登録年度 | 1996年度 |
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氏名 | 勝田 悟 (カツダ サトル) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 資源・エネルギー、産業、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 千葉県成田市 |
主な経歴 | 政府系および都市銀行シンクタンク研究所(研究員、副主任研究員、主任研究員、フェロー)、産能大学経営学部を経て、東海大学教養学部人間環境学科・大学院人間環境学研究科教授。行政、公共公益団体、企業他の環境保全検討の委員長、副委員長、委員、アドバイザー、監事、評議員などをつとめる。 |
特記事項 | 主な著書[単著]『環境保護制度の基礎 第三版』(法律文化社、2015年)、『環境学の基本 第二版』(産業能率大学、2013年)、『原子力の環境責任』(中央経済社、2013年)、『環境概論 第二版』(法律文化社、2012年)、『環境政策 第二版』(中央経済社、2010年)など |
活動の紹介
環境審議会
以下の環境政策策定に関わる検討を行った。
・バイオマス事業計画
・環境保護地区設定
・環境基本計画
清掃美化審議会
一般廃棄物の処理・処分についてシステムのあり方について検討した。
・マテリアルリサイクル(回収、有価物の持ち去り)
・災害廃棄物の処理処分についての事前検討
・廃棄物の減量化
都市計画審議会
都市計画を検討するに当たって、環境保全面における配慮について助言を行った。LUCC(Land Use and Land Cover Change)は従来より国際的に注目されており、開発に当たってU.S.Aで行われているミティゲーション等対処が考えられる。環境アセスメント(法令、条例、あるいは要綱)等が行われない小規模な開発においても今後は事前検討が必要である。また、災害の再来期間が長くなるほど大きな被害が予想されるため、短期間の変化だけを検討していても真実のアセスメントにはならない。
公共施設の建設及び運営にかかる検討
公共施設の建設、及びその運営に係る環境保全面の検討を行った。資源の減量化、省エネルギー等直接コスト削減など経済的に貢献することは理解を得やすいが、中長期で効果が表れる対策はあまり積極的に取り組まれない傾向が強い。環境保全は、中長期的な効果が期待されるものが多いため地道に説明していく必要がある。
廃棄物処理施設の管理
廃棄物管理施設の運営に関した評価検討を行った。一般廃棄物は、生ゴミ等バイオマスに関する部分は、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(FIT制度)に基づいて売電が可能である。また、残渣に関しても溶融すれば、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づきリスクを削減できマテリアルリサイクルすることも可能になっている。今後の廃棄物対策を踏まえて総合的に検討を行った。
清掃美化審議会
一般廃棄物の処理処分に関した検討を行った。
環境史
これから発生する環境汚染、破壊の防止、あるいは地球温暖化による気候変動のように現在中長期的に起こっている環境問題対処を策定するには極めて多くの情報を解析しなければならない。このため、過去の自然の変化、及び人為的に引き起こした環境変化に目を背けず、その原因を追及し、責任を明確にし、対処していくことは、人類が平等に持続的に生存していくために不可欠と言える。
脱炭素セミナー
ESG経営の重要性を考え、中長期的な検討の必要性に関して解説した。
環境審議会
自治体の環境保全政策に関して審議した。
民間活用事業者選定評価委員会
自治体環境啓発設備事業者の選定
生活環境とリスク 私たちの住む地球の将来を考える 第4版
環境問題について生活環境へのリスクを多方面から分析・解説した。
清掃美化審議会
一般廃棄物基本計画について審議した。
科学技術の進展と人類の持続可能性 SDGs, UNPRI(ESG)の必要性
科学技術の進展は人類に有益な多大な恩恵をもたらせたが、環境汚染・破壊などネガティブな状況ももたらせている。このような状況の中今後、人類の持続可能性のためのあるべ検討した検討した。
まちづくり審議会
環境保全を維持したまちづくりを検討した。
環境局指定管理者選定評価委員会
指定管理者の評価を環境保全の視点から評価した。
美化審議会
一般廃棄物の減量化に関して、今後の処理方法のあり方について検討を行った。
ESG経営
国連責任投資原則(United Nations Principles for Responsible Investment)で示されたESG投資、経営について国内外の現状から今後のあり方を示した。
まちづくり審議
生活環境における環境(権)について現在の状況から今後のあり方を検討した。
環境審議会
自治体の環境政策の検討を行った。地域環境、及び地域における地球環境の行動から地球環境を検討した。
環境政策の変貌
これまで、環境政策のもとで企業においては、環境コストによる経営の損失、規制ビジネス、環境ビジネスを経営上も項目として取り上げてきたが、環境戦略は経営戦略の一部となりつつある。これまで環境問題を単なる環境コストとして捉え、このコストの削減のみしか評価してこなかった金融業界でも、省エネルギー、メンテナンス、処理処分、省資源、長寿命性、再生、有害物質・地球環境破壊物質の排出抑制の合理的な取り組みが事業評価の一つとなってきている。
『環境保護制度の基礎』出版
環境保護について環境法の面から、国際法、国内法令、及び国内外のガイドラインについて動向、考え方を説明した。
リサイクルセンター運営評価
自治体が管理するリサイクルセンターの運営に関しての評価を行った。
『環境政策の変遷』出版
環境政策は様々な過程を経て進展している。鉱害、公害、地域環境汚染、室内環境汚染、地球的規模の環境汚染及び破壊とその政策手法も変化している。この変遷について解説した。
CSRレポート評価
企業の情報公開、経営評価として、環境分野は非財務報告として極めて重要であり、今後、財務報告と総合的に検討する統合報告書を作成する必要がある。
考えよう人の暮らしとエコ・未来
漸次進みつつある地球温暖化を遅らせるための「パリ協定」の行方は人類生存の可能性に深く関わっている。世界経済フォーラムで示された深刻な「海洋プラスチックゴミ」は身近な生活にも影響を与えはじめている。2016から始まったSDGs(持続可能な開発のための目標)はその対処項目の一つとして注目される。
SDGsの取り組みについて
今後のSDGsの取り組みにおける環境(経営)戦略について議論した。
リサイクルセンターの運営
自治体が管理するリサイクルセンターの今後の運営について検討した。
「ESGの視点」出版
企業の今後取り組むべき重要な対策としてESGがあげられ、その方針を提案した。
CSRレポート第三者意見
企業が作成したCSRレポートに関して、第三者として評価を行い、今後の重点的な取り組みについて指導した。
美化委員会委員長
委員会で行政(自治体)の廃棄物削減策、リサイクル策等について検討を行った。
SGDsとESD
MDGs後の国連と世界における変化を説明し、SDGsに至った経緯を解説し、日本におけるここ20年程度の企業と環境保全対策の経緯を解説した。この理解の上で、議論形式で産業界におけるSDGsの取り組み、ESG経営と、活動の評価とESG投資の関連について検討した。
環境施設事業評価
環境事業が適正に実施されているか評価した。
環境論入門
基本的な環境理論のレクチャーを行い、基本的な考え方を説明した。
SGDs・ESG経営
2016年から国連で発効した「持続可能な開発のための目標」と企業の関係について解説し、ESG経営の必要性を説明した。
環境概論 第二版
環境保線に関する理論、とらえ方公害から地球環境問題の説明、自然と文化、循環型社会構築、社会システムの整備に関して解説した。
リサイクル施設の活動評価
当該市のリサイクルセンターの活動評価に関して助言を行った。
LCA分析のマニュアル作り
中小企業向けにLCA分析の基本的なマニュアルを作成した。
CSR報告書第三者意見
企業が発表するCSRレポートに関して、GRI、環境省ガイドラインなどに準じているか確認し、国内外の環境保護関連の動向を踏まえて今後の対応を助言した。
環境審議会
当該市の環境基本計画の審議を行った。事務局の提案に基づいて助言を行った。
環境美化審議会
当該審議会会長として、市長へ、環境美化基本計画に関して答申を行った。
リサイクル施設運営評価
リサイクル施設の運営方法についての審議を行った。
CSR活動評価
企業のCSRの活動に関して、客観的な評価を行い、今後の取り組み方について助言した。
原子力発電等汚染リスクに関する対処
自治体関係者から、原子力発電所事故などの有害物質リスク対処について質問を受け検討した。
産業におけるLCA評価の検討
業界におけるLCA評価について、企業の実験データに基づき、基本的な方針を検討した。
美化審議会
一般廃棄物の処理処分の合理的な対処を審議した。