登録年度 | 1997年度 |
---|---|
氏名 | 高倉 弘二 (タカクラ コウジ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 水質、地球温暖化、3R |
主な活動地域 | 福岡県北九州市 |
主な経歴 | 環境分析や循環型社会形成に係る試験研究並びに、東南アジアを中心として、有機廃棄物の資源リサイクルに関する海外技術協力を実施中。一方、環境NPO法人副理事長、北九州市環境学習サポーター等の登録を受け、市民・小中学生に対し積極的に環境教育・環境学習等の啓発活動を展開している。 |
特記事項 | 技術士(環境)、環境カウンセラー(市民・事業者)、公害防止管理者(水質1種・大気1種)、環境計量士、ISO14001審査員補、第1種作業環境測定士、衛生工学衛生管理者 |
活動の紹介
青年海外協力隊コンポスト研修1
青年海外協力隊が赴任地で有機廃棄物のコンポストに取り組み時に有効に活用できるコンポストの基礎理論・技術を講義する。(2部構成の1)
青年海外協力隊コンポスト研修2
青年海外協力隊が赴任地で有機廃棄物のコンポストに取り組み時に有効に活用できるコンポストの基礎理論・技術を講義する。(2部構成の2)
青年海外協力隊コンポスト研修1
青年海外協力隊が赴任地で有機廃棄物のコンポストに取り組み時に有効に活用できるコンポストの基礎理論・技術を講義する。(2部構成の1)
青年海外協力隊コンポスト研修2
青年海外協力隊が赴任地で有機廃棄物のコンポストに取り組み時に有効に活用できるコンポストの基礎理論・技術を講義する。(2部構成の2)
青年海外協力隊コンポスト研修1
青年海外協力隊が赴任地で有機廃棄物のコンポストに取り組み時に有効に活用できるコンポストの基礎理論・技術を講義する。(2部構成の1)
コンポストの基礎理論
コンポストは様々な世界地域で取り組まれているが、決して適切な技術・手法が採用しているとは限らず、悪臭の発生等から迷惑施設となっている場合もある。基礎理論を知り理解することは、現地でのコンポスト技術の適正化を図る一番の近道である。
暮らしとごみ・リサイクル
廃棄物管理の歴史を紐解くと、大量生産・大量消費・大量廃棄から3Rへと大きく舵が切られたがリサイクルに偏っている。今後はごみゼロを目指すサーキュラーエコノミーが肝要である。また、身近な取り組みとして食生活に注目し、食品ロスと生ごみのコンポスト化が注目され、特に農業における温室効果ガス排出量は全体の30%を占めていることから、それらはカーボンニュートラルにも寄与することとなる。
生ごみコンポストアドバイザー養成講座
北九州市で実施している各家庭で取り組む生ごみコンポストが適正に実施することができるようにコンポストアドバイザーを養成している。
ここでは、コンポストの基礎理論と実践だけでなく、市民を対象としたアドバイザーとして心得も含めた内容としている。
循環型社会形成に向けた市民活動等の現状と課題
複雑化する社会を反映して市民ニーズは多様化しており、行政単独では解決することが困難になっている。課題を解決するためには行政とNPOの協働が有効であるが、協働を正しく理解せずに取り組んだ結果、さまざまな弊害が生じている。正しい協働について理解する。
コンポストの基礎技術
コンポストの基礎理論から実践までを丁寧に説明し、また、海外技術協力を実施する場合の姿勢について、「協働」と「適正技術」がキーボードとなる。
身近な循環「家庭で生ごみコンポスト」
福岡大学では環境問題に対する正しい知識や理解を深めるための環境講座を10年以上継続して開催しており、その講師として参加しました。家庭から排出される燃えるごみのうち、約半分を生ごみが占めています。これを発生源である家庭でコンポストとしてリサイクルする有効性とその方法について講義しました。
廃棄物技術の専門実務家の人材育成
平成16年から開催されている優れた環境人材の創出を目的として開催されている研修会に講師として参加しました。生ごみコンポスト技術についての講義と、適正技術の考え方について講義しました。廃棄物分野で活動が期待される若手技術者育成に寄与することができたと考えています。