登録年度 | 1996年度 |
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氏名 | 小西 由希子 (コニシ ユキコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、消費生活・衣食住 |
主な活動地域 | 千葉県千葉市 |
主な経歴 | 1996年、環境保全活動を市民同士でサポートしあう場として「ちば環境情報センター」を設立。情報誌の発行や環境学習講座の企画・運営、川遊び出前講座、相談窓口、谷津田・里山保全などを行っている。また、2012年4月1日に「ちば市民放射能測定室(しらベル)」を開設するため現在準備中。 |
特記事項 | ─ |
活動の紹介
夏休み特別企画 川遊びの会
谷津田の小川にはいって手網で魚を採ったり、ザリガニを釣った。ザリガニ釣りの竿もシノダケを切り出して手作りした。
普段体験することのない活動に子どもたちは大喜び。釣ったザリガニは、外来種の説明を聞いたのち、塩ゆでにしてみんなでいただいた。はじめはもじもじしていた子どもたちもそのおいしさにびっくり。あっという間に完食してしまった。
千葉市子ども交流館 下大和田観察会
交通費や参加費が負担であったり、保護者が連れてくることができないなどの理由で自然に親しむ機会を持つのにハードルがある児童・生徒にも自然に親しむ機会を持ってほしいと企画した。交通費などは助成金を申請して確保し、千葉市子ども交流館に協力いただき共催とした。
このような体験は初めてという児童もおり、必要な事業であると感じた。
生きもの田んぼの米づくり
メダカやニホンアカガエル、ヘイケボタルなど貴重種が生息する谷津田で、これらの生きものの生息環境を守るための米作りをおこなっている。また生きもののためだけでなく、田植えする足の周りをドジョウが泳いだり、作業の合間にシュレーゲルアオガエルの卵塊が見つかったり、参加者が自然の豊かさやつながりを実感することができた。
下大和田谷津田自然観察会とごみひろい
千葉市緑区下大和田町の谷津田において、毎月第一日曜日に自然観察会とごみひろいをおこなってきた。ここでは2023年2月キツネが発見された。キツネは千葉市では絶滅とされ、35年ぶりの発見であった。都市化が進んだ千葉市において、生物多様性豊かな自然が残っていることを伝えることができた。
シンポジウム コモンズに学ぶこれからの地域再生
開発計画によって失われようとしている里山の価値を見直し、将来に引き継いでいくにはどうしたらよいか考えるシンポジウムで、事例紹介を行った。
千葉市中央区臨海部における粉じん被害の実態調査
千葉市中央区臨海部における粉じん被害の実態調査を行い、解決に向けて行政や事業者に働きかけた。また被害を受けている住民に声をかけ、対策を考える意見交換会を開催した。
谷津田で川遊び
土気公民館からの依頼による小学生対象の自然体験講座。親子14組が参加。田んぼや森の自然観察の後小川に入って魚をとったりザリガニ釣りを行った。
谷津田に生息する多様な生きものに触れ合う体験を通して、自然の豊かさや、人の手が加わることで貴重な生きものが生息できることを学んだ。
また、自分たちの住む地域の身近なところに豊かな自然が残っていることに気づくことができた。
谷津田の保全活動
企業の研修として谷津田の保全活動を体験してもらった
生きものいっぱい 谷津田の米作り
貴重な生きものが多く生息する谷津田で種まきからもみすりまでおこなった。夏には森から竹を切り出してかかしを作ったり、稲わらでなわないをしたり、お正月にはどんど焼きなど季節の行事も取り入れた。手入れした田んぼには夏ホタルが舞い、次年度も継続して参加すること望む家族が多い。
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2021年度活動報告提出あり
2021年度活動報告提出あり