登録年度 | 1996年度 |
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氏名 | 渡邊 満昭 (ワタナベ ミツアキ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 環境教育、自然観察(植物、鳥、水生生物、昆虫、星空等)、森林保護、環境全般、その他 |
主な活動地域 | 静岡県静岡市 |
主な経歴 | 炭焼きを生業とする家に生まれ、ナタをおもちゃに幼少時代をすごす。小・中学校教諭として、体験型環境教育の推進に奔走。校外では教育カウンセラーとしての活動も兼ね自然観察会の講師として、幼児から大人まで楽しめる感覚重視の環境教育プログラムを企画し続けている。 |
特記事項 | 静岡県教育奨励賞受賞(環境教育)。学校カウンセリング、特別支援教育論文中でも自然体験活動を生かした事例で受賞。福祉分野も含めたバリアフリーな自然体験の場を実践中。 |
活動の紹介
先生にとっての 何だかとても大切なもの いつもの学校の日常も、子どもインタープリターが校内ツアーで「非日常の魅力」に変えてくれるということ
内田洋行教育総合研究所 学びの場COMにて、2022年4月より執筆をしている。子供達の視点や考え方により沿うためには、自然認識の観点は教育者にとって必須のはずである。そこで、「水辺」「SDGs」「こどもインタープリター」などの視点から実践報告とこども主体の視点の持ち方について発表した。
掲載HP https://www.manabinoba.com
季節を先取り!次の季節のしるし探し
様々な年代の小学生を対象に、次の季節のために準備されている生物、植物の様子を観察、共有した。どちらかというと自然度の低い校庭ではあるが、またの間から逆に眺めたり、区画を区切って生物の擬態を探したりすることで、子ども達の新鮮な観察の目が育つ様子が見られ、発見が相次いだ。慣れを打ち破る新鮮な手法の採用が鍵だと考えている。
ネイチャーフィーリング講習会
静岡市環境学習指導員向け講習会を行った。
身近な素材から障害などさまざまな状況を抱えた子どもたちが主体的に参加できる自然体験プログラムとはどのようなものなのかを、参加者相互の情報交換・協議を交えながら講習につなげていった。
生き物のつながりを感じるビオトープ保全
ビオトープの水量調節と植生、生物相の調整・紹介・広報を行った。子供達向けとしては、一見他の水辺から隔離された学校内の池なのだけど、両側回遊型のテナガエビ、ヌマエビ類、モクズガニなども見つかり、何らかの海との関わりがあるという発見があった。
ビーチランニング&コーミングから生き物を知る。
静岡県内のビーチ各所にてランニング&コーミングの会を開いている。特に冬期は、強風に吹き寄せられたフウセンクラゲの群れを目撃したり、打ち上げられたミズウオに遭遇したり、たくさんの桜貝を見つけたりとランニングしつついろいろな物を発見できるチャンスである。
復活メンテナンス 学校ビオトープ
勤務する小学校のビオトープの手入れと植生の調整、生物の多様性確保を進めた。テナガエビやオイカワ等の小魚を中心とする生き物の活動が池に戻り、子ども達が集うようになった。
言語活動における生物カードの活用
特別支援教育での言語活動に、児童の自然体験の有無や志向を考慮し、自然。生物教材カードを活用することで、児童の学習への意欲を引きあげる効果が見られた。
里山物語
静岡市水見色地区で川遊び&食事づくりの支援をしました。参加者は子育て中の家族が多数。子どもの育ち方やとらえ方を問う、お母さんの声に耳を傾けつつ、子ども達の挑戦を支えました。
防災インクルーシブキャンプ
インクルーシブ教育システムの観点から、小さなお子様を中心とした、防災キャンプ運営のお手伝いをしました。
静岡市立城北小学校におけるシードバンクを活用した自然再生
静岡市立城北小学校におけるシードバンクを活用した自然再生について、静岡大学田宮教授の招きにより、校長と共に 静岡大学において講演を行った。
「夏だ!山だ!清流だ♪五感キャンプin大川」
Hug kumu はぐくむ、大川移住・定住協議会と連係し、ユニバーサルな自然体験活動を推進した。また、具体的な事例とその効果について、参加者(保護者)に対し講演を行った。
学校林の自然探し
静岡市内の小学校において、見過ごされがちな学校の自然探しを敷地内にて行った。観察カードの形式を工夫し、クラブ員20名で開始。バナナなど、敷地内の不思議な植物や小さな生き物を見つけ、共有した。また、6年生とともに、学校林の手入れを行い、散策路の保全を行った。