登録年度 | 2009年度 |
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氏名 | 中村 早苗 (ナカムラ サナエ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、3R |
主な活動地域 | 石川県金沢市 |
主な経歴 | 金沢市環境基本計画・市民会議委員、金沢市環境教育環境学習推進会議委員、金沢市地球温暖化対策推進協議会委員、金沢市委託事業の役員を務める。平成20年度 経済産業省主催「省エネコンテスト」家庭部門 経済産業大臣賞受賞。IPCCリポートコミュニケーター、KES北陸環境機構主幹審査員、NPOエコラボ理事長 |
特記事項 | 家庭の省エネエキスパート,3R・低炭素社会検定リーダー・ゴールド(3R部門・低炭素部門),環境マネージメントシステム審査員補,IPCCリポートコミュニケーター |
活動の紹介
Refillサミットin北陸 公開セッションに参加

給水スポットとリフィル行動を広げるプラットフォーム、リフィルジャパンは、このたび、全国で活動する地域団体が一同に会する第6回「リフィルサミット」にて公開セッションを開催。
Refillいしかわ・金沢の活動報告と公開セッションに参加しました。
Refillいしかわ・金沢は、金沢駅前に臨時給水ステーションを設置した実証実験などから、地域水道水の価値を述べる一方、市民の命を守る拠点としての公共空間の給水施設設置に、まだ拡大の余地があることを報告しました。(写真 北陸中日新聞)
報恩講料理を味わう 里山のおもてなし

北陸では、晩秋から初冬にかけて報恩講の膳が親しまれてきました。宗教的な行事であるとともに自然の恵みである「食」を分け合い、共にすることで、家族や地域の絆を深める場となってきました。地域色豊かなおもてなし料理の調理実習を行うとともに、自然環境と共生する伝統的なおもてなし料理の魅力について考えました。
・ひろずと伝燈寺芋の炊き合わせ・なます・いとこ汁・むかごご飯・ぜんまいの煮物(金沢)
・人参のくるみ和え(白峰)
・くずまわし(ねんぐわじ)(旧尾口村)
NPOエコラボ主催事業(いしかわ自然学校プログラム)のほか、白山市、地域公民館からの委託事業など、全3回実施しました。
ソーラークッキング

電気もガスも使わないソーラークッキングは発展途上国のエネルギー問題解決、災害時の調理にも活用が期待されています。クッカーを工作し調理を楽しみながら、自然エネルギーに親しみました。SDGs 目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」についても考えました。
①ソーラークッカー「キキョウ」の工作
②ソーラークッキング実習(ピザなど)
③SDGs7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を学ぶ
NPOエコラボが主催のプログラム(いしかわ自然学校;プログラム)1件のほか、公民館のこども学習教室などで5件の外部講座を実施した。
未来につなぐ食を考えよう―いしかわの資源を活かした環境食育― @第 18 回食育推進全国大会 in とやま

食育推進全国大会は、毎年6月の「食育月間」における全国規模の食育推進事業で、平成18年の第1回大会(大阪府)以降、毎年全国各地で開催されている。2023年度は富山県。
所属するNPOエコラボは、農林水産省主催「第6回食育推進活動表彰」にて農林水産大臣賞を受賞。環境と食とを連携させた環境食育の取組をブース展示した。
ソーラークッカー「キキョウ」の工作体験のほか、
じわもん親子塾、ソーラークッキング、伝統食のエコクッキング、スマートコンポストに関する展示とクイズをした。
マイボトル給水ステーション@金沢駅前

いしかわの交流拠点 金沢駅東広場に、全国のゼロウエイストのイベントで実績のある水道直結型マイボトル給水機が2日間限定で登場します。スタイリッシュないでたちでマイボトルに自動給水。霊峰白山を水源とする「いしかわの水」のおいしさを発信。ゼロウエイストと脱炭素のライフスタイル、災害にも強く、誰もが自由に飲料水にアクセスできるまちづくりを提案した。
また、公共空間における給水スポットのニーズ調査を実施した。
「第6回食育活動表彰」農林水産大臣賞受賞報告(NPOエコラボ)

北陸農政局主催「とくだねe~講座」で「地域資源とマネジメント視点を活用した体験型環境食育の推進~食の環境負荷を低減し価値を高める食育~」について講演しました。
地球環境問題を背景に、食の生産から消費までの過程におけるエネルギー削減、適切な資源循環を理解し地域食文化の魅力を再認識する環境食育プログラム
https://www.maff.go.jp/hokuriku/safe/monthly/index.html
農林水産省主催「第6回食育活動表彰」農林水産大臣賞受賞(NPOエコラボ)

「地域資源とマネジメント視点を活用した体験型環境食育の推進
~食の環境負荷を低減し価値を高める食育~」
地球環境問題を背景に、食の生産から消費までの過程におけるエネルギー削減、適切な資源循環を理解し、地域農水産物の活用、地域食文化の魅力を再認識するプログラムを開発、普及しています。
農林水産省HP
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/hyousyo/6th/result.html
https://www.youtube.com/watch?v=tk_ncDHCGDo
マイボトルでGo!、Refillいしかわ・金沢活動紹介
金沢青年会議所7月例会にて、海洋プラスチック問題とESG経営についてのテーマでトークセッションでパネリストとして参加しました。海洋プラスチック問題の現状、解決策のひとつとして、使い捨てプラスチック削減特に、飲料ペットボトルからマイボトル使用を進める「マイボトルでGo!アクション」と地域の給水スポット利用について説明しました。
風呂敷をマイバッグに~金沢発プラスチックフリーでおしゃれなくらし~

風呂敷を活用して環境負荷低減のライフスタイルを提案する活動を実施しました。座学では海洋プラスチック廃棄物の増加傾向、生態系への影響、国際的な対策を資料で説明、風呂敷の歴史をたどり、風呂敷活用によるプラスチック廃棄物削減効果、世界に誇る文化を今に活かしていきましょうとお話しました。
実技では、結び回数が2~3回でできるバッグ4種を結んでみました。また様々な風呂敷包みを展示しました。
冠婚葬祭を大切にし、和装が好まれる土地柄でもあり、多様な年代の方に好評でした。
金沢城ウオーク~水管理から見る~

金沢城のなりたちと発展に水資源がどのように活用されてきたかを探る研修ウオークを企画運営しました。
金沢観光ボランティアガイドのご案内をいただき、藩政時代の古地図をもとに金沢城公園を巡りました。
藩主の飲料水などを汲んでいた井戸や、度重なる落雷や火災から城内が消失した教訓を活かし、辰巳用水を引き込んで城内に堀を整備、災害対策としていたことがわかりました。
金沢城の発展に水が深く関わってきたことが理解できたのと同時に、現代における自然災害への危機管理に通じるものを知りました。
石川のグレタ宣言~温暖化防止にジュニアが決意表明

子どもや若者が地球温暖化防止を決意するイベントが開催されました。昨年度に気候変動の現状と将来予測を講義で説明、その後こどもたちは何ができるかを考え続けました。7月上旬に九州地方で発生した豪雨災害を深刻に受け止め、スエーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリーさんの気候マーチにちなんで「石川のグレタ宣言」を発しました。その後、こどもたちと若者は、段ボールに手作りした看板を手に温暖化防止の決意を表明しました。
実施団体の依頼を受け、講座を担当し地域の方々と共に活動を支援いたしました。
「マイボトルでGo!アクション」給水スポットマップ、リーフレット作製 ~脱プラ&水資源保全~

マイボトル持参で環境負荷低減を提案する活動を42回実施しました。水道水利用による環境負荷低減効果、安全性とコスト、海洋プラスチック汚染予防、給水スポットマップを、パネルやリーフレットで紹介し、マイボトル持参状況、給水スポットを希望する場所をアンケート調査も行いました。
活動はマスコミ報道のほか、石川県地球温暖化防止活動推進センターHPで動画にて紹介されています。https://www.ecopartner.net/information/2021/01/post-2079
ソーラークッキングのプログラム開発と普及啓発事業

ソーラークッキング研修会を9回開催しました。自然エネルギー活用の可能性、災害時の熱源確保、海外の人道支援の可能性を伝えます。大学コンソーシアム石川、地域課題支援事業として石川県立大学と連携し、クッカー開発も行っています。活動はテレビ金沢の特別番組、新聞でも報道され、石川県地球温暖化防止活動推進センターのWebページで動画で紹介されています。
https://www.eco-partner.net/information/2021/01/post-2079