の川ごみに関するセミナー
2022年7月15日、企業のSDGs関連セミナーの一環として、社員を対象とした川ごみについての講義をオンラインで行った。これまであまり関心がなかった方が多く参加されたようであったので基本的な内容から、数値的な情報も取り入れた現実的な話を加えた。さらに自分事となるような話を心がけた。
川ごみ拾いと環境講座
2022年6月17日、柳瀬川(埼玉県)にて、生協関連団体の方を対象に、川ごみ拾いと、マイクロプラスチック学習会を行った。海のない埼玉県内であっても海ごみとのつながりを実感できるよう工夫した。環境問題への関心が高い受講者に合わせた内容、日常生活でできることなどの情報を伝えた。
小学校での川ごみ拾いサポート、出前授業
2022年5月17日に国立市立第八小学校4年生1クラス(37名)で川学習のサポートを行った。学校近くの多摩川河川敷でのごみを拾いに同行し注意事項を伝えるなどアドバイスをした。学校に戻って子どもたちと共にごみを分別をし、子どもたちがごみを考え、ごみ削減の行動について考えられるように話をした。
環境講座でのごみ削減啓発
2021年11月21日、板橋区立リサイクルプラザで「川と海とプラスチックの話 わたしたちにできること」と題した講演を行った。対象は、板橋区内のリサイクル推進員、その他一般の方(会場約40名、後日録画映像約50名)。海ごみ対策のためにも川でごみを止めることが大切。ごみの発生源対策として個人や町会などでできること等の情報を伝え、受講者の行動や活動に活かせられるようにした。
青少年向けシンポジウムで発表
2021年10月24日、次世代のためにがんばろ会主催の「青少年水サミット2021in八代」にオンラインで講師として参加した。高校生が多く参加する中で、わかりやすくマイクロプラスチック問題を伝え、若者たちがこれからを考えていくための情報提供を行った。質疑応答などにも対応しながら、高校生たちが活き活きと活動できるようなアドバイスなどを心がけた。
小学校でのゲストティーチャー、川ごみ拾いサポート
2021年10月15日、神奈川県内の私立小学校5年生1クラス(38名)で、総合的な学習の時間のゲストティーチャーとして多摩川河川敷のごみ拾いとその後の授業を行った。河川敷では、マイクロプラスチックの散乱を子どもたちに実際に見てもらった。その後の教室での授業では、既に事前に関連する学習を十分行っている子どもたちの様々な質問に丁寧に応え、子どもたちのさらなる探究心につながるよう心がけた。
河川管理者向け講座で講演
全国建設研修センターで、河川管理者、事業者などの技術者を対象とした講習会内で、2021年9月2日に、環境行政とNPO講座の講師の一人として話をした。市民とのパートナーシップで河川ごみ対策をすすめる事例などを紹介し、行政などの河川管理者と市民が協働して河川環境保全を推進する意義を伝えた。国土交通大学校で開かれた講座でも11月18日に同様の話をおこなった。
小学校での「川ごみ削減」出前授業
2021年7月2日に江戸川区立篠崎第三小学校6年生2クラス(78名)、8月31日に杉並区立井荻小学校6年生2クラス(55名)で、それぞれ出前授業として子どもたちに直接ごみ対策等の話を伝えた。両校とも学校近くの川の清掃活動を行うので、活動の意義、川ごみ・海ごみの課題やその対策として自分で何ができるかを考えるようにした。体験を活かしごみ削減の行動が促進されるよう心がけた。
オンライン交流会をサポート
2020年12月12日、こどもエコクラブ壁新聞師範有志のみなさんと共に、こどもエコクラブサポーター交流会をオンラインで開催しました。ニューヨークの子どもたちの活動を伝える「マイクロプラスチック・ストーリー~ぼくらが作る2050年」のドキュメンタリー映画を見て、ニューヨーク在住の監督さんとオンラインで意見交換を行いました。こどもエコクラブからの発表もいただき、参加されたサポーターの皆さんと共に、海ごみ問題を考え、学び合うことができました。
杉並区の環境イベントで講演
令和1年10月6日、杉並区立環境活動推進センター・杉並清掃工場などで開催された「すぎなみエコ路地フェスタ」のトークショーの講師を務めた。「海と川とプラスチックの話」と題して、杉並区内の河川ごみの話から海ごみへとつながるプラスチックごみ問題についての講演を行った。区内に流れる3河川から身近な問題として捉えられるような話とした。
下水道展で発表
令和1年8月7日、パシフィコ横浜で開催された下水道展'19会場内のスイスイ下水道研究所のみらい研究発表大会内で、ステージ発表、パネル展示を行った。夏休み中で親子参加者も多い中で、身近な川を通じて海に流れ出るプラスチックごみの状況や、その影響、対策のためにできることなどをわかりやすく伝えた。
やまなしプラスチックごみ削減サミットにパネラー参加
令和1年8月4日、山梨県防災新館で開催された、山梨マイクロプラスチック削減プロジェクト主催の「やまなしプラスチックごみ削減サミット」にパネラーとして参加した。海無しの山梨県であるが、身のまわりのごみが身近な川を通じて海へと流出している現状を伝えた。
埼玉県プラスチック問題対策協議会出席
令和1年7月11日に開催された「埼玉県プラスチック問題対策協議会」に委員として出席し発言した。市民側の立場として、川ごみは拾うだけでは解決できないので、根本対策が必要なこと、制度的な改善も求められることなどを伝えた。
世田谷環境学習会で講演
世田谷区内で環境学習を地域で広め活動しているリーダーを中心とする勉強会において、海洋プラスチック汚染の現状や課題、自分たちにできることなどをお伝えした。受講者それぞれがリーダーとして周囲に普及啓発できるようになることを目指した。
「容器包装をみなおそう! 海洋プラスチックごみ削減に向けて」共著
世界的な環境問題としてその対策が急がれている海洋プラスチックごみ問題について、標記小冊子を共著で容器包装の3Rを進める全国ネットワークで発行した。まち中のごみが海洋プラスチックごみに通じていることを説明し、その現状と、対策として私たちにできることを簡単にわかりやすく周囲の人たちにもすすめられるような冊子とした。
東京23区とことん討論会で発表
東京23区のごみ削減に向けて、市民、自治体、行政、企業などができることを討論する標記イベントにおいて「マイクロプラスチック汚染対策へ!」の分科会で発表し、パネルディスカッションに参加した。学識者、企業、行政などに交わり、市民としてできることの話題提供を行った。
法政大学「海洋環境再生」の授業でゲスト講義
大学の環境持論「海洋環境再生」の講義のひとつとして、川ごみの現状や課題についての話をした。海ごみ・川ごみの現状についてあまり知らない大学生に対し、様々な事象から課題を考え、その解決に向かうことの重要性を理解されるようにした。単に知識として情報を得るだけではなく、何か行動をしていかなくてはならない動機付けができるよう努めた。(約150名参加)
連続講座「海ごみから考える私たちの暮らしとプラスチック」で発表
京都市ごみ減量推進会議、パタゴニア日本支社が共催する連続講座で、川ごみの現状と課題などについて話をした。海ごみの課題について、関心はあるが詳しくは知らない一般の方に対し、現状や早急な対策の必要性をわかりやすく伝えられるよう努めた。約50名参加
天竜川シンポジウムで講演
天竜川上流域で保全活動に取り組まれている市民団体、河川管理者などが参加。荒川での活動を事例に、参加者一人ひとりに気づきのあるごみ拾いの重要性、川ごみの根本解決に向けた動きなどを伝えた。約100名参加。
プラスチック循環利用協会の講演会で発表
業界の会員団体向けのセミナーであった。川ごみの現状を伝え、業界企業・団体としての対策の必要性の認識を高めてもらえるよう努めた。プラスチックは無くすことは不可能であるが、海ごみ対策としてなんらかの対策を講じないとならないことの問題提起とした。約80名参加
廃棄物資源循環学会のシンポジウムで発表
学会会員および近隣市民を対象としたシンポジウムで、河川ごみの現状とその発生源対策の重要性について説明した。資源循環に詳しい方が多く受講されている中、川や海ごみ問題の対策としても、共に資源循環を推進することが大切であることを理解いただいた。約150名参加
海ごみサミットでの発表
平成29年10月29日、一般社団法人JEAN主催する「海ごみサミット」において、荒川でのごみの状況を伝えると共に、街から川を通って海に流れ出るごみの現状、排出源対策の重要性を伝えた。発表およびパネルディスカッション(参加者約100名)。
荒川クリーンエイドでの新入社員研修コーディネート
平成28年4月~5月、企業の新入社員に対して、ゴミを拾うだけでなくゴミの課題を考える環境保全活動に関するワークショップを5回実施した。(対象約100人、120人、110人、100人、30人)
荒川クリーンエイド活動サポート
NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラムの事務局として、市民団体、企業などが環境保全活動を実施するためのコーディネートや助言を年間十数回実施。また川でのゴミ拾い活動での指導を通じて参加者に活動の意義を伝え、日頃から環境保全行動の実践ができるよう意識の向上をはかった。(約10回。対象8人~150人)