登録年度 | 1996年度 |
---|---|
氏名 | 山田 美智子 (ヤマダ ミチコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 70代 |
専門分野 | リサイクル、化学物質、環境教育、自然観察(植物、鳥、水生生物、昆虫、星空等)、森林保護、森林保護以外の自然保護、市民活動、町づくり、消費者教育 |
主な活動地域 | 兵庫県芦屋市 |
主な経歴 | 芦屋市環境審議会委員、芦屋市議会議員を2期、兵庫県議会議員歴任し、平成23年4月退職。現在、自然保護協会団体役員、リターナブル瓶研究会会員、フードバンク関西理事などをしている。 |
特記事項 | ─ |
活動の紹介
ビオトープ生き物調査
午前中いっぱいかけて、ビオトープで飼育している希少魚の状態の観察と、生息数の調査にあわせて、その他、自然(鳥など)によって持ち込まれている生き物、人的に持ち込まれている生き物を調査。あわせて、池の植物のリターや、ヘドロ清掃をした。
芦屋川の生き物を知ろう
芦屋の歴史と川の関係。人の暮らしと川との関係。
山と海を繋ぐ川にすむ生き物の生態。気候によって変化してきた生き物。
1時限は説明。2時限は児童からの質問を受けながら、掘り下げて説明をした。
児童は大変熱心だった。実際に川に行きたいという児童からのリクエストがあり、個別対応とした。
芦屋川の生き物探し
芦屋川での環境体験学習。約3時間。オリエンテーションとして、川の成り立ちや、川が果たす役割について考えてもらうところからスタートし、川の中での行動、生き物の捕らえ方、扱い方についての注意事項、どんなところに生き物がいるのかを少し説明してから、芦屋川の生き物を探しに川に入ってもらった。児童の行動を見守りながら、全員が満足のいく観察ができるようにアドバイスをしていった。生き物の名前調べや、感想、質問を受ける別の機会も設けた。
環境にやさしく安全安心な食を考える
有機であれば安全なのかという疑問、省農薬(基準値の2分の1など)の表示があっても、どのような農薬が使われているのかは表示していない。安全安心な野菜を求めて家庭菜園をしている方や、長年無農薬、省農薬に取り組んできた方、食品ロスを減らすため丸ごとの野菜を食している方、マイクロプラスチックから環境ホルモンに最近関心を持った方などで、様々に情報交換をしながら90分、話し合う機会を持った。
薬物乱用と私たちにできること
薬物乱用の啓発活動として、1時間、某団体の関心ある方々に薬物乱用の実態について、危険性について、若者への啓発について話をした。現状についての知識が得られたと好評だった。
芦屋の浜の生き物観察
中流から浜までの魚道がいくつあるのか、どんな場所にどんな形であるのか調べるという課題を最初に出した。浜では、磯の生き物を探してもらった。
汽水域の魚を探す子どももいた。
芦屋川探検
芦屋川中流から海まで、川の様子や魚道、植物を観察しながら歩き、浜での生き物調査をした。
芦屋川の生き物調べ
芦屋川の中流で、芦屋川の生き物の説明の後で、グループに分かれて生き物を探し、観察し記録する。
ゲンジボタル観察会
ゲンジボタルの生態などの説明の後、芦屋川において、観察をしながら、更に説明を加える。
主に家族単位。3日間19時半~122時半
以降3日間20時半~21時半
芦屋川探検
川のどんなところにどんな生き物がいるのか、分かるようにします。
川の上流の生き物を探そう。
中流の上流部の様子と生き物調べ。レポート作成に必要な知識を得るお手伝い。
芦屋川の生き物を調べよう
川の様子の観察、生き物を探して水槽に入れて観察する。探した生き物の名前を調べるお手伝い。
川の生き物調査
川虫、魚、貝などの生き物がどんなところに生息しているのか、その理由は何か、どうすれば捕獲できるのか等の説明。実際に生き物を捕まえて、様子を観察したり、名前を調べたりするのを手伝う。川や、人間とは違う生き物を大切にすることについて考えて貰った。
めだかの里親教室
めだかを飼ってみたいが、魚を飼うのは初めてだというご家族を対象に、水槽の準備から、餌のあげ方、増やし方、場合によっては調和水槽の作り方など、環境変化による相談に応じながら継続して助言を行った。
地球温暖化と私たちの心豊かな暮らし
地球温暖化の原因には何があるのか、また、私たちの暮し方との関係について講演を行った。その後、参加者全体で考えるため、参加者が現在すでに取り組んでいる事、今後に取り組みたいと考えている事や課題を中心に話し合った。
特に環境問題には関心が無かったという方にも、料理や健康の切り口から、毎日の献立、食材選び、ごみの減量化、海洋問題、種の多様性、気候変動と、どこにでも繋がっていくことが見えてくると興味を持っていただけ、頑張らなくても習慣にできる事を見つけていただける。
暮らしの中の環境問題
食べ物については農薬や添加物、ゴミ問題としての5R、地球温暖化と暮らしぶりなど広範ではあるが、身近な環境問題を考えて貰うことで、暮らし方を見直すきっかけにしようという目的があった。実践していることについて発表してもらうことで、和やかな勉強会になったと思う。
芦屋川の生き物
芦屋川に生息する代表的な生き物についての話をすると共に、芦屋川の生き物を捕獲して観察し、多様な生き物が生息できる川を大切にすることの大切さに気付いてもらうことが出来た。その後、子どもたちが芦屋川の生き物について纏めたことを、幼稚園児を対象にして発表会を開くということがあった。
水質保全
ビオトープ池の水質を確保するための工夫について研究をした。
生物のリターによる富栄養物の除去の量、人工的に水を補給する頻度、浄化ポンプの規模などについて、現場で意見交換をしながら研究した。
生態系と外来種について
芦屋市内の池や川に生息する外来種について紹介。ミシシッピアカミミガメについては、意見交換の場で、子どもたちに買い与えることなどについて有意義な話し合いができたと思う。家で育てた大きくなったアカミミガメを、池や川に放流する危険性については理解してもらえたと思う。、
子どもたちの好きなアメリカザリガニについては、特に子どもが放流主となっていて、ビオトープ池のメダカに悪影響が出ていることを伝えた。