登録年度 | 1996年度 |
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氏名 | 笹岡 治郎 (ササオカ ジロウ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 90代 |
専門分野 | 資源・エネルギー、公害・化学物質、3R |
主な活動地域 | 神奈川県横須賀市 |
主な経歴 | 富山大学工学部工業化学科有機合成研究室天然色素抽出、古木材分析、旧通産省工業技術院資源技術試験所ガス化、炭化研究室 工業化試験、旭化成技術研究所弾性繊維パイロットプラント担当、旭ダウ 水島スタイロフォーム工場、スチレンモノマー工場製造課長 工程改良と環境対策、川崎加工研究所 |
特記事項 | 笹岡技術研究所 環境技術技術研究と企業化 排泥処理、排水高度処理、バイオマス自然乾燥機、炭化炉研究と企業化、活性炭による排水高度処理と廃炭簡易再生研究と実験機設計製作販売 技術士、環境計量士、放射線取扱主任者、労働安全衛生コンサルタント、 |
活動の紹介
戦没船員慰霊碑の雑草対策
雛壇上位の植生が雑草繁茂の原因であった。そのメカニズムを研究し排除活動を実施した。神社境内同様に出入り自由の場所なので、一般人参拝、散歩、こどもの遊びを妨害しないように作業した。環境カウンセラー個人のボランティア活動で実施している。
ビオトープの改良復元
表記作業を環境カウンセラーグループで受けた。流入する落ち葉、土砂除去とその予防対策、生態系保全、外来種排除作業を実施している、助言、指導を行政、学者、有識者と住民の任意で受け、即日実施し効果、成否を確認できる利点がある。
限定条件下でのビオトープ再生・維持と省力化
落ち葉と土砂、雑水草で殆ど埋まっていた50平方メートルのビオトープであった。当初はやく10人、月1回、作業であった。これを一人で管理可能にした。来年度は機械化で大幅省力と経費節減可能にする。
観音崎自然公園見晴らし台清掃と大型セメントタイルの目地補修
当初は草ボウボウを見かねて草むしりから始めたが、2,3日で元の草ボウボウに戻るので、原因を究明し、200平方メートルの境内に隣接する植え込みから草の種と土砂が流入し、亀裂が入ったタイル目地に浸透するのが原因であった。よって、手持ちのアルミナセメントで目地補修市。成功。
限定条件下でのビオトープ再生・維持と省力化
年間の落ち葉約1トン、土砂数百キロが流入する50平方メートルのビオトープを1人月2日労働だけで復元、改善、維持することができた。落葉、浚渫土砂は植生の根元に直接堆積して堆肥にしてよいことを示した。
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
観音崎県立公園ビオトープの復元・維持方法の確立と考察、結果
土砂と落葉に埋もれていた約50平方メートルのビオトープ復元を横須賀市から浦賀地区運営協議会、斎藤洋子リーダーの環境カウンセラーグループ4人が引き受けた。4年かかった。制約条件が厳しく、水道給水量一日2.5トン、定期的掃除なし、年間落葉約1トン、流入土砂約500キロあった。そこで、既定方法を変更し落葉は植生の根元に寄せ、回収土砂で覆土して堆肥化、省力化し、素人ボランティアが交代で維持管理可能と結論した。
観音崎公園ビオトープ維持、
設計施工のよい池が周辺植生、樹木の生長で、維持困難になっていた。しかも機械力、電源は使えず、予算も制約がある。この対策を環境カウンセラー3人と補助人一人が、ボランティアで引き受けた。月1回合同で、後は随時見回って手入れした。少ない給水量の50平方メートルほどの池に、落葉約1トンが沈降し、汚泥になって埋め尽くす。結論は落葉を広いと手製の運搬車と箒、塵取りで処理し、沈積汚泥も箒と塵取りで掬い上げて廃棄であった。
子供エコクラブ応援メッセージ
週一回1年にわたって、応援メッセージを提出した。
現在のこどもの環境活動支援だけでなく、子供の活動が地方の住民、自治体、事業者の環境意識と実行によい影響を与えるように、また、子供が活動を通じて、ボランテティア精神と社会性を体得し、健全な人格形成、将来のロボット化社会に対応できるよう理数系勉強に強くなるように助言を心かけた。ロボットにできない融通性と職人的業、観察と考察力が重要だと思う。全員が高学歴を目指すべきでないとも思う。
新型バイオマス燃焼機で低コスト農業熱源供給、山林業に寄与
高速炭化ガス化技術を応用し、間伐材、下草、灌木、雑草、農林副生物、食品加工残渣等を熱エネルギー化し同時に粉炭を副生させて、経済性と競争力を確保する技術,粉炭燃焼技術、素人半ボランテイア向けの立ち木の安全な伐採、剪定枝等の粉砕、省力空気輸送実験を実施した。