登録年度 | 1996年度 |
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氏名 | 大島 弘三 (オオシマ コウゾウ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 80代 |
専門分野 | 生命、自然への愛着、生態系・生物多様性、水質 |
主な活動地域 | 長崎県大村市 |
主な経歴 | 1973年諫早の自然を守る会。1998年諫早干潟緊急救済本部。2000年「諫早湾自然の権利」訴訟原告。2004年諫早湾しおまねきの会。 |
特記事項 | ラムサール条約締結国会議とNGO会議、エコツアー参加(第7回コスタリカ、第10回韓国)。環境事業団によるNGO研修(タイ・ラオス)参加。 |
活動の紹介
「干潟を守る日」2020in諌早ー諫早湾干拓と石木ダムを考えよう
今年は4月11日に集会を企画した。会場の手配や報告者の選定、チラシ作成などの準備に取り掛かったが、コロナの感染拡大を考慮し、中止となった。
リレートーク
毎月第1日曜日を定例とし、商店街で市民の方々へ呼びかけをします。内容は有明海、諫早湾の生物を保護し、生産の確保と自然環境を保全することによる地域の経済振興を図ることです。
4県合同自治体議員諌干視察
有明海と諌早湾の姿を見て、干拓農地の実態と漁業被害を感じてもらう。地元の自治体議員の方々と市民の合同視察を企画した。
干潟の生きものと遊ぼう
生きものに触れる、そして遊ぶ。これが子ども達の遊びの原点。自分とは違う生命に触れ、存在を認める。人間と自然との距離を確かめながら、大人になって欲しい。
「干潟を守る日」2019in諌早 ー諌早湾の今、と これからー
諌早湾の開門を命じた福岡高裁が一転、「開門判決は無効」と信じ難い判決を出した。一方、干拓農地では開門を求めて営農者が裁判を提起。さらに諌早湾外の青年漁業者がカキ養殖の取り組みを始め、市民には「話し合いの場」を求める署名が始まった。今の諌早湾の姿を見つめ、次の世代に何を引き継ぐのか。そして私たちに求められていることは何か、確かめる集会にする。
リレートーク
商店街のアーケードでマイクを通して市民に訴えます。内容は諌早湾の開門が主体となりますが、集会の案内や署名の依頼などもあり、同時にビラを配るなど、あらゆるパフォーマンスが可能です。
有明海と諌早湾の実情を知る、伝える。
年間を通して干潟を主体にした現地の姿を知る、そして伝える活動をします。対象は農民、漁民、研究者、市民と子ども達が主体で、ツールとしてはメールが主体となりますが、集会や学習会などもします。ホームページを運用し、一般の方々への情報提供もします。
子ども達に夢を託す
子ども達の目は純粋です。しがらみや思惑の無い、素直な位置から自然を見、生き物とたわむれ、観察します。科学実験サークルに参加する子ども達と共に干潟にはまり、歓声を上げ、たわむれることで将来を展望することが出来ます。
現地調査と情報収集
自然環境をターゲットにする場合にまず必要な活動が現地調査であり、そこに係わる人を含めて理解することである。諫早湾の現地調査、学習会、現地ガイドなどの活動を通して、その存在意義を広く周知し、開門調査と干潟再生の世論形成を図った。
諌早湾と有明海の実情を知る
年間を通して現地の姿を知る、そして伝える活動をします。ツールとしては漁民、市民、研究者などとのメールが主体ですが、必要に応じて、集会や学習会などで面談し情報の交換をします。個人のホームページを運営し、広く一般の方々への情報提供にも取り組んでいます。
干潟を守る日2016in諫早
諫早湾にギロチンが落とされて、早19年。以来毎年の恒例行事として全国の仲間と共に、市民による集会を開催して来た。全国の干潟環境が危機的な状況にある今、当事者である市民が目を覚まし、行動する必要性を追求して行かなくてはならない。
干潟の生きものと遊ぼう
普段から海に行き、生きものと遊ぶ機会が無い子供たちに、生き物を手に取って、触れてその感動を受け止めてほしい。生きもの達がこの地球の上で、どのような働きをしているのか、考えるきっかけをつかんでくれたら嬉しい。
諫早湾排水門を早急に開門してください
2012年12月に福岡高裁が諫早湾排水門の開放を命じ、確定した。以来すでに6年の日時が経過した。干拓事業の当事者である国(農水省)は、新たな裁判を提起あるいは他裁判の経過を見守るというポーズで、行政不作為を繰り返して今日に至った。
国民みんなが納得のいく方法を見つけるためには、みんなで解決のための話し合いをすることである。
諫早湾開門調査を求める活動の支援
市民による、諫早湾の状況の対話集会への取り組みを支援する。
潮受け堤防で閉め切られた諫早湾の再生のために、市民が「対話」を求めた行動に出た。市議会、県議会をはじめ、自治会、市長、県知事への対話をもとめる行動を支援する。
子ども科学館まつり
小学生を対象にしたイベント。科学全般がテーマである。私の持ち場は「干潟の生き物たち。」
諫早湾に関する市民の学習会
市民をターゲットにした学習、現地見学会など、体験による行動が自らのモチベーションを高める。
メーリングリストでの意見と情報の交換
有明海、諫早湾をターゲットにした漁場環境、沿岸湿地の保護などに関する状況の情報を交換するメーリングに参加した。
毎日刻々と伝えられる情報と、これに対応する意見のやり取りで、状況に応じた各自の行動の指針を確立することができた。