登録年度 | 1997年度 |
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氏名 | 佐々木 光壽 (ササキ コウジュ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、地球温暖化 |
主な活動地域 | 岩手県釜石市 |
主な経歴 | 昭和48年3月から昭和49年3月迄、米国加州のナカナースリーに実習生として勤務。花卉及び樹木の生産を担当。昭和49年5月から昭和52年3月迄小林造園(株)に勤務し京都御所等の名園の管理維持を担当。昭和52年9月から昭和55年9月迄町田市の竹丸造園センターに勤務。都市公園など作成。 |
特記事項 | (資格)東京農業大学造園科農学士、1級造園技能士、1級造園施工管理技士、岩手県農薬管理指導士。 (著書)住まいの庭東北編 第1集、第2集共同出版。(受賞)日本造園組合連合会 東北ブロック会表彰。 |
活動の紹介
かまいしの復興発掘調査展
釜石市有形文化財公開事業「かまいしの復興発掘調査展」に出来るだけ多くの人達に参加して頂きたく、ポスターやチラシをくばり釜石の縄文時代から近代までを知る機会となって少しでも自然の変化への感心につながればいいです。
甲子川の明日を語る会
県主催の釜石市の「甲子川の明日を語る会」の会議があり、委員として出席し環境の面で意見を述べた。甲子川は日本で一番アユのおいしい川として全国でも3度程優勝している川なのでその環境は大事であると感じています。
文化財審議委員
釜石市の世界遺産である橋野高炉跡の調査説明会があり、自分達も文化財の審議委員として現場に行き掘削状況を見てまだ調査されていない所がかなりあり廻りの環境がそのまま残されているのに感動しました。
文化財保護審議会委員
文化財保護審議会委員として、市内の貴重な樹木を造園業者として調べ、市の天然記念物として指定出来るかどうかをチェックし他の委員と打ち合わせをすることが毎年あるので、自分の知識で色々調べ話し合うことを今年もやった。
2023年度活動実績等報告書提出済
2023年度活動実績等報告書提出済
斎場中庭の改良に伴う設計~施工
2月に釜石市より斎場中庭(250㎡)の改良を頼まれて、設計から施工迄を1か月間で行いました。
出来るだけ心を安らげる空間にしたいと思い庭石や植木草花をえらんで作業したつもりです。今は家族葬が多く、少人数の葬儀が多いですが、少しでも役に立てればと思いました。
市の文化財保護審議会委員としての活動
市の文化財保護審議会委員として、市内各地の古い樹木の調査や縄文時代の土器の発掘調査などに立ち合い、勉強しながら古いものが良い状態で残せるように考えて活動しています。
「釜石に桜を植える会」での活動
「釜石に桜を植える会」が震災後に結成され全国から苗木と資金が集まり、今年も植栽も出来る場所が完成したので、市民が50人ほど集まり、植木屋の自分が植え方を説明し、120本程植栽し、将来の桜並木になるよう願って植えてもらった。
新市庁舎の建設委員会での意見提示
市庁舎が古くなり新市庁舎を建設することで決定し、令和5年より着工することになり建設委員会の自分もメンバーになっていたので、庁舎廻りの環境について意見を述べ、より自然を生かした新庁舎にしたいと話し合いました。
釜石鉱山の労働者社宅跡地の管理
釜石鉱山の、以前に労働者の社宅があった場所が何年か前に造成され、3000㎡ほどの平地に石楠花を植え(400本程)、お花畑にしたいという東京本社の希望で自社が施工し現在は毎年施肥や草刈りなどの管理をしていますが、山の中でもあり土壌も悪いので観光地になるには時間がかかりそうです。