登録年度 | 1996年度 |
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氏名 | 佐藤 亘 (サトウ ワタル) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 水質、土壌・地下水 |
主な活動地域 | 富山県射水市 |
主な経歴 | 平成2年3月から平成9年2月現在、共栄製薬(株)総務部環境管理課に勤務。主に工場の排水、処理施設の改善を担当。(株)環研 調査部に移り、土壌汚染、地下水汚染について影響評価等を行なっている。 |
特記事項 | 公害防止管理者(水質・大気)、特別産業廃棄物取扱責任者、臭気判定士 |
活動の紹介
生産工場に於ける煤塵暴露の抑制
生産設備に於いての集塵配風量の再策定と共に工場内の気流による影響を考慮に入れた設備の改善を行った。
昭和の中期の設備であった為、能力の算定が曖昧であり純粋に既設の設備のみでは不十分であった。
工場内部に空気の流れを強制的に作る事により問題は解消し煤塵暴露の抑制は達成できた。
生産設備から発生する粉じんの抑制
粉体を造粒、粒度分けを行っている工場の作業環境が酷く(管理区分3)、原因の調査及び対策の実施。
原因は集塵設備の不具合及び製品成分の変化が主なものであった。
これを受け、集塵設備の対応、不具合箇所の修繕を行い工場の環境は改善された。
工作設備に於ける使用エア量の削減
工作機械に使用するエア量を削減する事によりコンプレッサーの使用電力を省エネ化させる事を目的2022年6月からテストを行い2023年1月にテストを終了。
良好な結果を確認し使用エアに対する使用電力の削減が可能と判断し、2023年4月度より実機にて導入する予定。
洗浄施設に於ける環境改善
洗浄施設に於いて発生する酸蒸気並びに有機溶剤の揮発成分の暴露の抑制について相談を受け、排気構造についての指摘・指導、運用の方法について指導させて頂きました。
問題としては設備が古く且つ老朽化している事と、排気量(風量)の計算がなされていない設備であった事が原因であった。
参考フードによる排気量(風量)の計算・施工業者の紹介をさせて頂き、本年1月に解決致しました。
集塵設備についての基礎知識
局所排気装置の概要、使用用途などの説明及び設備あの圧力損失値と送風機の静圧値の関係性の説明。
各フードでの制御風速の確認と実際の配風量について。
上記など初歩的な事柄を説明し、何故既設の集塵設備の能力が不適合なのかの説明させて頂き、改善方法の指導を行う。
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済