登録年度 | 1996年度 |
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氏名 | 上田 康二 (ウエダ コウジ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、水質、地球温暖化 |
主な活動地域 | 広島県広島市 |
主な経歴 | 昭和56年4月から現在まで、(一財)広島県環境保健協会に勤務。環境調査部門で約20年間生物調査、環境アセスを担当した後、社会教育部門でコミュニティ活動の支援業務に従事。2010年から広島県地球温暖化防止活動推進センター長。 |
特記事項 | 生物分類技能検定2級(動物)、広島県地球温暖化防止活動推進員 |
活動の紹介
秋の自然体験教室「かくれた秋の虫を探せ!バッタ調査隊」
国立公園に指定されている広島県廿日市市の極楽寺山で、10家族30人を対象に、バッタの仲間を探す自然体験教室を実施した。
バッタの種類に応じて、種類やレア度に応じてポイントを設定し、参加者とさまざまな昆虫を探索した。
2時間の活動で 約20種類の昆虫を見つけた。
ひろしまのセミ博士になろう!ひろしまセミの観察Session2023
20家族50名を対象に、セミをきっかけに自然を楽しみ、市街地の公園を暮らしに取り入れる観察会を広島市内5ヶ所の公園で実施した。
広島市南区の比治山公園では、午後にセミの穴を観察し、夜に穴から出てきて羽化する様子を観察した。
水生生物観察会
広島県世羅町甲山小学校4年生30人を対象に芦田川の水生生物観察会を実施。
両生類や魚類、水生昆虫や魚類、カエルなどを採集して名前を調べ、食物連鎖や水質浄化、住民による河川清掃活動や汚水対策について学習した。
森と畑とたき火のようちえん
ほしはら山の学校(広島県三次市上田町)をフィールドに、未就学児童と保護者15組を対象とする月1回のイベント型の森のようちえんに参加。
参加者が里山に親しみ、出会う生物への理解や生態系の中で担う役割への理解を深めるサポートを行っっている。
令和3年度 瀬⼾内海国⽴公園 ⼦どもパークレンジャー事業
、瀬⼾内海国⽴公園における⾃然体験を通して、⽣物多様性についての理解を深め、⾃然のすばらしさを体感することで、主体的、協働的に⾃然保護に取り組む⼒を育んだ。
比治山のセミ博士になろう!|いきものSESSION
広島市南区の市街地にある比治山公園を舞台にした市民活動の増進を図るため、さまざまな楽しみ方を紹介するイベントが企画されており、その一環でセミを素材に自然と親しむ活動を実施した。採集経験がほとんどない未就学児童と保護者を対象に基礎知識や捕獲技術をレクチャーし実習した。昆虫嫌いの市民が関心を持って公園を歩き回るようになり大きな成果があった。
ほしはら自然カレンダー/ほしはら自然探検隊
ほしはら山の学校(広島県三次市上田町)周辺の自然について、感染症対策で外出できない親子を対象に定期的にブログで紹介している。
また、地元の小学生チームを組織して探検隊と称して自然探索を行い、その様子を撮影編集してYOUTUBEで発信している。
セミの観察会
広島市南区の比治山公園で幼児を連れた親子が参加するセミの観察会。鳴き声、鳴く時間、形の違いなどを学習した後、自家製の捕虫網を作り公園緑地に出かけて、学習内容を確かめるとともに抜け殻や成虫の捕獲に挑戦した。捕獲したセミや抜け殻を手元に、互いの成果を確認した。
天神川の水生生物観察会
ブッポウソウの保護増殖に取り組む地元住民団体が主催する観察会。ブッポウソウが餌にする大型昆虫や渓流に棲む水生生物を観察し、食物連鎖を通じて生態系の多様性を学んだ。
ホタルの観察会
広島湾に浮かぶ似島に生息するヘイケボタルの生息地保全活動に係る観察会。ヘイケボタルの繁殖湿地を手入れし、そこに生育・生息する動植物を親子で観察し、環境保全の重要性と生物多様性の実際を体感した。
入浜海岸清掃活動
廿日市市宮島町にある入浜海岸(人家のない自然海岸)にて、漂着ごみの清掃活動と自然観察会を実施した。参加者は親子150人、スタッフは20人でうち6人が自然観察会のインストラクターを務めた。
河川の生物観察会
広島県三次市作木町伊賀和志の天神川(江川支流)にて、小学生を対象に河川の水生生物観察会を実施。参加者は20人。両生類や魚類、水生昆虫を採集して名前を調べ、食物連鎖について学習した。当地は、希少鳥類ブッポウソウの繁殖地で、鳥が食べる大型昆虫とそれを支える生態系の実際を学ぶことを目的とした。
腰細浦海岸清掃活動
廿日市市宮島町にある自然海岸の腰細浦にて、漂着ごみの清掃活動を行い、良好な海浜の自然観察を実施した。参加者は150人に社会人で、スタッフは20人、うち6人が自然観察インストラクターを務めた。
宮島のヒメボタル観察会、釣りチャレンジプログラム
小学生・保護者 ・大学生 など 34 人(スタッフ含む)が参加。ホタルクイズと実物観察、発光生物実験、釣り糸の結び方や投げる練習、実釣体験など盛りだくさんのプログラムを実施 した。
秋の鳴く虫観察会
市街地の緑地にすむ昆虫を対象に秋の鳴く虫の観察を通じて環境に応じた生物の多様性を具体的に学習した。
干潟の生物観察会
広島県廿日市市宮島町の厳島神社で実施した生物観察会で、大鳥居のある干潟で磯と干潟にすむ生物、その生物が生息する理由、影響を及ぼすさまざまなあ要因について学習した。
川の生物観察会
中国山地のブッポウソウの繁殖する地域で、川にすむ魚と昆虫、周辺で水生昆虫を餌に生活する鳥類などとの関わりを学ぶ観察会を行った。