登録年度 | 2012年度 |
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氏名 | 高橋 進 (タカハシ ススム) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 環境教育、自然観察(植物、鳥、水生生物、昆虫、星空等)、町づくり、地球環境問題 |
主な活動地域 | 滋賀県犬上郡多賀町 |
主な経歴 | 公開天文台のダイニックアストロパーク天究館で天体観察等の環境教育を行い、エコクラブの運営や、星空観察会の実施、県内の科学系博物館の取りまとめを行なっています。また多賀町環境基本条例策定委員長や多賀町環境審議会委員などにも就いています。 |
特記事項 | 多賀町環境基本条例策定委員長(2008年10月から2010年10月)、多賀町環境審議会委員(2012年3月から現在至る)、第22回「星空の街・あおぞらの街」全国大会、環境大臣賞(2010年10月) |
活動の紹介
多賀町ネイチャークラブの運営
多賀町教育委員会主催の多賀町ネイチャークラブの運営を行った。活動は年間10回でクラブ員は町内の小中学生15名、活動内容は、化石発掘・9km徒歩踏破・高山植物観察・星空観察・ごぼう堀り・東日本大震災被災地との交流活動・水鳥観察などをおこなった。活動場所は多賀町中央公民館を主会場としつつ必要に応じて各地でおこなった。講師は高橋の他に多賀町立博物館学芸員や地域の植物観察の会等と連携しながら進めていった。
ビバシティ彦根で月と星を見る会
彦根市にある複合商業施設(ショッピングセンター)であるビバシティ彦根の屋上駐車場を使用して天体観望会を毎月1回開催している。ビバシティ彦根からは会場を無料使用させてもらっており、参加料も無料で開催している。最初に1階のフリースペースで星空解説を行い、その後に屋上駐車場に移動して星空の観望を行っている。観望には滋賀県内の天文愛好家が毎回5~6台の望遠鏡を設置してくれて開催している。予約なしの自由参加のため天候により参加者は毎回変わるが、天気の良い時には100人ほどの参加の時もある。
多賀町大人のための天文講座の運営
大人を対象として毎月1回の天文の講座を運営している。内容は、その月の星空解説・望遠鏡で星空観望・天文学に関わる講義で進めている。運営および講師は高橋が務めている。毎回の講座には10人前後の受講生が参加しており、多賀町外からの受講生も増えている。
滋賀県環境審議会委員
滋賀県環境審議会の委員として会議に出席し助言等を行った。
2022年の会議は3回だった。
天体観望会の実施および補助
滋賀県多賀町および彦根市で天体観望会を13回主催、また天体観望会へのボランティア参加を37回行った。
天体観望会の実施
2019年の一年間で合計63回の天体観望会を行いました。
望遠鏡で月、惑星、恒星などを見ていただきました。
多賀町ネイチャークラブの企画・運営
多賀町内の小中学生11名をクラブ員として、5月はボート体験、6月は星空体験、7月は生物観察、8月は天体観測、9月は化石採取、10月は鍾乳洞体験、11月はゴボウ掘り、12月宇宙学習、1月水鳥観察、2月年間活動のまとめ、を行った。
多賀町アストロクラブでの地球環境保全啓蒙活動
多賀町内の小中学生を対象とした多賀町アストロクラブについて多賀町教育委員会より委託を受けて企画・運営を行なった。2017年度は小学生13名の参加で、天体観察を中心に毎月1回集まって活動を行なった。また8月と11月の合宿では道路清掃活動や琵琶湖博物館でのプランクトンの観察なども行なった。また1月の冬の遠足では、水鳥観察・昔の生活体験・ビオトープでの水中生物の観察なども行なった。
天文を通じての環境保全啓発および行政への提言等の活動
公開天文台であるダイニックアストロパーク天究館の館長として天体観望会を112回・講演会を4回、多賀町内の小中学生432人による星空調査の実施、多賀町教育委員会からの委託を受けて多賀町アストロクラブ・大人のための天文講座の運営を行った。また多賀町環境審議会委員として行政への提言や、多賀町有線放送で「自然いっぱい多賀のまち」のパーソナリティをおこなうなど環境保全啓発活動を進めた。
多賀町アストロクラブ
多賀町教育委員会より委託を受け、多賀町内の小中学生15名による多賀町アストロクラブを運営した。活動は毎月1回の例会を中心として、星空観察、自然観察(野鳥観察)、道路清掃、東日本大震災復興支援の壁新聞作り等を行った。
多賀町環境審議会委員
多賀町環境審議会の委員としておよそ3カ月に一度の審議会に出席して意見を述べた。
天究館天体観望会
ダイニックアストロパーク天究館で毎十土曜日の夜に天体観望会を行った。60cm反射望遠鏡をはじめとして各種の望遠鏡を使い年間でおよそ2000人の人に望遠鏡で星空を楽しんでもらえた。