登録年度 2019年度
氏名 植田 敏史
(ウエダ トシフミ)
部門 事業者
性別
年代 50代
専門分野 自然への愛着、生態系・生物多様性、水質
主な活動地域 山口県下関市
主な経歴 建設工事に伴う地下水、河川、海洋等の水環境の監視、保全対策の立案 建設工事や室外機などを対象とした騒音振動の測定と低減対策の立案 ほ場整備・ため池改修に伴う環境配慮調書の作成、保全対策の立案
特記事項 技術士(総合技術監理部門、建設部門、環境部門、水産部門) 中国地質調査業協会 情報化委員 下関長府ライオンズクラブ 理事 「自然共生」におけるESD推進部会 委員

活動の紹介

海の次世代モビリティの利活用に関する実証事業~ASVを用いた有害赤潮の早期発見手法に関する実証実験~

活動日 2024年11月6日
分野 水質
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 研究・発表・執筆
山口県を含む瀬戸内海沿岸では、有害赤潮による水産業の被害が社会問題となっており、早期発見が重要である。そこで、中層で増殖する有害赤潮を適宜機動的かつ効率的な検出を行うために、ASVを用いた実証実験を行い、効果を評価した。 ASVにはクロロフィルセンサーを搭載した昇降装置を取り付け、①測定対象箇所に自動でASVを走航させ、②測定対象箇所で調査船から昇降装置を遠隔制御でクロロフィルセンサーを鉛直方向に移動させ、③測定データを調査船へ伝送し、そのデータをリアルタイムで確認できることを検証した。

農業競争力強化農地整備事業

活動日 2024年9月2日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 環境アセスメント
ほ場の区画整理工、用排水施設整備において、環境との調和に配慮した、計画策定に資するために、自然環境の現状を把握するとともに、環境配慮対策にかかわる計画を行った。

海の次世代モビリティの利活用に関する実証事業

活動日 2023年11月13日
分野 資源・エネルギー
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 環境マネジメント
山口県東部海域藻場のモニタリング調査において、 自律型無人水上機(ASV)と自律型無人潜水機(AUV) による水中画像の取得による深浅測量及び海藻草類の分布範囲とそれらの背丈の測量を行い、アマ藻場におけるCO2吸収量の算出を行った。 本事業は新技術により、効率的な調査を確立することを目的としている。

ため池改修及び切開に伴う環境保全計画

活動日 2023年8月3日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 環境マネジメント
ため池改修及び切開を行うにあたり、事前にため池内の水生生物及びため池周辺の動植物調査を行い、環境保全対策を行った。 対策案においては、①ため池内の水生生物、②ため池を利用する昆虫類、鳥類、③沢水のため池流入部、④ため池の周辺樹林に生息する生物に着目をして、生息・生育環境の特徴、事業実施による環境影響、環境配慮対策を講じた。

ボート走行時における騒音低減対策

活動日 2023年7月7日
分野 大気
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 環境マネジメント
ミッドナイトレースを開催するにあたり、周辺住民への騒音が懸念され、現状における騒音レベルを測定し、遮音壁設置による騒音の低減効果をシミュレーションで検証した。

道路建設工事に伴う周辺井戸水の保全計画

活動日 2023年4月1日
分野 水質
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 環境マネジメント
道路建設工事にあたり、工事前の2地域について井戸水・河川などの調査を行い、各地点の水位、水質、揚水量、流量などを測定し、降水量に対する応答を整理した。 この基礎データを用いて、切土・盛土等の土工、トンネル、高架橋などにおける水源への影響を整理・点数化し、危険度判定を行い、工事に対する懸念事項を整理した。

ため池切開に伴う水生生物などの保全計画

活動日 2022年9月26日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 環境マネジメント
ため池切開により、絶滅危惧種のミナミメダカをはじめ、在来種のカワヨシノボリ、ハイゲンゴロウ、カワリヌマエビ属、ハネナシアメンボ等の生息が消失する可能性があるり、ため池内に繁茂しているエビモ、フトヒルムシロを沢部に移植するとともに、一部で湛水環境を創出し生息環境を創出した。 外来種のスジエビが確認されたため、湛水環境を創出する際には、除去できるように、スジエビの写真や動画に記録を残し発注者やこれから決まる施工業者に情報共有を図るようにした。

道路建設工事に伴う井戸水調査(事前)

活動日 2022年5月10日
分野 水質
対象 大人
属性 企業・団体
依頼元 自治体
活動区分 環境マネジメント
道路建設工事の影響範囲に位置する井戸を対象に、地下水位、簡易水質、水量、水質検査を行った。 1.過年度からの観測結果を整理し、各地点の水位、水質、流量などの最大値、最小値、平均値などを整理した一覧表の作成をはじめ、個々の地点における降水量と調査項目における変動図に情報源を入れたカルテを作成した。 2.井戸、河川、湧水、ため池等の水源カルテについて、新たな情報源を追記した。 3.各調査地点の観測結果から、切土・盛土等の土工をはじめ、トンネル、高架橋などにおける水源への影響を整理・点数化し、危険度判定を行った。また、各地点における水位、水質、揚水量等の総括表を作成し、工事に対する懸念事項を整理した。

道路建設工事に伴う工事後および工事前の水質調査

活動日 2021年4月17日
分野 水質
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 環境マネジメント
山陰道のトンネル工事において、工事後の井戸水、湧水、河川水などの調査を行い、工事の影響評価を行った。 また、新たに建設予定地の調査地区において、井戸水、河川、湧水などを対象に水位観測、水質調査、湧水量、流量の観測を行い、工事の影響予測を行った。

建設工事に伴う騒音振動の監視とJR軌道の影響評価

活動日 2021年4月1日
分野 大気
対象 大人
属性 企業・団体
依頼元 企業・団体
活動区分 環境マネジメント
市街地におけるケーブル埋設工事、マンホール設置において、矢板打設・引き抜き、埋戻土の締固めに対する工損調査、騒音振動の監視、JR軌道への影響を評価した。 振動測定については、人と建屋などを対象に、振動レベル、振動加速度レベルを測定し、工事による影響養家を行った。JR軌道については走行電車、矢板打設、締固め時の周波数の分布を把握するとともに、地盤のたわみを標高観測し工事の影響響評価を行った。

農村地域防災減災事業(ため池)に伴う環境調査業務

活動日 2020年10月1日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 環境マネジメント
農村地域防災減災事業(調査計画事業)山口県H31地区 中内工区 環境調査業務については、農業農村整備事業において環境との調和に配慮した事業実施計画の策定に資するために、自然環境の現状を把握することを目的とした。

高規格道路建設に伴う地下水、ため池、河川調査及び保全計画

活動日 2020年4月20日
分野 水質
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 環境マネジメント
本業務は一般国道490号(絵堂萩道路)道路改良工事に伴い、周辺地域の既存井戸及びため池への工事中の影響を把握するため、水位・水量及び水質を調査・解析し、工事影響の判断材料としての基礎資料を収集することを目的とする。