登録年度 | 1996年度 |
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氏名 | 林 俊春 (ハヤシ トシハル) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 水質、資源・エネルギー、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 岩手県花巻市 |
主な経歴 | 昭和61年度より和同産業株式会社の公害防止管理者として現在に至る。主なる仕事は環境関連機器の開発と研究を行い今までは水浄化装置・燃焼装置・熱リサイクル措置など市場に送りだしてきた。現在はエネルギー分野と水浄化分野などのリサイクルを主とした分野で活動をしている。 |
特記事項 | 岩手県環境カウンセラー協議会に所属し協議会を中心に活動している。 |
活動の紹介
基本から学ぶSDGs
SDDsの文言は普及したが、SDGs本来の有するねらいについて、理解している人は少ないことを伝えた。SDGsはMDGsの発展型であり、2030年までの達成目標の一番目の「貧困を無くそう」について重点的に説明した。SDGsはMDGsの8目標に気候変動に係る項目が付加されてSDGsの18項目になったことを説明し、身近なところからのSDGsの行動が大事であることを伝えた。例として「住み続けられる街づくりを」には横断歩道を渡る際には、「車の停止率を20%➡50%」のアップ目標を上げて活動している会社の例を上げる等の講和をした。
脱単のために知っておきたい事
「脱炭素のために知っておきたい事」として脱炭素活動をする企業のエコスタッフ養成を目的としたセミナーの講師をした。二酸化炭素排出係数の内容及び二酸化炭素排出量の計算方法について説明をした。
地球がおかれている温暖化問題中心に説明し、企業として取り組み事例として、岩手県には30,000の事業所があるが、環境マネジメントを活用した脱炭素経営を行っている事業所は250社ほどであり、その割合は0.8%に相当し、行政・企業等の多くの団体・企業の協力が必要であることを説明した。
脱炭素に向けての活動事例に学ぶ
令和5年度岩手県気候変動セミナーでは、2023年の猛暑を題材にし、これまでの地球温暖化防止活動のこぼれ話などを交え、東北における2023年に発生した「秋田県の水害による秋田新幹線の7日間の運休、山形新幹線の高温による線路の伸びすぎによる運休、高温障害による秋田県のコメの品質問題」等を具体的な話を題材とし、「2030年までの岩手県の二酸化炭素削減目標及び2050年までのカーボン中立」を岩手県職員へのグリーン人材育成を目的としたセミナーで70名の県職員に脱炭素社会に如何にして立ち向かうかの講話を行った。
職場のエコ活動で成果を上げるには
地球温暖化の背景とSDGsを身近にして頂くために、地球温暖化問題がどのような形で現在に至っているかを認識し、化石エネルギーがもたらした負の側面を知って、最近話題のSDGsを環境問題に紐づけして、現代の人々の生活のあるべく姿と行動変容を考える機会にするべく団体・自治体からの依頼で講演をした。
暮らしから出る二酸化炭素の量を知ろう
市民に自らの家庭で排出される二酸化炭素の量を知ってもらうことをねらいとして、電気の使用量、灯油の消費量、ガソリンなどのレシートを持参いただき、二酸化炭素の排出係数を基に、二酸化炭素の排出量を計算した。
~職場のエコ活動で成果を上げるには~
地球の温暖化について、COP26を踏まえて、考えて頂く講演とした。また、企業で環境活動に関わるスタッフとして、日本の環境の歴史(公害問題)を考える講座として講演をした。
エコアクション21審査 及び行政関連団体への講演
東北各地において環境マネジメントシステム(エコアクション21)審査を実施し、企業及び団体に指導・助言した。また、自治体へのセミナーに協力し、講演等を実施した。
エコアクション21審査
エコアクション21審査員として、2020年3月~2020年12月まで多くの企業者の審査を実施し、特に環境マネジメントシステムに関する指導・助言を実施した。今年度は、環境法令及びエネルギーに関わる計算の指導が多く、事業者及び団体においての活動が主であった。
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済