登録年度 | 2011年度 |
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氏名 | 岩澤 進 (イワサワ ススム) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、大気、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 東京都北区 |
主な経歴 | これまで、計量証明事業登録業者から補償コンサルタント会社を経て、現在建設コンサルタント会社に勤務し、それぞれの所属先では一貫して環境関連の部署に所属した。環境保全活動は、所属先の業務が主であり、大気質や騒音といった公害関係から、オオタカの生息といった自然環境まで参画している。 |
特記事項 | 自然観察のリーダーとして、自然観察指導員を取得している。また、騒音振動関係の環境計量士を取得、濃度関係は試験に合格しており実務経験を経て取得可能である。 |
活動の紹介
人工衛星画像を活用した地形地質解析
斜面崩落の危険が高い急傾斜地に対する予測監視を目的とした監視活動において、従来の地上観測やドローンの活用に代わり、比較的安定監視に優れた人工衛星画像の活用について、その方法、費用、課題等の提案を行った。なお、人工衛星画像の活用は、現時点で規格化されていないことから、衛星打ち上げの企画を含めた提案を行った。
土地区画整理事業における環境影響評価
環境影響評価の手続きが必要となる公共事業(土地区画整理事業)における、計画、調査、予測、環境保全措置の検討及び評価を行い、図書の作成を行った。
河川水質汚濁対策に向けた下水処理施設の効果
既存下水処理施設に対する評価を行い、現施設による河川水質への影響の程度について説明、今後の施設の在り方について提案した。
既設太陽光発電施設(太陽電池発電所)への補償
太陽光発電施設は、住宅地やビルの屋上等、周囲に多くの建物等が存在する狭域地に設置されるケースがある。この様な立地の施設では、主に南側の建物等工作物による日陰により、発電に影響が生じる。南側工作物の新設にあたって影響の検証を行うとともに、補償等の対応に対する支援を行った。
環境アセスメントにおけるSDGsの活用
環境アセスメント(環境影響評価)制度は、SDGs(持続可能な開発目標)と密接な関係にあることから、環境アセスメントのより一層の普及を図る目的で、SDGsを活用した方法を検討し提案した。
太陽光発電施設(太陽電池)に起因する騒音公害
再生可能エネルギーの主軸として風力とともに導入の促進が図られている太陽光発電であるが、モジュール(太陽光パネル)とともに施設の主要部品であるパワーコンデショナ―(インバータ)及びトランス(変電器)より純音成分の騒音が発生する。その影響について検討した。
道路事業に対する環境影響評価手続きのカウンセリング
新規に計画されている国道の着工に向けた手続きとして、都市計画決定と同時に行われる環境影響評価手続きについて、都市計画決定権者に対して環境影響評価手続き及び環境影響評価で作成する図書に関するカウンセリングを行った、
振動被害
地震が起きている訳ではないのに、自宅が揺れていることに対する、原因の究明、対策案の検討を行った。
トンネル工事影響に対するカウンセリング
新設される道路トンネル周辺において、住民が所有し使用中の既設井戸に対するトンネル影響について、工事主体である自治体、工事業者、住民間の合意形成により、円滑な事業による早期完成及び生活環境の確保の両立を図るべく、第3者的立場から各者の間に立って活動した。この活動により、対立する各者の希望に基づく合意形成を図った。