登録年度 | 1996年度 |
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氏名 | 並木 保男 (ナミキ ヤスオ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 水質、土壌・地下水、自然観察(植物、鳥、水生生物、昆虫、星空等) |
主な活動地域 | 神奈川県海老名市 |
主な経歴 | 昭和48年から座間市(現在下水道課)に勤務。地下水調査、環境、下水道部門を歴任。座間市や相模原台地の地下水の流動や汚染に詳しい。また地元の自然観察会の事務局を行い、ゲンジボタルの保護と復元にも取組んでいる。 |
特記事項 | ─ |
活動の紹介
目久尻川ふれあいウォーク
目久尻川流域の4市1町環境市民団体が連携して、一般市民に河川への関心と愛着を深めるため、13kmのウォークを共催した。参加者175名。途中河川の変化、カモやカワセミなどを見ながら歩く。
ホタル観察会
座間市公民館活動「ふれあい自然科学クラブ」の行事の一環として、ゲンジボタルの観察会を案内する。ホタルの一生と里山の水辺環境維持の大切さ説明する。
谷戸の自然とホタル
県立谷戸山公園において、管理事務所の依頼により「座間のホタルを守る会」として、親子を対象に観察会を行う。観察の後、ホタルの成長と環境の大切さを説明する。
冬の野鳥観察会
座間市公民館のふれあい自然科学クラブ事業の一環として、里山における冬の野鳥を観察し自然に親しんで貰うとともに里山管理や外来種問題について紹介する。
目久尻川ふれあいウォーク
神奈川県中央部を南下する目久尻川沿いの座間市、海老名市、綾瀬市、藤沢市、寒川町の市民団体及び有志が合同で市民に川に親しんで貰うため上流から下流まえ13kmのスタンプラリー形式のウォークを実施。6歳から85歳まで224名が参加。
川沿いを歩く中で、水辺への関心を高めてもらうことをめざす。
座間のホタル保護と復活をめざして
小学校3年生を対象にホタルの発生場所、一生、水辺の環境、観察マナーなどをパワポ資料を使って説明した。
栗原小学校校外学習(小4)
ホタルが発生し、アカガエルが産卵する公園で環境の保護の重要性を考え、市内目久尻川沿いを歩き川の変遷、蛇行や合流、瀨と淵の違い、外来種と在来種問題などを学習し、最後にワサビ田のある湧水地で生物の多様性を考える。
谷戸山ホタル講座
県立谷戸山公園においてゲンジボタル保護活動を行っているが、その知見を生かし、公園管理者、市公民館の依頼を受け、ホタル講座を3回実施した。
早春探鳥会
座間市生涯学習課の観察会において講師グループの一員として、親子に野鳥や植物の観察を行う。
ふれあい自然科学クラブ「冬の野鳥観察」
公民館事業である、ふれあい自然科学クラブ活動の一つとして双眼鏡の扱い方を学び、実際に野鳥観察を行った。
東原小学校ゲンジボタル幼虫放流
ホタル復活活動地において、小学校低学年の児童にホタル幼虫放流に参加してもらう事を通じ、河川や自然への関心を深めて貰う。同時に川の源流と湧水の湧き出し口を見たり手を入れ暖かさを感じて貰う。
栗原小学校環境教室
市内の湧水とゲンジボタル生息地を見学し、河川沿いを歩きながら河川の変遷、アユ、カモ等の生き物の様子、外来種問題などを感じて貰う。
谷戸山公園ホタルガイド
通年ホタル保護活動を行っている公園において、来園者を対象に今年度は3回のホタルガイドを行った。スライドショーでホタルの一生、観察マナーなどを説明し、発生地を案内する。
ゲンジボタル保全に関するアドバイス
近隣市の小河川に生息するゲンジボタルの飛翔数が減少しており、絶滅が心配されるため、幼虫飼育のノウハウを知りたいとの市民グループの要請があり、飼育施設を見せアドバイスを行う。
ゲンジボタル復活活動に対する助言
寒川町の旧目久尻川河道の小水路の環境調査を行い、ゲンジボタル復活に取り組むボランティア団体に対し、水路管理等に関するアドバイスを行った。
相模原台地の地下水と湧水
相模原台地の地下水と湧水の機構を解説すると共に、自然と人間活動のバランスの問題を、人間活動が自然に与える影響を具体例で提示し、治遺族的開発可能量が可変であることを提起した。
野鳥観察会
公民館主催行事として、座間市新田宿区域での野鳥観察を初心者の親子を対象に行った。