登録年度 | 1996年度 |
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氏名 | 安澤 典男 (アンザワ ノリオ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 80代 |
専門分野 | 大気、水質、リサイクル、環境アセスメント、騒音・振動・悪臭、エネルギー、地球環境問題 |
主な活動地域 | 北海道室蘭市 |
主な経歴 | 昭和45年ー平成8年、新日本製鐵(株)室蘭製鐵所で、大気拡散・騒音伝搬モデル・集塵・水処理・省エネ等の企画・開発・設計等を担当。平成2ー8年、同製鐵所の公害防止主任管理者。平成9年ー17年、ノーステクノリサーチ(株)で省エネ対策等を指導、平成17年から(財)室蘭テクノセン新事業開発を指導。 |
特記事項 | 公害防止管理者(大気・水質等)、環境計量士、平成12年「資源エネルギー庁長官賞」受賞、「エネルギー管理員講習」等の講師。平成21ー22年室蘭工業大学非常勤講師。 |
活動の紹介
自動車部品メーカーM社の省エネ対策支援
設備計画・設計を担当した部長等に、低温炉の導入経緯や設計思想などをヒアリング。低温炉は、被加熱材を入れたバケットをチェーン搬送中に、電気ヒータで加熱した空気をバケット下部から上方へファンで押込み、被加熱材を強制対流熱伝達で加熱する方式である。省エネ対策として、炉扉開閉時間の減少、空炉時の炉扉開閉頻度・時間の減少、炉への被加熱材挿入・抽出の平準化による空炉時間の減少、炉壁のセラミックファイバーべニアリング、バケット重量と炉内搬送コンベア速度の適正化などを検討する。調査回数は1回(2.5時間)
鉄鋼業N社への講演
N社技術研究部の研究者及びエンジニアを対象に、「プロセス技術者の研究開発ものがたり」を講演。各々の技術力・開発力を磨くために大変有意義でしたとの感想。新日本製鐵㈱、ノーステクノリサーチ㈱及び(公財)室蘭
テクノセンター等で、研究開発・事業化してきた製造工程の連続化や簡省略技術開発、油焼入・焼戻工程の油煙燃焼システム最適化技術開発、無動力集塵装置や泡式石油ストーブの研究開発、騒音予測システムの研究開発、冷房用雪保存技術開発、ガラス研磨剤リサイクル装置開発等で事業化してきた事例を紹介。
講演時間は約2時間(質疑応答含)
一般産業機械部品製造業N社の省エネ対策支援
社長に対して、カーボンニュートラルへの取組が世界的な動きとなっており、サプライチェーン全体での対策が望まれている。貴社は平成25年室蘭テクノセンターの省エネ診断を受診していることから、そこで提案された省エネ案件の実施状況の把握と、直近2,3年のエネルギーデータの見える化、及び主要設備のエネルギー使用量を把握したい。効果的な省エネ対策の推進には、再エネ導
入や新たな視点から省エネ案件を発掘し、開発テーマの創出などに繋げたい。また、実行計画書を作成しPDCAを回して確実に省エネ対策を推進する。
調査回数は、2回(計3時間)
電気機械器具製造業S社の省エネ対策支援
社長と担当役員に対して、省エネ対策は、エネルギーコストの削減、製品の競争力強化、企業のイメージアップ、設備の安定稼働、人材育成等に繋がるメリットがあることを説明。今年度、室蘭テクノセンターが進める「地域中小企業カーボンニュートラル促進事業」で、脱炭素の第一歩となる省エネ対策の課題解決方法などについて説明。まず、エネルギー消費量の見える化を最優先し、全体像を明確にしてから個別対策に移行する。具体的には、省エネ診断から対策実行・効果検証までの一貫支援が望ましい。調査回数は、2回(計3.5時間)
自動車部品メーカーH社の技術開発支援
社長や担当課長等に「鋼線熱処理工程の予熱・加熱方法の最適化技術開発」は、開発目標を達成しており十分満足しているとのことだった。今後の課題は、生産性向上、省エネ効果の最大化に繋がる予熱炉のRTバーナ空燃比の調整などである。現在は品種数が増加し、デリバリーを最優先した生産計画になっており、安定操業のための監視者の省力化ニーズが強く、画像処理とAIなどによる機械化・合理化を優先したい。
調査回数は、2回(計3時間)
化学工学会北海道支部カーボンニュートラル調査会活動
地域産業連携によるCO2削減を目指すプランを策定し、社会実装することを目的に活動している。今年度は、室蘭市GX推進セミナーに参加し、国が推進するGXの施策、とりわけ、中小企業のGXに向けた全体像の把握、補助事業を活用した具体的なGX推進に関する情報を入手した。情報の要点は、中小企業などの支援をプッシュ型とするため、支援機関の人材育成に努める、支援機関の取組を「カーボンニュートラル・アクションプランとして取りまとめ、公表、見える化する、令和6年度の専門家による省エネ診断数は5年度比倍増の案件数を見込む、などである。
自動車部品メーカーH社の技術開発支援
平成29,30年に「鋼線熱処理工程における予熱・加熱方法の最適化技術開発」を支援してきた。今回は、その開発の進捗状況を確認すると共に、今後の支援要否等についてヒアリングした。開発のポイントは、予熱炉への前室設置、ヒートパターンの適正化、予熱・加熱方法の最適化条件の導出である。最近は、予熱・加熱炉出口の鋼線温度は、狙い通りとなっており、直近の3年間は、加熱管の詰りもなく開発目標を達成している。今後は、本開発の成果を明確にするため、省エネ・生産性向上などの効果を定量化する。調査時間は、約1時間。
自動車部品メーカーM社の省エネルギー支援
令和3年からエネルギーデータの見える化、各種設備の省エネ対策、実験解析等を通じて省エネを支援してきた。M社は、特定事業者、第2種エネルギー管理指定工場として、省エネ対策を推進中であるが、今回はこれまでに提案してきた省エネ案件の進捗状況の確認、およびエネルギー使用設備の設計思想などを反映する管理標準のニーズを確認した。また、コンプレッサーや低温炉の現状調査に必要な計画書の作成や設計思想などをヒアリングした。調査時間は、約1時間。
環境保全活動への取組み
令和4年度環境カウンセラー活動表彰「脱炭素社会貢献賞(事業部門)の受賞に至った活動内容などを北海道環境カウンセラー協会のメンバーに紹介することにより、今後の環境カウンセラー活動に資する。講演の要旨は、脱炭素社会実現に向けた省エネ人材の育成、中小企業の省エネ対策を確実に推進する省エネ支援システムの構築・実行、および水素関連技術調査研究からビジネス展開の支援。その他、環境カウンセラーの認知度を高める施策などについて意見交換。講演時間は30分、質疑応答30分の、計1時間。
化学工学会北海道支部カーボンニュートラル調査会活動
地域の産業連携によるCO2削減を目指すプランを策定し、社会実装を行うことを目的に活動するもので、シンポジウムなどに参加して情報収集すると共に、省エネ診断活動に関する情報交換を行い、今後の診断活動はこれまでの設備中心の対策に加えて、プロセス全体、更には企業間連携によるサプライチェーンの対策まで視野を広げる必要性などを提言した。
自動車部品製造事業所の省エネルギーの推進
省エネ法の特定事業者、第2種エネルギー管理指定工場になることを助言・指導し、全ての諸手続きを完了させた。
また、中長期計画書に反映する省エネ案件を見出すため、計測・診断・解析などを通じて、課題の現象解明・ゼロベースでの課題解決策を発想し、原理原則に基づく省エネ案件を提示した。今年度は企業訪問・調査検討会議などを3回実施した。
中小企業などの省エネ推進のポイント
第23回化学工学会北海道アカシアセミナーでオンライン講演を行った。現在、北海道の産業活動を活性化するための課題の一つに、ニーズ・シーズのマッチングが挙げられている。とりわけ、その伝え方に課題があると考えられていることから、中小企業などのニーズ「省エネ推進」と、専門家・大学等のシーズ「熱・電気の要素技術」の円滑なマッチング方法などを紹介した。具体的には、「省エネ一貫支援システムの構築」、「コーディネーターの役割と主要業務」、「特徴的なマッチング事例として3例」
紹介した。講演時間は約30分である。
自動車部品製造事業所の省エネ対策の推進
事業所の年間エネルギー消費量などの現状を把握し、省エネ診断・解析などを通じて、課題の明確化及び具体的な省エネ案件の提示・実行・効果検証までの一貫支援を目的とする。省エネ診断・解析では、エネルギー消費原単位などを見える化し、生産設備や付帯設備などの課題を明確にすると共に、課題の現象解明を行い、ゼロベースで課題解決策を発想し、原理原則に基づく省エネ対策案件として、省エネ効果などを検討した。今年度は企業訪問・調査検討会議などを4回、合計約12時間実施した。
プラスチック製品製造工場の省エネルギー対策
工場調査とエネルギーデータを解析することにより、これまでの省エネ対策効果と、現状の課題を明確にして、今後の省エネ対策の方向性等について指導・助言した。
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済