登録年度 | 2008年度 |
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氏名 | 仁保 めぐみ (ニホ メグミ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 消費生活・衣食住、公害・化学物質、3R |
主な活動地域 | 兵庫県尼崎市 |
主な経歴 | 産業廃棄物処理業「有限会社エビオ」(優良認定処理業者)代表取締役社長。専門分野は廃棄物(特に廃棄物処理法)。他には食生活アドバイザー2級、アロマテラピー1級、環境社会検定、産業カウンセラー、廃棄物管理士などの資格から、環境を幅広い視点からとらえたセミナー講師を勤める。 |
特記事項 | 環境省主催「アシープ21生物多様性講座」講師/鳥取環境大学祭講演「廃棄物の定義」「不適正処理と不法投棄」「無機化学」講師/尼崎市主催園田市民大学講演「環境とコミュニケーション」講師/尼崎市主催あまがさき環境オープンカレッジ「小型家電リサイクル法」「無料回収と法違反」講師他 |
活動の紹介
企業倫理とコンプライアンス「プラ新法と廃棄物問題」
帝京平成大学での授業「企業と倫理 12回」にゲスト講師として登壇しました。これからどんなところに就職してもゴミは必ず出るので、企業の倫理観を養ってほしい思いで、今話題のプラスチック問題を引き合いに、新法、不適正処理の話をしました。授業後のアンケートでは、私の講座内容を個々が切り取り、思った事、気をつけたい事など、自身の考えを熱弁するものが多かったです。それだけ関心を寄せて聴いてくれたのが嬉しかったです。生徒の多くが医療関係に進むとも伺い、このような人材がいる医療機関は安泰だなと思いました。
令和6年度 西宮市ごみ減量等推進員研修会 「なぜプラスチックを分別しないといけないのか」
西宮市より依頼があり、市内のごみ減量等推進員の方向けに同タイトルの講演をしました。
この講演依頼の背景は、2022年4月から施行されている「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラ新法)」にあたり、西宮市が今後の取り組みを進めていく上で、市民の方に「なぜ?」というところを周知すべく、「専門家として、専門知識・見解を加えた内容で」との依頼でした。聴講者のみなさんからは「すごくよかった」「理解が深まりました」「もっとたくさんの人に聴いてもらいたい内容でした」との言葉をいただきました。
帝京平成大学 オンラインインターシップ
「廃棄物」は人生を変える~今日からできること~と題し、大学の講義を担当しました。授業内容は「廃棄物の基礎」「廃棄物処理法」「廃棄物問題」で構成し、途中、質問を投げかけながら自由に発表していただくなど、その場でコミュニケーションが生まれる授業づくりとしました。そうすることによって、聴講者同士、共通理解が得られ、多様な考えの共有、新しい気づき、今後の目標、環境保全のための自発的な行動につながると期待しています。非常にレベルの高い学生さんたちで、授業が盛り上がりました。
SDGs学習支援ステップ2(尼崎市立常陽中学校)
尼崎市からの依頼で尼崎市常陽中学校の生徒を対象にSDGs学習支援(SDGs12)の授業を行いました。「SDGs12は「ごみ」と覚えてください!」(正確にはちがうけれど)」と始め、世界の人口の増え方とゴミの関係、私の専門分野である産業廃棄物、廃棄物処理法を中学生にもわかりやすく説き、廃棄物がどのようにリサイクルされているか?中学生のみなさんがSDGs達成に向けて何をしないといけないのか?の授業をおこないました。「こんなん知ってる?」の質問はいつも盛り上がります。
SDGs学習支援ステップ4(尼崎市立塚口中学校)
SDGs学習支援ステップ2、3と授業をさせていただいた集大成として、生徒さんが学んだことを発表する会に出席させていただき、感想を述べさせていただきました。SDGs12の取り組みのうち、廃棄物の有効利用である分別について、「合成ゴムはゴムくずではなく廃プラ」としっかり発表されたのには、私の授業をよく聴いてくれてたんだなと感心しました。
SDGs学習支援ステップ3(尼崎市立塚口中学校)
尼崎市からの依頼で尼崎市塚口中学校の生徒を対象にSDGs学習支援(SDGs12)の授業を行いました。ステップ2でお話しした内容をさらに深め、産業廃棄物の種類クイズ、不法投棄、不法焼却などの法違反クイズなど、参加型の学習といたしました。生徒のみなさんもどんどん発言してくださるなど、盛り上がった学習となりました。この評判・成果から近日、尼崎市で発表させていただくことになりました。
SDGs学習支援ステップ2(尼崎市立塚口中学校)
尼崎市からの依頼で尼崎市塚口中学校の生徒を対象にSDGs学習支援(SDGs12)の授業を行いました。SDGs12に掲げられている事はどんなことなのかを詳しく説明した上で、私の専門分野である産業廃棄物とは何か?廃棄物処理法とは?廃棄物がどのようにリサイクルされているか?を説き、達成に向けてこれからどのように取り組んでいけばよいかの授業をおこないました。学校では学べないようなネタに生徒さんも前のめりで聴いてくださいました。
プラスチックごみと私たちの暮らし
滋賀県環境保全公社様からのご依頼で、里山かむら交流館にて小学生1年~6年生までの児童に「プラスチックごみ(マイクロプラスチックの環境影響)のお話をし、そのあと「アルコールインクアート」技法をお伝えした上で、「環境の絵」を描いていただきました。
「ゴミ拾いから始めるエコ活動」成ヶ島エコツアー4
今回観光バス2台で行われた同エコツアー。毎回キャンセル待ちができるほどの大阪自然環境保全協会さんの人気企画。漂着ゴミがなぜ生まれるのか?を前段に、実際にマイクロプラスチックや廃プラスチックからできたRPFを見てもらい、現状認識・有効活用を考えていただいた上で、来年4月から施行の「プラスチック資源循環促進法」の説明、砂浜での分別、ゴミに関するなんでもQ&Aなど、講師として同行させていただきました。「知らないことが多いと感じました」「もっと勉強したい」との感想をいただきました。
「ゴミ拾いから始めるエコ活動」成ヶ島エコツアー3
大阪自然環境保全協会さん企画のエコツアーに参加する親子向けに、「漂流・漂着ゴミに関する講話、マイクロプラスチックとは?、プラスチックの処分・リサイクル方法と有効活用、現地での分別、ゴミに関するなんでもQ&A」の話をもって、講師として同行させていただきました。今回は「マイクロプラスチックになりかけの素材」や「廃プラのリサイクル品」といった特別サンプルをもって説明。大人にも子どもにも、もっと身近にゴミ問題を実感いただける工夫をしました。
「ゴミ拾いから始めるエコ活動」成ヶ島エコツアー2
大阪自然環境保全協会さん企画のエコツアーに参加する親子向けに「漂流・漂着ゴミに関する講話、現地での分別、ゴミに関するなんでもQ&A」の講師依頼が再びあり、同行させていただきました。成ヶ島では主にプラスチック製のごみが多く、その他、外国のごみ、注射針などの危険ごみなど波に乗って漂着したゴミを検証しながら、ひとりひとりの行動を考えるいい機会となりました。
「ゴミ拾いから始めるエコ活動」成ヶ島エコツアー
大阪自然環境保全協会さん企画のエコツアーに参加する親子向けに「漂流・漂着ゴミに関する講話、現地での分別、ゴミに関するなんでもQ&A」の講師依頼があり、同行させていただきました。成ヶ島は閉鎖性海域にあり、どうしても漂着ゴミがたまるところ。観光バス内で自作フリップを用いて仕組みを解説、現地でゴミを検証、どんなことでも応答させていただきました。参加者のみなさんと認識が共有でき、これから自分がどうしていくかの気づきになったと思います。
鼻ワイヤー入り布マスク手作り講習会
コロナウィルス対策のひとつ、マスクの入手困難状況と地域の声を受けて、私のオリジナル製図「鼻ワイヤー入りマスク手作り講習会」(キット販売とワンポイントレッスン)をおこないました。感染リスクを軽減するため、衛生環境が整った中、受講生は一堂に会さず、個々対応としました。不安解消と生活環境を守る活動となり、参加者の方々からも感謝の声を
いただいています。
植物標本(ハーバリウム)をつくろう
滋賀県環境事業公社様の依頼で地域の子ども1年生~6年生に環境教育として植物標本(ハーバリウム)を作る講座を企画担当しました。植物をドライフラワーやブリザーブドフラワーに加工したものを使用。男女関係なく自分のセンスで作り上げた作品に満足していました。
「健康な食生活とは?」(SDGs3すべての人に健康と福祉を)
尼崎工業会様から「食と健康」に関する勉強会の依頼があり、企業の役員対象に講師が経営するカフェにて、講師が調理したものを試食・心疾患と動脈硬化の話・ワークの三部構成でセミナーをおこないました。「かるしおレシピ」という国立循環器病センターが考案した減塩メニューが大好評でした。
FMあまがさき取材
FMあまがさき様から「あまがさきの匠(MC:みやけなおこさん)」というコーナーで会社の取材依頼があり受けたのですが、その中で「環境カウンセラーとしての活動」についての質問をいただいたので、一般市民の方々からも日々いただく廃棄物の質問(分別方法、処理困難物、遺品整理等)に答えていることを話し、放送されました。
ミールケア・エコまる賞 受賞クラブ向け環境プログラム
日本環境協会さんの「こどもエコクラブ事業」における「全国エコ活コンクール」で「ミールケア・エコまる賞」を受賞した柱本保育園様の表彰式&環境プログラムにご同行し、環境クイズなどお手伝いをさせていただきました。日頃の生活の中でどんな行動が環境にやさしいのかを問う○×クイズや危険性物カードゲームなど、協会さんがご準備されたプログラムでは子どもたちが生き生きとした表情で参加し、エコ活動をこれからもがんばろうといった気合が見えました。プログラムの作り方など私自身大変勉強になりました。
お騒がせ廃棄物問題~最近のニュースより~
依頼元の神戸シニアライオンズクラブ様の要望で「楽しく学べる講座」として、最近の廃棄物関連のニュースをあげ、講演させていただきました。不適正処理において、廃棄物がどのように流れていくのかといった項目では非常に高い関心を示され、とても勉強になったと充実したコメントをいただきました。廃棄物処理業は本業ですので、一般には知りえない情報を持っているところが私の強みだと思っています。
植物のめぐみ~アロマテラピーのおはなし~
毎年この時期、小学1年生~6年生対象に滋賀県が企画される講座の講師を務めております。植物と人間は共生・共存していることを知ってもらうために、有資格であるアロマテラピーを用いて「自然環境保護への関心」と「医療分野で利用することへの興味を促す」目的で「虫よけスプレー」「バスソルト」「ハンドクリーム」を作ってもらう内容としています
「日本の食事情と食品ごみとの関係」~地域で取り組む減量化~
依頼元の三田市クリーンセンター様では毎年「可燃ごみ質調査分析」をしており、家庭ごみに生ごみや未利用食品が含まれている率を問題視されています。「減量化を推進するための内容で」との依頼でしたので、日本ならではの食事情をとりあげ、「だからロスが出てしまう」ということを生産、流通、消費の角度から講じ、「間違ったもったいないの意識」がおこした食品廃棄物事件の数々、混入物等の食品のリコール状況(最新情報)など紹介、地域コミュニケーションをからめた「気軽にできる楽しい減量化対応策」をご提案しました。
「植物のめぐみ アロマテラピーのおはなし」
小学1~6年生29名を対象に、滋賀県環境事業公社様の「出前講座」として、同講座を実施しました。精油は植物のめぐみであり、古代から薬品として使われ、人間の生活に深くかかわっています。精油の歴史、効能をお話したあと、「虫除けスプレー」、「バスソルト」、「ハンドクリーム」を作ってもらいました。「いろんなことが知れてよかった」「環境の問題に関心を持った」とほぼ全員から好評な感想をいただきました。
お騒がせ!廃棄物問題
大津市様より「ごみ減量と資源再利用推進大会」での廃棄物関連の講演依頼があり、1時間、「廃棄物の定義」「最近の廃棄物関連ニュースを説く」内容で講演を行ってきました。今年、世間を騒がせた「食品横流し問題」や「各地でおこった不法投棄」について、実例をもとに廃掃法の観点を交えながらの話には、聴講者の皆様も笑いながらも真剣に耳を傾けてくださいました。主催者様、聴講者様からは「そんな不法投棄があったとは驚きです!」「業者の手口は巧妙ですね!」「私だったら騙されるかも」など関心の高い感想をいただきました。