登録年度 | 1997年度 |
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氏名 | 木村 幸一郎 (キムラ コウイチロウ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性 |
主な活動地域 | 東京都墨田区 |
主な経歴 | 塾・予備校講師を経て、現在は「ナチュラリスト」として行政、企業、団体主催の環境系講座の講師やコーディネーター、インタープリターとして活動。動物系専門学校にてゼミ等を担当する他、主として野生動物分野の人材育成に携わる。「誰でもが気軽に関われる野生動物保護」のための活動がモットー。 |
特記事項 | 東京都鳥獣保護管理員、東京都動物愛護管理審議会委員他。主な著書(共著)「みんなで考えよう!生物多様性と地球環境2~日本の多様な生きものと環境」(岩崎書店)他。 |
活動の紹介
千葉市動物公園大池生物調査
千葉市動物公園内にある大池の生物調査を6月より実施した。
環境系専門学校講師
環境系専門学校にて、「野生動物保護管理ゼミ」を担当、卒業研究、卒業論文執筆を指導した。研究を続ける中で、生物多様性保全の重要性に気づいてくれる学生も見受けられた。
野生動物保護管理ゼミ、水圏生物保護管理ゼミ
近年動物園、水族館では単なる展示だけでなく、動物の置かれている状況を調査・研究により明らかにするとともに、来園者に対しいかに伝えていくかが課題となっている。そのため専門学校でも基礎的な研究の実践方法を身につけることは必須と言える。そこで、将来就職を目指す学生対象にゼミを開講した。1年かけて自ら定めたテーマに沿った研究データの収集を行い、それを論文にまとめ、発表を行った。
野生動物保護管理に関する講座
将来動物園、自然系を目指す専門学校生対象に野生動物関連の講座、ゼミを担当した。ゼミでは卒業研究に取り組み野生動物の保護管理に関する研究を指導した。
「環境教育」講義
専門学校生対象に1年間環境教育主として野生動物保護管理関連の講義、演習を行った。成果は論文としてまとめた。
専門学校にて環境教育講義
専門学校にて環境関連の法令等の講義を受け持った。
専門学校における講義
動物系専門学校にて「環境教育」関連の講義を実施した。(1科目が4月~2月までに計30回)。
プロジェクト・ワイルド等指導者養成講座
将来、動物園や水族館への就職を目指す専門学校生対象に、プロジェクト・ワイルド、プロジェクトWET、PLT等の初級指導者養成講座を都合6回開催した。
専門学校での講義、演習
環境系専門学校にて「環境教育」「ESD」関連の講義、演習を1年間行った。ゼミでは学生たちに班による卒業研究、論文作成を指導した。
専門学校における「野生動物保護管理ゼミ」担当
環境系専門学校にて、「野生動物保護管理ゼミ」を担当。ゼミ生たちはそれぞれの課題を定め研究を実施した。本年度は「動物園における環境教育プログラム作成のための基礎調査」「動植物園における土壌動物の現況調査」「千葉県某市用水路の淡水生物の遺伝子プールとしての可能性の検討」など。
自然観察員養成講座
所属するNPOが委託され、台東区主催の自然観察員養成講座を計3回行い、30名の参加を得た。毎回ゲスト講師を招き、実際に自然観察を行い、都市の自然というものを体験してもらった。
全国一斉川流れ体験キャンペーン
(特)川に学ぶ体験活動協議会と所属するNPOの共催で、川流れキャンペーンを行い、15名の参加を得た。川にすむ生き物の他、川の危険度など安全に関する講義、実習を取り入れ、川との付き合い方を学んだ。
プロジェクト・ワイルド等指導者養成講座
アメリカで開発されたパッケージド・プログラム(PW、P-WET、PLT、PW・S&C、グローイングアップワイルド)の講習会を専門学校の学生対象に年5回開催、150名近い参加者があった。参加者に対して環境保全が自然保護に果たす役割について指導した。
野生動物保護管理ゼミ
平成27年4月より専門学校にて「野生動物保護管理ゼミ」を担当した。現地でのフィールドワークを多く取り入れ、学生が自らの力で野生動物保護管理をESDの視点を交え、身近な動物の保護の在り方について考えてもらえるように取り組んだ。