登録年度 | 1996年度 |
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氏名 | 南部 満 (ナンブ ミツル) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 水質、大気、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 兵庫県西宮市 |
主な経歴 | エヌエス環境(株)に37年間勤務し、各種環境測定や環境調査に従事し、様々な環境問題のコサルタントを行ってきた。現地で問題点を抽出し、環境調査の企画を行い環境対策の立案につなげてきた。 |
特記事項 | 公害防止管理者(大気、水質、騒音)環境計量士、作業環境測定士(第1種)、技術士(建設部門:建設環境)、放射線取扱主任(第2種) |
活動の紹介
廃棄物最終処分場の周辺地下水汚染
自治体の過去に設置した最終処分場の周辺でモニタリングを行い、水銀の地下水汚染について調査を行った。時折水銀が検出されているが、検出濃度もまちまちで不明な点が多い。処分場の影響なのか原因について調査を継続中である。
大学における環境対策
大学で使用する化学物質に対する研究室内への汚染対策について助言を行った。管理者の化学物質に対する認識が不十分な方もいて資料を作成し配布した。
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
自然由来の汚染土壌の処分場建設に対する反対意見書の提出
採石場跡地に自然由来の汚染土壌の処分場建設事業計画が発表された。処分場下流には井戸を所有する住民も多数居て、また下流海域は漁場となっており、住民からは井戸の汚染や漁業への影響を懸念して事業計画に反対する声が大きくなった。弁護士グループから技術的な面で反対の意見書を提出してほしいと依頼され意見書を提出した。事業計画の汚染土壌の封じ込め対策では短期的な溶出を抑える事はできても、未来永劫に亘り溶出を抑えるは困難であると意見をまとめて提出した。2020年10月県は該当事業計画を不許可と決定した。