登録年度 | 1996年度 |
---|---|
氏名 | 北條 敏彦 (ホウジョウ トシヒコ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 水質、環境マネジメント・監査、廃棄物、リサイクル、土壌・地下水、環境アセスメント、エネルギー、化学物質、環境計画、クリーンテクノロジー、環境教育、自然観察(植物、鳥、水生生物、昆虫、星空等)、森林保護、森林保護以外の自然保護、市民活動、町づくり、消費者教育、地球環境問題、環境全般、その他 |
主な活動地域 | 長野県長野市 |
主な経歴 | 大学研究室在職中、人間活動が環境及び生態系に与える影響・評価について調査研究に携わった。その後、民間環境調査会社を経て、平成9年3月より現職、環境中における化学物質の環境動態や生態影響評価・環境アセス・環境マネジメント・環境コンサル及び水辺創生環境浄化業務などに従事した。 |
特記事項 | 環境計量士、EA21審査人、『炭・木酢液の利用事典』(分担執筆)、長野県内市町村等環境関連専門委員等を歴任。 |
活動の紹介
長野県「エコマネジメント長野」内部環境監査
長野県が全組織を対象とした2050ゼロカーボンに向けた長野県職員率先実行計画に基づいた「エコマネジメント長野」の取組について外部審査員として本庁や地域振興局や家畜保健衛生所及び県立高校について内部環境監査に参画した。環境活動推進員や職員の取組状況を確認・評価し、内部環境監査の結果を踏まえて、継続的な是正改善を行うことを推奨した。
経営に生かし課題解決の道具として徹底活用
ゼロカーボンやSDGsへの取組を考えている企業や環境マネジメントシステム(EMS)としてエコアクション21の認証取得や既に取組まれ活動内容を更に向上させたい事業者向けにエコアクション21セミナーを実施した。
従来の企業活動と電力や化石燃料使用量の削減などによる二酸化炭素排出量の削減や廃棄物排出量削減など活動を経営に生かす仕組み(環境経営)とすることで、地球温暖化防止などの課題解決に有効である内容を紹介した。
長野県「エコマネジメント長野」内部環境監査
長野県が本庁出先機関などを対象として独自に実施している「エコマネジメント長野」の取組について外部審査員として地域振興局の他に県立高校・水産試験場について内部環境監査に共同参画した。
職員の取組状況を点検し、内部環境監査の結果を踏まえて継続的な是正改善を行い、長野県が率先した環境配慮取組の推進「2050ゼロカーボン」に実現に貢献するものである。
環境経営マネジメント認証のためのコンサルタント
特注家具・什器及び木製サッシ製造販売の事業者が二酸化炭素吸収源として環境に配慮された木質材料を積極的に利用とすることで事業活動の付加価値を高める目的で、環境経営マネジメントであるエコアクション21認証取得に向けてコンサルタントを実施した。
その結果、エコアクション21認証の取得が出来た。
企業活動における地球温暖化対策
多くの企業活動のうち、電気などのエネルギー消費が二酸化炭素排出として大きな環境負荷要因として挙げられる。
化石燃料等の消費に伴うエネルギー消費の把握は比較的容易であるが、電気使用量については発熱・冷却・機器稼働・照明など多岐にわたり個別の把握が困難な場合が多い。
最も二酸化炭素消費量の多いとされる機器・設備について想定し、状況把握を試みる方法も推奨される。
今後、SDGsを取り入れた二酸化炭素排出量の削減などに取り組むことなども指導した。
事業活動に伴う省エネとエコアクション活動(オンライン)
企業活動にともなう主なエネルギー消費として電気使用があげられる。
電気使用によるエネルギー増加は二酸化炭素排出量の増加を伴い地球温暖化に影響を与えている。これらのエネルギー使用の省力化のために環境マネジメントシステムであるエコアクション21の取り組みによりその実効性や検証が可能となる。
エコアクション21はP(計画)-D(実行)-C(評価)-A(見直し)サイクルにより数値の定量化や評価見直しによりステップアップが可能となる。
事業活動に伴う省エネとエコアクション活動を紹介する。