登録年度 | 1996年度 |
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氏名 | 桂川 雅信 (カツラガワ マサノブ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 水質 |
主な活動地域 | 長野県上伊那郡中川村 |
主な経歴 | 1980年より社会教育における環境教育に参加。水環境を中心に、「環境をみる目とまちづくり」について地域・学校・家庭の連携をめざした講師活動を進める。これまで全国の水環境改善と地域の環境計画づくりに従事。北海道教育大学札幌校非常勤講師 三重大学生物資源学部非常勤講師、滋賀県立水環境科学館・館長、日本科学者会議長野県支部幹事 |
特記事項 | 著書「水資源を考える」(三共出版)(共著)、「明日の利根川」(農文協)(共著)、環境展望(旬報社)(共著)、その他、環境事典(旬報社)編集委員・水質部門執筆、技術士(上下水道部門) |
活動の紹介
松川町での水質検査結果および町内河川環境に関する町長要請
松川町における青年学級での水質調査活動を通じて、得られた結果を基にして、松川町長への要望を行った。この中で町内の河川水路の水質環境について詳細に解説し、今後の取り組みについて支援要請を行った。
松川町青年学級での水質検査結果に関する講話
松川町における青年学級での水質調査活動を通じて、河川、水路の水質保全行政への助言を行っている。この調査活動で発見された水質汚濁の現象について解説しながら、行政とともに改善の方策を検討している。県への要望事項も整理した。
カタクリ自生地の整備
村内で遺されているカタクリ自生地の間伐と草刈り、倒木除去などの整備を、中川植物観察・保全の会として土地所有者とともに行った。
陣馬形山山頂での絶滅危惧種自生地復元活動
長野県の絶滅危惧種であるツツザキヤマジノギクの復元再生活動を、かつての自生地であった陣馬形山山頂に定植活動を行い、2022年には前年のこぼれ種からの発芽と開花が大規模に確認されたので、苗の定植は限定的にとどめて経過を観察することとなった。2023年度はキャンプ地との境を明瞭にするため礫石を敷設し、雑草や踏圧により生育量の減少した範囲には新たに定植を行うなどの維持管理活動を行った。
絶滅危惧種保存活動の小中学校および保育園での普及と自生地拡大活動
長野県の絶滅危惧種であるツツザキヤマジノギクの復元再生のため、環境教育の一環として村内二つの小学3、4年生、中学校では支援学級の生徒の手によって苗の定植を行い、絶滅リスクの軽減をめざすと共に、本年は自生地の拡大をめざした。本年は始めて二つの保育園を対象に定植の活動を行った。中学校では昨年の定植地でこぼれ種による自生が確認されている。
残土問題学習会
長野県内で開催された残土処分問題講演会おいて、熱海における土石流事件とその後の盛土規制法の動きを解説し、谷埋め盛土の規制について市町村条例の制定を促した。
ツツザキヤマジノギクに関する講演会開催
長野県の絶滅危惧種であるツツザキヤマジノギクの専門家を招聘して講演会を開催し、ツツザキヤマジノギクの保全と継承に関する普及啓発活動を行った。村外からも聴講者があり関心の高さがうかがえた。
陣馬形山山頂での絶滅危惧種自生地復元活動
長野県の絶滅危惧種であるツツザキヤマジノギクの自生地再生活動を、かつての自生地であった陣馬形山山頂に定植活動を行い、2022年には前年のこぼれ種からの発芽と開花が大規模に確認されたので、苗の定植は限定的にとどめて経過を観察することとなった。
松川町青年学級での水質検査結果に関する助言と講話
松川町における青年学級での水質調査活動を通じて、河川、水路の水質保全行政への助言を行っている。この調査活動で発見された水質汚濁の現象について解説しながら、行政とともに改善の方策を検討している。
絶滅危惧種保存活動の小中学校での普及と自生地拡大活動
長野県の絶滅危惧種であるツツザキヤマジノギクの復元再生のため、環境教育の一環として村内二つの小学3、4年生の手によって苗の定植を行い、絶滅リスクの軽減をめざすと共に、本年は自生地の拡大をめざした。本年は始めて中学校の支援学級対象に定植の活動を行った。
気候変動問題学習会
役場職員を対象とした気候変動問題の学習会にて、地球温暖化の経緯、COPの役割とパリ協定、エネルギー問題、など広範囲に講習を行った。講演は午前午後の2回にわたり役場職員全員を対象に実施した。
絶滅危惧種の自生地拡大活動
長野県の絶滅危惧種であるツツザキヤマジノギクの自生地を拡大するため、山頂と小学校のほかに村民の庭先で定植できるように一般配布を行った。
絶滅危惧種保存活動の小学校での普及と自生地拡大活動
長野県の絶滅危惧種であるツツザキヤマジノギクの復元再生のため、環境教育の一環として村内二つの小学3、4年生の手によって苗の定植を行い、絶滅リスクの軽減をめざすと共に、本年は自生地の拡大をめざした。
陣馬形山山頂での絶滅危惧種自生地復元活動
長野県の絶滅危惧種であるツツザキヤマジノギクの復元再生活動を、かつての自生地であった陣馬形山山頂に定植活動を行い、前年までのこぼれ種からの発芽と開花が確認され、自生地復元のスタートとなった。
松川町青年学級での水質検査結果に関する講話
松川町における青年学級での水質調査活動を通じて、河川、水路の水質保全行政への助言を行っている。この調査活動で発見された水質汚濁の現象について解説しながら、行政とともに改善の方策を検討している。本年度は検出データで不可解な地点の現地調査を行った。
残土問題で谷埋め盛土の危険性を訴える
神奈川県県下で開催された残土処分問題講演会おいて、残土処理処分を谷埋め盛土により行うことの危険性を、異常降雨と地震時の土砂災害の視点から講演し理解を深めた。
絶滅危惧種保存活動の小学校での普及
長野県の絶滅危惧種であるツツザキヤマジノギクの復元再生活動を環境教育の一環として村内二つの小学3年生の各家庭と学校花壇への定植を行い、絶滅リスクの軽減をめざした。
松川町青年学級での水質検査結果に関する講話
松川町における青年学級での水質調査活動を通じて、河川、水路の水質保全行政への助言を行っている。この調査活動で発見された水質汚濁の現象について解説しながら、行政とともに改善の方策を検討している。
カタクリ自生地の整備活動
台風で荒れてしまったカタクリ自生地の整備活動を行い、自生地の再整備を行った。
陣馬形山山頂での絶滅危惧種自生地復元活動
長野県の絶滅危惧種であるツツザキヤマジノギクの復元再生活動を、かつての自生地であった陣馬形山山頂に定植活動を行い、昨年度分の種子から発芽も確認された。
リニア中央新幹線建設残土の谷埋め盛土の危険性について
下伊那地域で開催されているリニア学習会において、残土処理処分を谷埋め盛土により行うことの危険性について異常降雨と地震時の土砂災害について講演。
ツツザキヤマジノギクの自生地への復元活動
長野県の絶滅危惧種であるツツザキヤマジノギクの復元再生活動を、かつての自生地であった陣馬形山山頂にも定植活動を行い、開花させることができた。
松川町水質調査活動
松川町における青年学級での水質調査活動を通じて、河川、水路の水質保全行政への助言を行っている。この調査活動で発見された水質汚濁の現象について解説しながら、行政とともに改善の方策を検討している。
また、結果をもとに松川町長にも予防書の申し入れを行った。
ツツザキヤマジノギクの復元再生活動
長野県の絶滅危惧種であるツツザキヤマジノギクの復元再生活動を環境教育の一環として村内二つの小学3年生の各家庭と学校花壇への定植を行い、絶滅リスクの軽減をめざした。
ツツザキヤマジノギクの定植活動
長野県の絶滅危惧種であるツツザキヤマジノギク(イナノギク)の定植活動を植物観察・保全の会として行った。定植用の苗は自生していたものから採取して栽培したもので、前年度は河川敷に植栽した際にシカの食害により1割ほどしか残存しなかったが、今年は陣馬形山山頂に定植して、経過は良好である。次年度は村内での定植活動を普及しながら小学校での環境教育の一環として、小学校3年生に復元活動に取り組んでいただく予定。あわせてオオキンケイギクの駆除活動を進めたいと考えている。
松川町水質調査
松川町における青年学級での水質調査活動を通じて、河川、水路の水質保全行政への助言を行っている。この調査活動で発見された水質汚濁の現象について解説しながら、行政とともに改善の方策を検討している。
中川西小学校・おもしろ実験クラブ
中川西小学校での「おもしろ実験クラブ」にて講師を実施。4月から10月まで全9回の実験クラブを行う。
主に物理・化学的現象の解明をテーマにしてプログラムを構成した。今年のテーマは「台所は実験室」。毎回子どもたちの目の輝きには喜びを感じる。
インターネット上での全国水の相談所
インターネット上にて「全国水の相談所」を引く続き開設。近隣市町村の方から重要な問題でご相談があった。「全国水の相談所」の詳細はホームページに掲載しています。
トンネルの掘削残土による谷埋め盛土の環境影響を考える
近隣で開催されているリニア学習会において、残土処理処分を谷埋め盛土により行うことの危険性について異常降雨と地震時の土砂災害について講演。
K市におけるメガソーラー建設問題の環境影響を考える
インターネット上にて「全国水の相談所」を引く続き開設。近隣市町村の方から重要な問題でご相談があった。「全国水の相談所」の詳細はホームページに掲載しています。
ツツザキヤマジノギクの定植活動
長野県の絶滅危惧種であるツツザキヤマジノギク(イナノギク)の定植活動を植物観察・保全の会として行った。定植用の苗は自生していたものから採取して栽培したもので、前年度は河川敷に植栽した際にシカの食害により1割ほどしか残存しなかったが、今年は陣馬形山山頂に定植して、経過は良好である。次年度は村内での定植活動を普及しながらオオキンケイギクの駆除活動を進めたいと考えている。
トンネルの掘削残土による谷埋め盛土の環境影響を考える
近隣で開催されているリニア学習会において、残土処理処分を谷埋め盛土により行うことの危険性について異常降雨と地震時の土砂災害について講演。
中川西小学校・おもしろ実験クラブ
中川西小学校での「おもしろ実験クラブ」にて講師を実施。4月から11月まで全10回の実験クラブを行う。
主に物理・化学的現象の解明をテーマにしてプログラムを構成した。今年のテーマは「やってはいけないことをやる」。毎回子どもたちの目の輝きには喜びを感じる。
松川町水質調査
松川町における青年学級での水質調査活動を通じて、河川、水路の水質保全行政への助言を行っている。この調査活動で発見された水質汚濁の現象について解説しながら、行政とともに改善の方策を検討している。
下伊那漁協による「諏訪湖問題勉強会」
諏訪湖では2016年7月にワカサギの大量斃死事故が発生し、この問題の解明が待たれている。この時に諏訪湖漁協が諏訪湖の底層を下流域に放流するような計画を発表したこともあり、筆者は諏訪湖の現況とワカサギ大量斃死事故の原因を解説し、あわせて、諏訪湖の底層放流は決して問題解決にはならずかえって天竜川の水環境を破壊するものであることを解説した。
松川町「地域を知る講座」
町の青年学級が40年近くも蓄積した地域の河川水質調査データを解析し、町の水環境の現状と今後の課題をのべた。この中で下水道が整備されても河川水質の改善が見られない部分もあり、これらについては引き続く調査を行政と住民が共同で行うことを提案した。
地域の宝「新発見」講座
松川町のまちづくりを支援するため、「地域の宝新発見講座」を3年前より実施。すでに「おいなんよ松川」が結成され、地域住民とともに地域のご案内プログラムの実践が行われている。2016年度から年4回の講師役となっている。
中川西小学校「おもしろ実験クラブ」講師
2016年度は中川西小学校の「おもしろ実験クラブ」の講師を10回行った。今年は「有機物の燃焼」「化学反応による熱変化」「大気圧のおもしろさ」などを中心にプログラムを編集して実施した。
リニア残土問題に関する講演
2016年は下伊那地域の飯田市、松川町、豊丘村、阿智村でリニアのトンネル工事による残土処分問題で現地調査と講演を頻繁に行った。この中でJR東海が計画している谷埋め盛土については、土砂災害の危険性を地震時と豪雨時の問題について解明した。
全国水の相談所の相談活動
インターネット上での相談活動を行った。
おもしろ実験クラブ
4月から11月まで全10回の実験クラブの講師。主に物理、科学的現象の解明に重点を置いた実験プログラム。
松川町「地域の宝新発見講座」セミナー
松川町でのまちづくり支援セミナーに毎月、講師・助言者として出席。すでに2年間通して地域案内人のグループ「おいなんよ松川」が結成され、そのまわりに地域の案内人が集まるという、全国でも珍しいグループ形成が始まっている。
リニア新幹線工事と残土処分問題について
上記のテーマで残土処分による異常降雨、地震時の土砂災害について講演。
環境と健康に優しい石けんづくり
県内での石けんづくりを通じて、水環境と有害化学物質への理解を深めた。また、安全な石けんづくりについての実習も行った。