登録年度 | 2016年度 |
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氏名 | 齊藤 好広 (サイトウ ヨシヒロ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、産業 |
主な活動地域 | 栃木県宇都宮市 |
主な経歴 | CO2削減対策の骨子となった京都議定書、東京都排出量削減計画等のスキーム構築に参加し「CO2見える化導入」「環境省カーボンニュートラル認証試行事業」登録実践、J-VERカーボンオフセット化と購入先の森林保全活動支援等に着手しH26個人.H29団体で地球温暖化防止環境大臣賞受賞。 |
特記事項 | 環境経営士として、地域循環共生圏×SDGsの目指す社会のために、(1)地域特性の資源を活かし自立・分散型の社会を支援します。(2)企業のサプライチェーンにおけるCO2排出量を算定し、排出量取引を支援します。(3)潜在的活動からSDGsポテンシャル診断を支援します。 |
活動の紹介
Scope3と中小企業版SBT認定の加速化
一般社団法人から、特に中小企業事業者の取組み課題と動向についてセミナーを行った。今回は温暖化ガス排出量の定量的な把握、特にSCOPE3についての具体的な数量算出問われるようになり、どのように実施したら良いのか、加えてカーボンニュートラルが強く求められる中で、温室効果ガス排出数量の公表や削減努力の手立てについて、幅広い見地から脱炭素アドバイザーとして企業の指導・啓発に取り組んでいる。
森林認証の「J-クレジット」活用の促進
栃木県地球温暖化対策地域協議会「とちの環県民会議」で、森林経営の一環として県内でJ-クレジットを創出発行した㈱栃毛木材工業の現地見学会が開催され16名が参加した。自身が実践した企業のカーボンニュートラル認証試行事業でJ-クレジットを取入れた認証までのスキーム事例について時間内で解説した。
今日、企業は自社に関わるサプライチェーンの排出量を算定しニュートラル化が求められています。省エネ再エネで削減しきれない排出量を最終的にクレジットという環境価値証書を市場から購入して無効化するスキーム手法を説明した。
栃木県との共同「脱炭素推進セミナー」開催の企画
栃木県地球温暖化防止活動推進センターを事務局として、栃木県気候変動対策課と栃木県環境カウンセラー協会との共同企画による「脱炭素推進セミナー」を11月28日に開催した。脱炭素経営に資する情報提供の機会を作り、脱炭素に取り組む機運の醸成を図ることで、県内の中小事業者の後押しを目的として、実際の脱炭素の取組事例等を通して、自社でもやってみようと前向きに検討できるような企画内容で調整を図った。
離島における再生可能エネルギーの動向調査
宮古島市はいつまでも住み続けられる豊かな島を目指し、「エコアイランド宮古島」を宣言しています。その取組の一つ「環境モデル都市」行動計画を実践しています。島ならではの社会システムづくりについて、現在のサトウキビや地下水ダム等の地域資源を活用した島嶼型低炭素社会システムの構築の取組みが進められている中の現状と課題について、環境カウンセラーの立場で加盟している団体と調査を実施している。
ゼロカーボンシティを地域の稼ぎと地域発展につなげるために
新潟県十日町市民環境会議主催交流セミナーを十日町情報館にて開催。
地域資源を活用した環境にやさしく災害に強いまちづくりを目指して、バイオマス産業都市認定として遊休地・跡地を活用した再エネ事業の在り方について、事例を交えて紹介をした。豊富なバイオマス地域資源と遊休地を活用した地産地消につながる新たなエネルギーを創り出すことの重要性をテーマに90分講演をした。参加者は市民団体、市の職員、市会議員の総勢30名。
人生100年 壬生で学び生きるためにSDGsを学ぶ
私たちの暮らしは、今日まで自然から得られる資源とエネルギーによって地域の衣・食・住が支えられ、伝統工芸や食文化といった個性豊かな「風土」が受け継がれてきました。社会と経済の変化は、開発が進むと共に少子高齢化と相まって、その姿を変えて自然の恵みが損なわれ始めました。日本は時代の大きな転換点として持続可能な社会に向けた有るべき姿が求められていることについて事例を交え講演・意見交換会をした。
栃木県壬生町役場
参加者:地域事業者と市民
聴講者数: 48名 時間:13:30~15:30
③ 宇都宮市コミュニティーFM「ミヤラジ」環境トーク番組「エコみや」生放送出演
宇都宮市環境政策課が提供する環境トーク番組の依頼を受け、事業者が取り組む環境とSDGsとの関わりについて、パーソナリティの進行の基に実践可能な事例を紹介。
商工会議所講演「脱炭素社会に向けた潮流を読み解く」
脱炭素社会を向かえ、中小企業の製造業が考えなければならない環境経営について講演依頼があり、16社各1名の参加と商工会議所理事を含め21名の参加。国内外の動向と産業界特に中小の製造業における「つくる責任つかう責任」、「持続可能な経営」の変革が問われている事例を交え70分の講義となった。
シルバー大学校講師「SDGsに視る気候変動と健康福祉社会」
気候変動が衣食住にどのような関わりがあり、SDGsの視点から理解をしていたたく。温暖化がもたらす健康(疾患・感染症)事例を取り入れ、ライフワーク並びに社会に対しての影響とその緩和策を説明。参加者を25名程度に分散して継続実施中。
宇都宮市SDGs人づくり地域プラットフォーム賛同の支援
栃木県環境カウンセラー協会を「宇都宮市SDGs人づくり地域プラッフォーム」の賛同を図り、SDGsの環境分野に紐づく環境教育を企業と一般のパートナーシップの役割を果たすべく助言に努め、趣旨に伴う活動をサポートしている。
市の環境基本計画改定案審議の検証と提言
市民代表の環境カウンセラーの肩書の立場で、宇都宮市環境審議会委員として、宇都宮市環境基本計画改定案の審議に携わり、検証に伴う意見及び提言に努めている。
看護学校カリキュラムの環境概論の講義
看護学校学生に「大気と気象」「地球温暖化」「エネルギー」について事例を交え講義をおこなってる。特にコロナ禍での温暖化の影響と感染症(健康)の関わりについては参考になる内容で。受講者49名
会報誌TECAニュースの随筆
栃木県環境カウンセラー協会(TECA NEWS)会報に環境経営情報を継続して投稿している。会員および県内の産官学民に配布とHPにて掲載。未利用熱エネルギーの展望63号、カーボンリサイクルでCO2を資源に64号、コロナ対策とSDGsの連携65号 発行部数各200部
地域循環社会形成に向けた「SDGsに視る自立社会」と題して講演
県民による地球温暖化対策や循環型社会の形成を推進する組織団体「とちの環県民会議」の会員勉強会で「SDGsに視る自立社会」と題して地域循環共生圏の動向についてセミナーを実施しました。(2019.9.1)
自然観察会と生態系の調査の活動
生物多様性の自然の恵みを企業や自治体活動を通じ体験する場とビオトープ、グリーンベルトの普及を企業に拡大して行く支援活動をしています。県内大手企業の敷地内で毎年開いている「生き物観察会」で、生態系調査に地域親子80名と共に参加活動しています。(2019.6.1)。那須烏山市でゲンジボタルの観察会と水生動物の生態調査に県内から50名の参加者と共に支援しています。(2019.6.8)。
温暖化の影響を身近に「感染症と疾患」と題して講演で紹介
温暖化は身近な問題として健康にまで影響を及ぼすことを「感染症と疾患」を題材に講和を通じ、深刻に捉えるべきことを活動しています。中央区環境情報センター主催のECOワークで発表。区職員や地域からの参加者15名。また環境カウンセラー協会依頼にて宇都宮で講演。参加招待者35名(2019.5.19)
「SDGsから読み解く未来に向けた社会づくり」講演会の企画
栃木県環境カウンセラー協会の主催で県内初のテーマ「SDGsから読み解く未来に向けた社会づくり」と題して、県内事例事業者、有識者による講演会開催の企画立案をしました。地元メディアからの報道で県内産官学民から150名参加がありました。企業経営との結びつきについて活発な議論が得られ、事例報告は大きな成果でした。
NPO栃木県環境カウンセラー協会 会報誌TECAニュースの随筆
加入団体の栃木県環境カウンセラー協会の(TECA NEWS)会報に定期的に環境経営に関する教育情報の投稿を続けています。会員および県内の産官学民へ500部配布とHPに掲載しています。(輸出資源ごみ行き場60号)(温暖化対策はSDGsとの相乗効果61号)(バイオプラスチックの展望62号)