登録年度 | 2017年度 |
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氏名 | 室井 泰子 (ムロイ ヤスコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 地球温暖化、消費生活・衣食住、3R |
主な活動地域 | 東京都世田谷区 |
主な経歴 | 温暖化やヒートアイランド対策に有効な具体的な取組として、美しく、楽しいうえに、省エネにもつながるお得な緑のカーテン作りや土づくりの講座を開催してきた。また、年に数回開催していr環境配慮型のクッキング教室では、台所発の環境保全行動が自然と身につくように工夫した。 |
特記事項 | 2000年10月~2003年5月 目黒区廃棄物減量等推進審議会 委員、2008年度 目黒区エコチャレンジ顕彰 個人の部、2009年2月 目黒区環境推進員、2010年3月 公益財団法人東京都公園協会 まちなか緑化インストラクター、2011年度 目黒区エコチャレンジ顕彰 団体の部(めぐろECOJOY倶楽部) |
活動の紹介
エコまつり2023での啓発活動
「ヒートアイランドを軽減するうえで、都心部における農地の貢献度と生物多様性への貢献度についてを来場者へ説明」
目黒区は2025年までに緑被率を20%にすることを目指し、区民一人当たりの公園面積を2㎡、長期的には5㎡を目指す目標を掲げています。公園や民間の緑地に目を向けるだけでなく、区内にある既存の農地がヒートアイランド対策に貢献していることを収穫した野菜や花の苗などの販売を通じてアピールしました。区民に都市農業の大切さを理解してもらう良い機会になりました。
目黒区内のぶどう園のイベント手伝い
毎年行われている「ぶどう狩り」企画の手伝いとぶどう園の作業手伝いを行っているなかで区内の農業の実態や困っていることを把握しています。
ぶどう狩りには200組を超える区民や隣接する区の住民が訪れるので、農地がとても大切だということを伝える啓発活動の良い機会になっています。
都心の貴重な農地保全の援助
東京都目黒区にあるぶどう農家の援助。
ぶどう狩りだけの販売形態をとり、作り手と食べ手が交流できるような工夫がされている。また、美味しいがデリケートなために市場のルートに乗らない珍しい種類もあるため、区民や近隣の住民(世田谷区にも近い)が多く訪れている。農地は土埃などの問題で苦情が寄せられたりすることもあるが、大きな緑地は夏には周辺の気温を下げることで大きく貢献している。農地が果たしている効果を来場者に伝え、理解してもらえるように活動している。
目黒区内のぶどう農家援農とぶどう狩り来場者への声掛け
都市農業の大切さを一般区民に対して伝える活動と都市農業を継続している農家への援農活動をグループで行っている。
温暖化が進み、気候が昔と変わっていているため、病気などが出やすくなっている。都市農業はヒートアイランド対策に有効な緑地として貴重だということ、決して迷惑なものではないことを周囲の人、ぶどう狩りの来場者へ伝えることで理解を得られるように心がけている。
目黒区立中学校での部活動(生物部)の活動を豊かにするためのサポート
昨年から引き続き、生物部の野菜や花類を育てることの意味(緑化・都市農業が環境保全や温暖化、生物多様性などに貢献している内容など)を伝える。苗の選定や植え方など栽培方法や収穫時期などをアドバイスしている。
目黒区立中学校での部活動(生物部)の活動を豊かにするためのサポート
所属する環境活動団体が10年を超えて活動してきた「山梨県での農業体験実習」と昨年度の目黒区内の生きもの観察会の実績から、中学校の畑を利用した野菜作りを行っている生物部の活動をより豊かなものにするためのアドバイスとサポートを依頼された。現在は生徒、顧問の先生と共に畑を整備し、作付けを開始している。作業を通して都市農業や都市農地の大切さ、野菜の本来の姿(大きさなども様々あることや気候変動によって植物が受けている影響など)や育てるうえで薬に頼らない工夫などを学べるよう現在進行中。
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済