登録年度 | 1996年度 |
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氏名 | 蝋山 隆 (ロウヤマ タカシ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 水質、大気、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 東京都立川市 |
主な経歴 | 昭和44年4月から新立川航空機(株)に勤務。航空機部品の非破壊検査業務・特殊工程管理業務に従事。公害防止管理者として熱風ボイラー、排水処理装置、脱脂設備(トリエタン槽、アルカリ洗浄槽)の管理業務を担当 |
特記事項 | 公害防止管理者(水質、騒音、振動、東京都)資格所有。環境負荷低減には「生産工程」を見直し、環境マネジメントシステムの自主的取り組みは環境保全活動の第一歩である。 |
活動の紹介
排水処理装置の助言及び活動
某メーカーより相談があった。2023.5.10~2023.11.20
今年の夏は暑くなりそうだ。昨年は排水槽の掃除を毎日実施して工数がかかった。
作業の合間で作業をするので工数を削減したいと。現場観察の結果、次のように決めた。
水槽の底にパイプで十字を組み、0.3mmの無数の穴をあけた。コンプレッサーからエアーを引き込み
エアーON10分、OFF50分のタイマー設定でテスト実施。アオコの発生もなく良好であった。
掃除は月1回実施した。仮配管、仮配線のままで11月まで運転実施。結果は問題無し。
排水処理装置の助言及び活動
2022年9月に某メーカーより相談があった。
内容:汚水処理装置が自動運転出来ない。手動運転で回して操業は維持する。
手動運転のスイッチが入らないので何とかしたい。
概要:手動運転のスイッチはついているが単独ではon-offできなかった。
本来はプログラム制御とタッチパネルでの自動運転である。タッチパネルは動作不良であり
プログラムが進行しなかった。
手動スイッチは全部で8個付いていた。
プログラムの初期設定が確実に確認されないと信号が入らない回路になっていた。
タンクに規定水位の水量があること。一番目はこの信号が入らないとプログラムは進行しない。
対策:運転順番毎にON・OFFスイッチ番号を割り当て、作業手順書を作成した。延べ日数8日。
排水処理装置薬品低減について
某メーカーより装置の薬品の減りが早いので少し節約をしたい旨の相談があった。ビーカーテストを5回実施する。結果薬品注入量をダイヤルで4から2に変更した。延べ日数で半年掛かって実施した。これからも注視していく必要がある。
以上
排水処理装置応急処置及び修理提言
排水処理装置が止まり稼働できなくなった。製造現場で使用した水は当該施設で処理して下水放流する要の設備である。
作業を止めるわけにはいかないので応急処置で装置は可動させる必要がある。
断線UVランプを探し、ランプは遮断して、処理時間を延長して運転する。
並行してUVランプは全数交換を提言した。装置が元どおりに復帰するには延べ時間で150時間かかった。
ランプ交換の費用対効果を考えると処理時間は短縮され、稼働率は上がり効果ありと判断される。
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済