登録年度 2014年度
氏名 中西 一成
(ナカニシ カズナリ)
部門 市民
性別
年代 60代
専門分野 生命、自然への愛着、生態系・生物多様性
主な活動地域 兵庫県川西市
主な経歴 ・NPO法人野生生物を調査研究する会に所属し、自然観察会やセミナーの講師を務める。・川西市高齢者大学の講師を務める。・猪名川町小学校理科部会会長として教職員研修を推進する。・猪名川町環境教育研究会会長として自然調査保全活動を進める。・大阪府水生生物センターサポートスタッフとして活動する。
特記事項 ・「生きている由良川」「生きている淀川」の発行共同著者・兵庫県小学校教育研究会理科部会理事・猪名川町環境教育研究会会長・日本魚類学会会員、日本陸水学会会員

活動の紹介

「魚類進化のはてな?」

活動日 2020年8月16日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
人間のご先祖様は、硬骨魚類です!約6億年の歴史を早回わしでお話ししました。いわしと鯛とウナギではどちらが新しいタイプの魚でしょうか?これからは、煮魚や焼き魚を食べるときには、じっくり骨格を身ながら食べるようになることでしょう。

「せみのはてな?」

活動日 2020年7月18日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
セミは昆虫の中でも一番大きな鳴き声です。フランスの昆虫学者ファーブルが観察した時、とても驚いたお話を紹介したり、土の中での暮らしぶりについてみんなで考えてみました。また、からだのつくりからカメムシの仲間であることが理解させた。日々の観察の方法をいくつか提案した。

「へちまのはてな?」

活動日 2020年7月11日
分野 地球温暖化
対象 子ども
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
「へちまのはてな?」(7/11)、「へちまを食べよう」(8/7)、「へちまたわしをつくろう」(9/5)、「へちま水を取ろう」(10/11)の4回シリーズで、地球の環境にやさしい“へちま”の栽培とその活用について講座を展開しました。参加者は実際にへちまの実を体験し、ウリ科植物の不思議な性質を体験して感動していました。

メダカのはてな?

活動日 2020年6月28日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
京都市伏見区南部はかつての巨椋池や横大路沼の干拓地である。都会化が進むこの地域の水路を調査した結果、在来種のミナミメダカやモツゴ等と、外来魚のカダヤシ、タイリクバラタナゴなどを採集した。水槽観察して解説を加えた。参加者は、日本の生態系はかなり外来種の侵出が進んでいることを理解し、自然の課題を学ぶことができた。

猪名川の水環境と生き物

活動日 2020年3月9日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 環境マネジメント
猪名川の河川環境を主に、①水質、②縦断連続性(水陸移行帯、河原、湿地の減少)、③縦断連続性(流量の減少、瀬切れ、地下流、井堰、ダム、魚道の未整備)④外来生物の侵入(オオクチバス、ブルーギル、ウシガエル等)の視点で分析するとともに、森里川海のつながりを様々な生き物の立場から解説した。

さすてないきもの探偵団

活動日 2020年2月9日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 企業・団体
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
京都市南部クリーンセンター環境学習施設「さすてな京都」のこども学習プログラムにおいて、地域の伝統、歴史文化、地域の生物多様性を土台にした環境学習プログラムを実施している。地域の水辺の生き物、地域の野鳥や渡り鳥、土の中の生き物などを題材に講座を実施した。

川西市高齢者大学「猪名川の水環境と生き物」

活動日 2020年1月9日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
かつては水質で全国ワースト1であった神崎川(猪名川の下流)の水質も改善されCODもかなり改善された。しかしながら、かつての豊かな循環が復元されたわけではない。どこに課題があるのかを探った。

川西明峰高等学校「明峰の学び」森川里海連環学

活動日 2019年11月29日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 高校以上
依頼元 高校以上
活動区分 講演・講師
森川里海のつながりを基軸に循環型社会をローカルからグローバルに考える環境学習を4回シリーズで展開した。1~3回目までは河川回遊魚を指標にした河川の水環境を中心に授業を進め、4回目は高月紘先生の環境マンガをつかって環境道徳授業を展開した。

河川の生き物

活動日 2019年10月23日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
三田市高齢者大学講座を担当し、「河川の生き物」というお題をいただき、 身近な淡水魚を中心に生態系全体の理解が深まる生き物のつながりについて 楽しいお話しを展開した。

兵庫の河川の魚講座

活動日 2019年8月17日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 企業・団体
依頼元 企業・団体
活動区分 講演・講師
兵庫県内水面漁業組合連合会のイベントにおいて、参加した親子を対象に、兵庫県の川で採集した魚の水槽展示を活用して、淡水魚の進化にふれながら、生物多様性の大切さについてお話しをしました。

川西明峰高校「明峰の学び」講座「森里川海の連環学入門」

活動日 2018年11月16日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 高校以上
依頼元 高校以上
活動区分 企画・活動
「明峰の学び」講座にて、「森里川海の連環学入門」を行った。(計4回) 今日の環境問題は、森、川、海のつながりを考えた環境概念の重要性が指摘され、相互につながり循環しているシステム思考が求められている。

加古川上流の東条湖のアユ(ダム湖産アユ)について

活動日 2018年10月13日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
加東市ノーベル大賞(夏休み自由研究)の受賞発表会にて、記念講演を行った。加古川上流の東条川の支流鴨川ダムに再生しているアユについて、その実態について講演した。西日本の温かいダム湖で起こっている陸封アユが生まれている現象についてお話をして、今後の地域の宝物にしてほしいと締めくくった。

一庫ダム湖産アユの産卵場づくり

活動日 2018年10月5日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
一庫ダムに再生している陸封されたアユの育成のため、田尻川、一庫大路次川の両河川の産卵場を造成した。参加者は、水資源公団職員、川西市職員、NPOなど、地域を支える関係者を対象に講習と実践活動を行った。

大阪湾に棲む稚アユを調べる

活動日 2018年3月11日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 中学校
依頼元 中学校
活動区分 ファシリテート・コーディネート
猪名川、武庫川で産卵孵化した仔魚は、大阪湾に下り翌春、川を遡上するはずである。現在は放流アユによる河川管理が行われているが、天然遡上のアユの実態をつかむために、猪名川町の六瀬中学校ふるさとクラブが冬の甲子園浜で稚アユの採取に臨んだ。

猪名川の魚類調査(夏休み子ども教室・国交省猪名川河川事務所主催)

活動日 2018年8月7日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
国交省猪名川河川事務所主催の夏休み子ども教室を猪名川の魚をテーマに計5日行いました。中流域の淵、瀬などの川の地形に棲む魚の姿を観察しました。何を食べるのかで棲んでいる場所が違うことを学びました。

川西市高齢者大学講座「猪名川の漁業 SATOUMIとともに」

活動日 2017年9月28日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 その他
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
毎年講演している川西市高齢者大学講座で今年は、海と川のつながりを中心に講演した。下流で産卵したアユは一生を終え、孵化した仔魚に命をつなぎます。4日以内に海に下り4ヶ月間海水で過ごした稚アユは川の水温が上がるのを機に遡上を開始します。海でいかに育っているかを皆さんと一緒に考えました。答えは尼崎の海の調査、そして甲子園濱へ。

猪名川下流藻川でのアユの産卵床づくり

活動日 2017年10月15日
分野 自然への愛着
対象 大人
属性 自治体
依頼元 企業・団体
活動区分 普及啓発
国土交通省猪名川河川事務所からの依頼を受けて、尼崎市中園橋上流にてアユの産卵を助ける河原の造成を地域の住民と共に行った。集まった多くの小中学生や自治会の皆さんに、アユの生活史と産卵床の作り方について講習した。

兵庫県内水面漁業の今後の展望 アユの未来

活動日 2017年8月20日
分野 資源・エネルギー
対象 大人
属性 企業・団体
依頼元 企業・団体
活動区分 環境マネジメント
兵庫県内水面漁業連合会のシンポジウムにパネラーとして参加し、多面的事業について討論した。市民とのふれあいができる川のあり方を探った。市民とのふれあいを今後様々な形で行って、地域に愛される川づくりについて、活発な討論会になった。アユの基本遡上量を増やす取組についても意見交流した。

猪名川一庫ダム湖産アユの遡上観察会

活動日 2017年5月20日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 中学校
依頼元 企業・団体
活動区分 環境アセスメント
一庫ダムで自然再生しているアユが年々増えている。かつてはダム建設による自然再生調査の一貫でダムの上下で試験放流していたものが、上流にて定着したと考えられる。森下郁子先生(大阪産業大学名誉教授)によれば、水温が4℃を下回らなければ可能と判断されている。ダム湖での生態について六瀬中学校ふるさとクラブを率いて調査している。

大阪湾サーフゾーン生き物調査

活動日 2017年5月5日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 中学校
依頼元 中学校
活動区分 企画・活動
大阪湾の砂浜を調査し、その生物多様性についての研究活動を中学生と共に行っている。埋め立てにより、自然海浜の割合は4%まで減少し、わずかに残っている甲子園浜などで生き物調査を行っている。海の魚の仔稚魚だけではなく、アユの仔稚魚も観察している。

川西市高齢者大学講座「猪名川の回遊魚」

活動日 2016年10月27日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
大阪湾に注ぐ淀川水系の一級河川「猪名川」を上り下りするアユ、ウナギ、モクズガニなどについて、紹介した。流域の自然、水質の変化や堰などの構造物と遡上の関係について触れた。

兵庫県内水面漁協総会「水辺の生き物観察会」

活動日 2016年8月20日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 企業・団体
依頼元 企業・団体
活動区分 講演・講師
兵庫県の漁業協同組合の総会および研究大会に先立ち、会場(市川支流)に於いて水生昆虫を中心にした水辺の生き物観察会を行った。親子連れの参加者に、川の生態系について学習会を行った。

猪名川の生き物再発見(猪名川町自然講座)

活動日 2016年8月17日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
猪名川に生息する魚類を中心に生息状況を解説した。魚類の進化の歴史やそれを元にした生物多様性について紹介した。また、魚類の解剖を行い、人間の進化上の祖先である魚類の体の構造について解説した。

猪名川下流域の中学校とのアユの合同観察会

活動日 2016年8月11日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 中学校
依頼元 中学校
活動区分 研究・発表・執筆
猪名川の下流域の尼崎市立成良中学校ネイチャークラブはじめ3中学校の生徒を招待し、六瀬中学校ふるさとクラブと合同観察会を行った。主に、放流アユの捕獲と解剖、消化器官の内容物を顕微鏡で観察し、食性を分析した。

猪名川におけるアユの放流観察

活動日 2016年6月4日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 中学校
依頼元 中学校
活動区分 普及啓発
六瀬中学校ふるさとクラブを指導して、アユを放流し生育状態を観察している。藻類調査、水生昆虫調査、魚類調査、植物調査を定期的に調査し、アユが住む環境として多面的に考察した結果を地域に発信している。

「淀川の魚」水槽展示会

活動日 2015年11月2日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 その他
依頼元 自治体
活動区分 普及啓発
大阪広域水道企業団主催「来て見て体験in村野浄水場」のブースとして、大阪府水生生物センターサポートスタッフとして解説員を務めた。淀川は日本でも有数の魚種の多い川で、城北ワンドや庭窪ワンドなどに住む魚種を中心に解説しました。 (水槽の数が少なかったのが残念でした。)

「猪名川水系の魚」展示学習会

活動日 2015年11月1日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 その他
依頼元 自治体
活動区分 普及啓発
川西市主催の黒川水辺まつりのブース(川西市立黒川公民館)にて10:00~14:00、上流、中流、下流に大別した水槽に、流域の魚を展示し、来場した子どもたち、親子連れから質問に答えながら、水系の淡水魚を解説しました。特に、モクズガニやウナギ、オラニラミなどが人気でした。

「アユの産卵床づくり」

活動日 2015年10月18日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 中学校
依頼元 企業・団体
活動区分 講演・講師
阪神北県民局主催、武庫川漁業協同組合共催の行事に、六瀬中学校ふるさとクラブを参加させて、アユの生活史について理解を深め、猪名川での実践にいかせるよう、指導しました。武庫川の場合、河口付近まで清流が続き、産卵に適した環境があります。

「魚類標本の作り方」

活動日 2015年9月24日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
川西市高齢者大学自然コースの講座(於:川西市文化会館、受講者38名)で、液浸標本の作り方を講義しました。猪名川に住む淡水魚を使って実際に参加者一人一人が標本を作製しました。標本の持つ意味や見方などを補足し、猪名川水系の魚類の実態について説明しました。

アユの放流実験

活動日 2015年6月6日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 中学校
依頼元 中学校
活動区分 企画・活動
六瀬中学校ふるさとクラブを指導して、猪名川上流漁業協同組合、揖保川漁業協同組会の協力のもと、猪名川万善佐保姫公園下にてアユ10kgを放流しました。約三ヶ月半、その生育調査を行い、アユの遡上について考える小中学生を指導しました。