登録年度 | 2023年度 |
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氏名 | 南 純代 (ミナミ スミヨ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 地球温暖化、消費生活・衣食住、3R |
主な活動地域 | 石川県能美市 |
主な経歴 | 平成30年より小学生と大根づくりを行ってきた。令和元年には環境絵日記の提案を行い地域に「SDGsから学ぶこと」で環境授業を展開し、現在では市内8校すべての学校で講師を行っている。令和2年からは「海と日本プロジェクト」に参加し、地域、行政と海洋ごみの授業や海岸清掃を行っている。 |
特記事項 | SDGs円卓会議委員、北陸ESDコンソーシアム、Art Project SDGs企画医院、福岡小学校学校運営協議会委員 |
活動の紹介
SDGsこどもサミット

金沢星稜大学学生と市内8小学校6年生470名が参加し「のみこどもサミット」を開催しました。地域課題と、地域資源を使った解決策を討論します。
例えば、「のみバス」を九谷焼の宣伝に活用し、「九谷茶碗まつり」で体験機会を増やすことで、後継者不足の解決を目指すアイデアが生まれました。このカードゲームの魅力は、自由な発想で意見を出せることです。
参加者からは「他校や大学生と交流できて良かった」「SDGsをもっと学びたい」との声が上がり、今後も相互理解と深い思考を育む機会を提供していきます。
エコクッキング

能美市立辰口中央小学校の6年生が「らくらくエコクッキング」を体験しました。環境配慮の買い物や無駄を減らす調理法を学び、大根を丸ごと使った3品を調理。水やガスの使用も最小限に抑えました。試食後は江戸時代のエコな暮らしを学ぶ動画を視聴し、最後に調理後のごみを計量。児童は「食品ロス削減を家族で考えたい」と振り返り、日常生活でのエコ活動の意識を高めました。
農業体験の機会

能美市立辰口中央小学校の6年生が、大根づくりを体験しました。有機肥料の作り方やSDGsについて学んだ後、吉川農園で種まきを実施。農家さんの指導のもと、10㎝間隔で丁寧に種をまきました。大根の成長に驚きながら収穫作業。農家さんから、葉っぱを使った泥落としや肥料化の方法を学びました。収穫した大根は学校給食に使用されました。種まきから収穫までの農作業を通じて、自然の恵みや農家の苦労に感謝する機会となりました。
いしかわ環境フェア2024

石川県産業展示館で『いしかわ環境フェア2024』が開催されました。当社は環境保全ゾーンで「NECOキャップアート」に参加。5000個のエコキャップを使用し、来場者と共に「STOP CO2」のアートを完成させました。
また、金城大学短期大学部廣瀬ゼミの学生6人と協力し、海岸プラスチックごみをリメイクしたアクセサリーを販売。特に女の子たちに好評でした。多くの方々の協力で、世界に1つだけのカラフルなエコキャップアートが完成し、主催者の方々にも喜ばれました。環境への関心を高める素晴らしい機会となりました。
海岸清掃活動

加賀舞子海浜公園で、寺井高校1年生100名が遠足を兼ねた海岸清掃を実施しました。高校OB3名も参加し、240kgのごみを回収。活動は4年目となり、秋にも実施予定です。
10月29日には、能美市立根上中学校3年生153名が浜町周辺の海岸清掃を実施。事前にSDGsと海洋ごみに関する授業を行い、その後清掃活動へ。風が強い中、プラスチック容器や発泡スチロールを重点的に回収し、30分で210kgのごみを集めました。フィールドワークを行うことで現状の海や海洋プラスチックの性質を学ぶ良い機会となりました。