登録年度 | 2012年度 |
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氏名 | 鈴木 泰代 (スズキ ヤスヨ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 女 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、3R、廃棄物、リサイクル |
主な活動地域 | 茨城県守谷市 |
主な経歴 | 廃プラスチックリサイクル企業で責任者として25年運営し、「不要物を回収し、排出先に再生商品として戻す資源の国内循環システム」を各企業と共同で構築する。「循環の環」普及の為、分別方法の指導や再生商品の企画提案、カーボンオフセットの植樹を実施。また事業者や学生などを対象に講演を行う。NPO法人環境カウンセラー全国連合会(ECU)理事 |
特記事項 | 茨城県地球温暖化防止活動推進員や破砕リサイクル施設技術管理士、衛生管理士の資格を有し、事業の実施内容、方法、対象等について検討し、今後取り組むべき事業などを提案している。 |
活動の紹介
環境カウンセラーの活動や知名度向上の啓発
環境カウンセラー全国連合会の理事として、環境カウンセラーを目指す方に、カウンセラーの活動の状況や、「環境カウンセラー登録支援」の説明会で、助言等を行った。
使用済みポリフィルムの再商品化について
企業より排出される使用済みフィルムのリサイクルとその再商品化の企画のサポート。再生材料をより多く使用した
商品化を目指す。
SDGs項目14海の豊かさを守ろう
Ms・Noblesse Japan2021 の審査人及びSDGsの海の豊かさを守ろう マイクロプラスチック海洋汚染の現状と課題について講演
日本における廃棄プラスチック資源循環の課題について
廃棄プラスチックのリサイクル材を活用することで日本国内の廃プラ循環が見えることにより、消費者にプラスチック資源消費の抑制につながる。
また、市場に排出されるプラスチック商品もリサイクルしやすい「ものづくりの開発」が必要になる。
プラスチックの資源循環で大切なことは、廃プラスチックの入り口と再生利用商品の出口とのバランスにある。資源を循環させる経済「サーキュラー・エコノミー」の構築が急がれる。
マイクロプラスチックによる海洋汚染を伝える教材作り
環境カウンセラーESD学会にて、マイクロプラスチックの海洋汚染の現状を報告した。2016年のダボス会議の内容は海中のプラスチック量が2050年までに魚の量を上回るとの予測が発表された。海洋国日本を守るためにも、この問題を持続可能な社会形成の重要テーマとして幼児教育から幅広く伝えていく必要があり、その教材づくりを発表した。
廃棄プラスチックの国内循環型リサイクルの促進について
市民団体や取引先である廃棄プラスチックの排出企業の社員を対象に、環境教育の一環として、廃棄プラスチックを分別し資源回収をする方法や、マテリアルリサイクル工程の説明、及び再商品化の取組などを紹介し、LCAから環境負荷低減の説明を行い、年間30組以上の見学者に国内循環型のリサイクルを広める活動を行った。