| 登録年度 | 2023年度 |
|---|---|
| 氏名 | 三井 元子 (ミツイ モトコ) |
| 部門 | 市民 |
| 性別 | 女 |
| 年代 | -10代 |
| 専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、資源・エネルギー |
| 主な活動地域 | 東京都 |
| 主な経歴 | 綾瀬川・荒川・花畑川を中心に、水質・生物調査を行い河川浄化提案を行う。河川の歴史や川まちづくり、水防災についての講演会を多数開催。資料の編集を行い、市民参画を推進してきた。特に親子学習会や生徒と地域がともに学ぶ公開授業の創出に力を入れている。 |
| 特記事項 | プロジェクトWET ファシリテーター、CONE リーダー、自然体験活動指導者。(公益社団)日本河川協会理事、NPO法人あらかわ学会副理事長。2006年 第8回日本水大賞国土交通大臣賞、2013年 平成25年度地球温暖化防止活動環境大臣賞受賞。『花畑運河の今昔』著・編集。 |
| 直近の研修受講年度 | 2025 |
活動の紹介
第40回日本国際保健医療学会
第40回日本国際保健医療学会「プラネタリーヘルスで捉える気候変動と災害」で講演を行った。荒川下流の水害史や市民参画による川づくり、Well beingな川づくりのための課題について講演し、パネルディスカッションに参加した。
荒川流域防災住民ネットワークin 足立区大会
2023年に板橋区で始まった「荒川流域防災住民ネットワーク」の活動は、北区、荒川区へと広がっていたため、2025年度は足立区での開催を引き受けて、共同代表として事務局を担った。2024年8月から準備委員会を発足させて11月29日の本番まで毎月実行委員会を運営して、実行委員19団体とともに当日を迎えた。参加者は148名。北海道や茨城県、兵庫県からの参加もあった。小学生の発表もあり、ワークショップも活発に議論が行われて、大きな成果を生んだ。流域の住民が普段から連携して共助を実現していこうという活動。
太陽熱エネルギーを学ぼう!
太陽エネルギーの利用には太陽光発電ばかりではなく、熱利用もあること、世界ではどのように利用されているかなどを講義し、実際に「太陽熱温水器模型キット」を使って、自然循環型温水器模型を作り、太陽の力で何度水温が上がったかを調べた。またソーラークッキングで焼き芋を作って見せたり、紫外線探知ビーズで太陽のエネルギーを学ぶ授業を足立区環境課出前講座としてNPO法人エコロジー夢企画として実施。2025年度は、9月24日加平小学校3年生105人、10月17日弘道小学校4年生44人、1月26日鹿浜五色桜小学校54人に授業を行った。
アーバンリバー荒川遠泳大会
荒川の水質が良くなってきたことをアピールすると共に、さらに良い水質にするためにはどんな政策や市民の努力が必要なのかを考えるための企画である。安全管理や伴走艇の手配など実行委員会で準備を進めたが、前日台風の影響で雨が降ってしまったため中止となった。国際憲章「Swimmable Cities 」では 同じような目的で109都市36か国212以上の団体が加盟していることから、副理事長をしているNPO法人あらかわ学会として加盟し、12月20日に承認された。
プールのヤゴ救出大作戦
屋外プールはトンボの卵が産み付けられて、ヤゴが多く生息しているにもかかわらず、夏の営業前に清掃によって流されてしまうことから、清掃前に親子でヤゴを救出し、家庭で育てて羽化させ区内に飛び立たせようという活動。2004年から毎年実施しており、5月17日の足立区総合スポーツセンターは雨にもかかわらず60名の親子が参加した。6月1日の足立区東綾瀬公園プールには313名が参加した。
「足立区の8つの川をめぐるバスツアー」

足立区は8つの河川に囲まれている。近年では水質が向上しているにも拘らず、区民は区内には汚い川しかないというマイナスイメージしか持っていない。そこで、市民が川の歴史や身近な川の文化的価値を知り、川まちづくりに参画していくことができるよう「8つの川を巡るバスツアー」を企画・実施した。特に若い世代を巻き込みたいことから1回目は親子企画として、小学校高学年親子を対象として募集。綾瀬川・垳川では水質検査を行い、荒川沿いの施設でプロジェクトWETの 「水の旅」ゲームを行った。
太陽熱エネルギーを学ぼう!
足立区環境課から出前授業委託を受けて、3年生150人(5クラス)に、太陽熱温水器模型キットを使った授業を行った。キットを組み立てて水を入れ、太陽に当てておくと水温が15分間で12℃上がったチームもあり、太陽の熱エネルギーに驚いていた。また、太陽熱による冷暖房、地域熱利用、太陽熱発電などの世界の利用状況や太陽熱利用がCO²削減に大きく貢献することを説明した。
プールのヤゴ救出大作戦!
公立の屋外プール清掃前にトンボの幼虫(ヤゴ)を救出し、持ち帰って育て羽化の様子を家族で観察してもらう活動。トンボの飼い方や生態について解説。2004年から継続して実施しており、リピーターも多い。近隣の中学校からボランティア応募者が20人あり、受付業務や監視業務を教育して手伝ってもらっている。
『イノシシが泳いできた荒川』出版
2019年の台風19号で避難体験した少年が荒川に関心を持ち、父親と一緒に探検の旅をする物語に始まり、第2章では実際に少年がインタビューをした方々が執筆して荒川での活動や想いを綴っている。最終章では、荒川における市民参画を紹介して未来へとつないだ。