登録年度 | 2021年度 |
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氏名 | 齊藤 好広 (サイトウ ヨシヒロ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 生命、生態系・生物多様性、地球温暖化 |
主な活動地域 | 栃木県宇都宮市 |
主な経歴 | 事業部門の環境保全活動一環として生物多様性と企業の関わりを説くに際とて、企業も市民もSDGsの観点からの生態系の役割とその密接さを広める。①栃木県環境カウンセラー協会を通じ、生態系調査、学習活動の実施等②県エコテック出展の企画運営③環境省・森里川海プロジェクト活動④宇都宮市SDGsひとづくりプラットフォーム活動⑤環境省ローカルSDGs(地域循環共生圏づくりプラットフォーム)登録と報告 |
特記事項 | ①H26年度 活動実践・普及部門地球温暖化防止活動環境大臣表彰受賞「カーボン・ニュートラルおよび地球温暖化防止の推進」 ②H28年度活動実践・普及部門地球温暖化防止活動環境大臣表彰受賞 ③R2年度宇都宮市環境審会委員在籍 資格・ちエコ相談員・省エネぢったんそエキスパート家庭分野診断指導級・健康経営アドバイザー・生涯学習コーディネーター・環境経営士 |
活動の紹介
ESD推進ネットワーク全国フォーラム2024に参加
ポスターセッション参加して絶滅に瀕しているシルビアシジミ、カワラノギクの保存活動を行っている「うじいえ自然に親しむ会」「鬼怒川自然観察会」の活動を紹介した。
宇都宮市SDGs人づくりプラットフォームメンバーズセッション
今回のテーマゴール11 の「住み続けられるまちづを」について、13団体18名による取組み事例と意見交換を行った。少子高齢化社会が進む今日、高齢者の交通事故多発の問題、「子ども食堂」が増える要因と我々が出来る支援のひとつの「フードバンク」が食品ロス削減に、そして間接的に環境配慮を始めとした他のSDGs項目につながることを紹介した。
鬼怒川河川敷自然観察会
毎年継続している宇都宮市平石地区の鬼怒川中流域に生息する昆虫、植物そして水生生物の生態系の調査を実施した。地域の小学校の親子とスタッフ計50名が参加。水生生物に外来種の生息が増えていることが分った。
宇都宮市SDGs人づくりプラットフォームメンバーズセッション
宇都宮市主催の会員との交流会で「つくる責任つかう責任」の重点課題である「食品ロス」をテーマにしたメンバーズセッションに参加(参加企業団体10者、14名)した。参加した企業と団体からの意見や取組み方(地産地消・エシカル消費)についてまとめ、代表で本日の成果と課題について発表した。開催日時:2023年12月20日15:30~17:00)
鬼怒川自然観察会IN2023
鬼怒川の豊かな河川敷の動植物や水生生物と水質の調査を子どもたちが体験して、綺麗な河川が生態系にとって大切な環境であることを知る野外観察を支援した。
鬼怒川緑地クロコムラサキ蝶の生態観察会
1955年に鬼怒川河川敷で確認されて以来、宇都宮市指定天然記念物となったクロコムラサキ蝶の生態を確認するため、毎年この時期に地元愛好会による観察会を地元の小学生親子を招いて実施。その生態系調査の活動支援を行った。
人生100年SDGsに視る健康と福祉社会
日本は少子高齢化問題を抱えて様々な問題があります。世界人口は今や80億人を超え、気候変動は将来食料危機が懸念されています。SDGsを通じて持続可能な高齢化社会のための、健康と栄養食料の姿、そして住み続けられる福祉社会の姿について、それには自然との一体の大切さが不可欠であることを事例を交えて紹介した。平石地区市民センターホールにて、市民対象に実施。
食品食料の裏の環境意識・環境配慮を/エシカル消費
宇都宮市依頼で、コミュニティ FM「ミヤラジ」の環境トーク番組エコミヤに出演し「エシカル消費は、消費者が実践しやすい行動のひとつ」と題して解説。『消費を通じて、SDGs12の「つくる責任、つかう責任」について消費者ができることがあります。普段、生活の中で利用している製品が、どこで、どのように作られ、手元に届いたものか、関心を持ってほしい。それがもし、自然を壊して作られたり、加工の段階で環境を汚染したりしているものだったら、その製品を利用するべきかどうか考えることが必要です。』エコ・認証マークの意味を解説した。
人と地球の健康を考える
近年人類による環境の搾取は、生物多様性が持っている自然の回復力、生産力の資源を消費させ、枯渇させようとしていること。保健や医療でも、生物多様性が果たしている恩恵を、自ら失うことであり、未来の可能性を閉ざしてしまうことについて、その緩和策について問う。
鬼怒川自然観察会 ~鬼怒川の自然を見て、知って、楽しもう~
「宇都宮市平石地区鬼怒川カワラノギクを守る会」主催との共催で、鬼怒川中流域の水生生物や昆虫の生態について、地元地域の親子連れ30名が参加し、調査、観察会の野外学習を行いました。
「カワラノギク」は玉砂利や砂などがある河川敷の荒れ地に咲く絶滅が進む丸石河原固有種の花です。水中生物の採取では、メダカやギンブナ、外来種のカワリヌマエビなど新たな生息を確認できました。水中生物の生態系種類で水質濃度が判ることも学び、鬼怒川の水質が良いことは、人間を含め生態系に大切なことを、身近に親子で学んでいただけました。