登録年度 | 2007年度 |
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氏名 | 中安 敬子 (ナカヤス ケイコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 生命、自然への愛着、生態系・生物多様性 |
主な活動地域 | 東京都江東区 |
主な経歴 | 都市住民を対象に、自然を体と心で感じる体験型環境教育事業を企画運営。小学校や保育園、子育て支援センターや環境学習施設などで、子供たちや親を対象に身近な自然に親しむ環境教育を実践。平成22年NPO法人マザーツリー自然学校を設立。自然体験や農業体験、里山保全等の指導にあたる。 |
特記事項 | ネイチャーゲーム指導員。CONE自然体験活動推進協議会リーダー。農業・農村体験学習指導員。2006子どもしぜん科学大賞にて最優秀賞を受賞。 |
活動の紹介
秋の自然を感じよう!
都市公園を活用し、自然観察や自然の素材を使ったクラフト体験をおこない、いきものたちと共に生きるために私たちができることを考えるきっかけになる講座を開催した。
1本の樹木の観察から自然の循環を学び、クラフト体験で私たちの暮らしが自然とつながっていることを知り、私たちも生物多様性の一部であることを理解してもらった。
森のおやこ教室
都市公園を活用し、身近な自然とふれあって遊ぶ体験を企画運営した。秋冬の季節を感じられるよう、木の実や落ち葉を使ったプログラムを中心に、連続講座としておこなうことで、自然に慣れ、学びが深くなるように企画した。「いままで公園では遊具で遊ぶだけで、こんな遊び方があるのを知らなかった」と保護者に喜ばれている。42回開催した。
SDGsクラブ
公園の一画にある圃場を活用し、植物を育てたり土に触れたりする体験を通して「植物」「土」「いきもの」がかかわりあって共存していることを理解し、SDGSを体感するプログラムを12回開催。
親子の自然遊びプログラム
都市公園を活用して、幼少期のこどもと親を対象に、自然とふれあい、遊ぶ体験を企画運営した。足元に存在する野の草花やいきものなど、自然との出会いを楽しむプログラムとなっている。「こどもが自然が大好きになった」「都会にもこんなに自然があることに気づいた」と好評をいただいている。1回60分のプログラムを42回実施した。
草木染めワークショップ
自分の手を動かして丁寧におこなう体験を通して、自分の作ったものに愛着を持ち、大切に使ったり、直しながら長く使ったりすることにより、廃棄物を減らす3Rについて考えるワークショップを開催した。染め体験では実際に植物に触れ、香りや色を楽しみ、終わった後には材料となった植物はゴミではなく土に還すことも体験。年4回、季節に合わせた植物を活用しておこなった。
自然とあそぼう!
区内の子ども家庭支援センターや環境学習情報館からの依頼で、主に0,1,2才のこどもと親を対象に、自然とふれあい遊ぶ講座を開催した。「自然と触れ合いたいけれど、どうしたらよいのかわからない」という保護者が、子どもと一緒に身近なところで自然の面白さや楽しさを体験し、好評である。区内の公園5か所を活用し、年間26回開催した。
親子の自然遊びプログラム
都市公園を活用して、幼少期のこどもと親を対象に、自然と触れ合い遊ぶ体験を、年間を通して企画運営した。野の草花やいきもの、木の実や落ち葉、風や雨など、その日その時の自然との出会いを楽しみ、地域の親子に大変喜ばれるプログラムとなっている。年間88回開催した。
自然とあそぼう!
主に0,1,2才のこどもと親を対象に自然とふれあい遊ぶ講座で、特に0才児にとっては初めての自然体験となるケースが多い。こどもと一緒に自然の面白さや楽しさを体験することで「自然へのハードルが低くなった」という声をいただく。年間15回開催した。
草木染めワークショップ
ていねいな手仕事を通して、自分の作ったものに愛着をもち、それを大切に使うあるいは直して長く使うことにより、廃棄物を減らす3Rについて考えるワークショップを開催した。染め体験では植物に触れ、香りや色も楽しめるとあって、好評である。季節にあわせ年4回実施した。
親子の自然あそびプログラム
都市公園を活用して、幼少期のこどもと親を対象に、自然とふれあい、遊ぶ体験を企画運営した。足元に存在する野の草花、いきもの、木の実、落ち葉など、その日その時の自然とに出会いを楽しむプログラムとなっている。「こどもが自然が大好きになった」「都会にもこんなに自然がある子度に気づいた」と好評をいただいている。1回60分のプログラムを年間87回実施した。
草木染めワークショップ
外来植物を材料として用い、外来種問題を学ぶ機会とするとともに、草木染め体験を通して、ひとつのアイテムを染め直して長く使うことにより廃棄物を減らす3Rについて考えるワークショップとした。実施時間90分。植物から取り出した色の美しさに歓声が上がり、また物を大切に長く使いたいというコメントが寄せられた。
親子の自然遊びプログラム
都立公園を活用して、幼少期のこどもと親を対象に、自然とふれあい、遊ぶ体験を企画運営した。野の草花、いきもの、木の実、落ち葉、小枝、土、風などその日その時の自然との出会いを楽しみ、「こどもたちの目が輝いている」「自然の遊び方を知った」「新しい発見があった」と好評をいただいている。週2回実施、1回の活動時間は60分。
自然とあそぼう!(動画配信)
コロナ禍のステイホームで、多くのこどもたちが外に出なくなり、自然と切り離されてしまうことを危惧しての活動。公園等を散歩しながら、幼児でも実際に再現できるような身近な自然とふれあい遊ぶ様子を動画におさめ、配信した。