登録年度 | 1996年度 |
---|---|
氏名 | 冨川 昌美 (トミカワ マサミ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 90代 |
専門分野 | 廃棄物、リサイクル、環境教育、市民活動、地球環境問題 |
主な活動地域 | 東京都武蔵野市 |
主な経歴 | 出光石油化学(株)において地球環境問題を管掌、プラスチック処理促進協会においてプラスチックのLCAを研究、武蔵野市においてごみ問題の市民活動に従事 |
特記事項 | 工学博士 |
活動の紹介
関前南小・出前授業/科学工作クラブ/野鳥と人間
世界は多くの生物の生態系で構成されている。私たちの身近な生物・鳥も微生物/植物/昆虫などの食物連鎖の頂点にあるが近くで見、触る機会は多くない。五感を通じて彼らの持つ迫力を子どもたちに退官させた。ハヤブサ・オオタカ・シマフクロウの3羽を教室に持ち込み、校庭でハヤブサの放鳥を行った。10年以上継続している授業は学校の名物授業となっている。特別講師は茨城の環境カウンセラーが担当している。
サイエンスフェスタ/化石レプリカを作ろう
サイエンスフェスタは武蔵野市教育委員会の主催によるもので今年は23のブースで構成されている。子どもたちの化学に対する興味の喚起を目的としており、エネルギー、生物、リサイクルなどが多いが化石を使って生物の進化と地球の歴史をを冠がさせるブースは唯一で、アンモナイト・三葉虫の本物の化石を雄型として使用している。子どもは勿論、保護者の関心が高い。
セミブンブンを作ろう
身近な自然の中で生命の不思議を考えさせるのを目的にカエル、トンボ、鳥などを題材に、小学校の放課後クラブを行っている。2時ごろから20人程度の学童が参加、授業が終わっての活動なので難しい話でなく楽しい内容を心掛けている。セミブンブンは紙筒、テグス、松脂で作るが、低学年生でもよく鳴る工作で、蝉の声が出る仕組みを理解し好評である。
サイエンスフェスタ/化石レプリカを作ろう
アンモナイト化石を使って粘土で型どりし、石膏のレプリカを作る。1~4憶念の昔、地球上で生息していた生物が進化、分化して現在、3000マン種の生物群を作っている。生態系、多様性についても考える。
関前南小・出前授業/プラスチックとリサイクル
4年生、社会科。プラスチックの種類、使われ方、使ってからのリサイクルについて3Rの見地から解説。次に射出成型、溶融紡糸を実演して成型方法によっていろいろに形に変えられる特徴について考える。マイクロプラスチックについても世界・日本の現状について最新情報で説明。
関前南小・出前授業/科学工作クラブ/プラネタリウム
発泡ポリスチレン2個を使ってプラネタリウムを自製し、夏の星空について講義、「ハヤブサ2」の活躍から太古の生物の誕生から現在の地球の生物の多様性について考える。
化石レプリカを作って生物の進化を考える。
「アンモナイト」「三葉虫」の本物の化石を雄型として粘土レプリカを作り石膏を流し込んでレプリカを作る、というワークショップは、むさしの・こどもエコフォーラムの看板レシピで、出前授業のほか、学習会・イベントで実績を積んできた。しかし毎回、レシピに工夫・改良を加えている。型となる標本、石膏・水の配合比率、石膏が固まる間を利用した標本の展示説明、地球・生物の誕生と進化の説明パネルなど。
プラスチックのリサイクル
武蔵野市立関前南小学校4年生、1・2組の社会科への出前授業である。私たちの周りの製品・材料について、便利だから・安価だからという理由で使っているものが多い。海中のマイクロプラスチックが国際的な社会問題になっている。その原料の石油、特徴・種類、加工など一般の人々が知らずに使っているプラスチックについてミニチュアの成型機を使って原理、方法を実地に観察し、講師と質疑を行った。講師は「プラスチック循環利用協会のエキスパート2名。
宇宙の不思議(マイプラネタリウムの製作)
環境問題には宇宙・地球の知識が不可欠である。「秋の星座」の話とプラネタリウムの製作で宇宙への関心を高めることを目的とした。ラーメン容器(発泡スチロール)に星座の形を模した穴をあけ、小型電池を差し込むと天井に星座が投影される。子どもたちが一斉に天井に投影すると教室の天井が星空になる。遊びながら学習するのも楽しい。対象は4~6年生、科学工作クラブ・25人。この授業は年中行事として定着している。
ベンハムこまの製作とエネルギー問題
白黒のパターンしかないコマを回すと色がついて見える「ベンハム」コマの不思議はよく知られているが、実際にそれを作って確かめ、その原理について考える。更に磁場と力・電力の関係についてもワークショップで発電を確認するなど、眼に見える形でエネルギー問題を考えた。企画は武蔵野市教育委員会(武蔵野市プレース)、図書館こども祭りから受託。
講師はむさしの・こどもエコフォーラム・寺木名誉教授。
水の行方
水がどこからきてどのように使われ、再び水蒸気・雲になり、雨になって私たちに恩恵をもたらすか。その各場面を子どもたちに貸与したタブレットを使ったバーチャルリアルティ(VR)で学習した。講師はむさしの・こどもエコフォーラムに所属する「情報通信研究機構の今井弘二研究員。地域団体「武蔵野市西久保コミュニティセンター)から「こども科学教室」として冨川が主宰する「武蔵野・こどもエコフォーラムが受託した。受講者は20名。
2020年度活動実績報告提出済
2020年度活動実績報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済