登録年度 | 2023年度 |
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氏名 | 上野 篤史 (ウエノ アツシ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 30代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 三重県亀山市 |
主な経歴 | 私は亀山市の環境担当部局にて通算8年間勤務しており、①自然公園を利用した環境教育の推進、②生物多様性保全の取組や意識啓発の推進、③市民団体や企業と連携した取組の推進に携わってきました。また、行政出前講座の講師として、幼稚園や保育園、小学校等での自然観察会の企画も行っています。 |
特記事項 | 私は学士号や修士号の取得課程において、絶滅の危機に瀕している希少淡水魚の保全をテーマに研究を重ねてきました。その過程で得られた知見は現在の業務に直結しており、地域における希少動植物の保護を、市民団体や企業と連携して保全しております。 |
活動の紹介
生物多様性保全に係る取組事例報告の執筆
生物多様性保全に係る亀山市の取組について事例報告の依頼があり、『月刊自治研』2024年12月号、自然保護協会会報誌『自然保護』2025年1・2月号に原稿を執筆した。
生物多様性保全に係る取組事例の発表

亀山市は生物多様性国家戦略に沿った取り組みを展開しており、この事例は自治体等の取組主体の参考になる物である。こうした情報発信を積極的に行うべく、令和6年10月10日に行われたSDGs AICHI EXPOをはじめ、自然観察指導員講習会、各種報告会にて事例報告を行った。
幼稚園や保育園等への自然観察会等の提供

行政出前講座として、自然や生物多様性に関する講座等を32回開催した。その多くは幼稚園・保育園園児に対するもので、普段のお散歩コースでの自然探しや、水田や公園での観察会、河川や森林での自然体験活動など、依頼者のニーズに合わせて身近な自然環境を活用して行った。また、件数は少ないが、小学校の授業や学童保育においても講座を実施した。
自然体験保育推進の自主研究グループへの協力
令和6年度の取組として、幼稚園や保育園の先生からなる「自然体験保育のための自主研究グループ」が行われた。各園の事例を持ち寄り、現状と課題の分析を行うとともに、他市の先進的な取組の視察を行い、その成果を取りまとめ今後亀山市の幹部へ報告する予定である。これら一連の活動を支援した。