登録年度 | 2010年度 |
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氏名 | 近藤 幹夫 (コンドウ ミキオ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 栃木県足利市 |
主な経歴 | 昭和アルミニウム(株)小山製造所環境部門の環境保全担当。研究・技術部門では低環境負荷の代替表面処理法開発。表面処理・水処理施設の設計、部門環境推進者としてISO14001取得に貢献、同工場EMS内部監査委員。2012年(株)エコツー技術研究所設立,エネルギー、3R事業に従事。 |
特記事項 | 公害防止管理者(水質第2種)、特別管理産業廃棄物管理責任者、産業廃棄物収集運搬処理課程、危険物取扱主任者(乙種4類、6類)ボイラー技師(2級)、陽極酸化処理技能士(2級)、有機溶剤作業主任者。 |
活動の紹介
排水処理のスラッジ処理について
塗装工場の環境責任者より排水処理プラントのスラッジ保管について見解を求められた。
指摘内容はスラッジ保管場所から通路・雨水排水系の方にスラッジの水が流れてしまう。対策として流出方向に水中ポンプ付きピットを囲うように設置する事や雨水侵入対策として保管場所をテントカーテンで塞ぎ雨水の侵入を防ぐ等の対策案を教示した。
経済産業省への省エネの取り組み報告支援
企業の環境責任者様より、2024年3月~2025年1月までの約1年間省エネ活動に取り組まれた結果、経済産業局より評価されカーボンニュートラルセミナーの講演を企業様が行うになり資料作成他支援を要請され行いました。
塗装工場の省エネについて
塗装工場で使用する塗装乾燥炉の省エネ対策について指導を求められ現地確認と助言を行った。
乾燥炉は設置後30年以上経過しており老朽化が見られた
炉壁の保温見直しや炉内の給気・排気量バランス調整・被塗装物の実態温度測定など行ってはどうか助言した。
工場内圧縮エアリーク対策について
地元企業より工場内のエアリーク対策につて相談があった。エアリークを目視で検知できる測定器を使い各職場の
エアリーク測定を行い、測定結果からリークエア量を
算出、電気代(co2)に換算する等の教育指導を行いました。
漏れ箇所:203ヶ所 漏れ量:1181L/min
損失金額:約80万円/年
工場建設予定地における地下水の水質調査について
新たに工場敷地を購入された地元企業経営者より地下水の水質測定に関する問い合わせがあり、測定プロセス等について助言した。経営者は県や市に問い合わせたが、タイムリーに来て頂けないとのことで、相談があり現地に赴き
状況を確認、測定方法等について助言した。
汚泥の保管方法について相談に対して助言・指導
塗装工場環境責任者より排水処理工程で発生する汚泥の保管方法について相談があり、助言・指導を行う。
天板(アスベスト入り)の廃棄処分について指導・助言
事業所環境責任者より古くなった工場の天井に使用している天板(アスベスト入り)の廃棄処分について指導・助言を行いました。
ビオトープ関連の質問に対し実施に向けた提案・助言
大手会社より地域に貢献するビオトープ関連の質問があり実施に向けた提案・助言を行いました。
工場排水についての相談に対し指導助言
事業所環境責任者より工場排水について相談があり現状把握を行いました。油水分離槽の構造を含め具体的な指導・助言を行い理解が深まった。
EMA取得に向けたアドバイスを求められ助言
廃棄物収集運搬業者よりEMA取得に向けたアドバイスを求められ助言を行う。その後EA21取得。経営者は環境活動を通して地域貢献を行いたい考えがあり、引き続き意見交換を行っている。
エコアクション21取得に向けた事業者支援
エコアクション21の年内取得に向けたコンサル実施
地球温暖化てなーに
茨城県の田中学園にて地球温暖化の現状と未来についてzoomでの
リモート講演を行う。
金属加工事業者の騒音対策支援
県内にある金属加工業者の夜間騒音対策について具体的な対策方法について意見を求められたので、法規制を交えた助言と対策シュミレーションなど約1か月間実施した。