登録年度 | 1997年度 |
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氏名 | 藤田 廣子 (フジタ ヒロコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 環境アセスメント、環境教育、自然観察(植物、鳥、水生生物、昆虫、星空等)、森林保護以外の自然保護、市民活動、町づくり、地球環境問題、環境全般 |
主な活動地域 | 神奈川県横浜市 |
主な経歴 | 昭和62年から平成7年まで、ボランティアとして日本自然保護協会で資料集作成や国際セミナーなどに携わる。平成3年より「恩田の谷戸ファンクラブ」を作り地域の自然環境保全活動に携わる。 |
特記事項 | (平成6年)都市農業問題研究会特別委員、(平成8年)横浜市環境保全活動賞受賞、(平成8年)住民参加の道路づくり委員、(平成14年)「日本の里地・里山30活動保全コンテスト」受賞 |
活動の紹介
田んぼの稲わらでお正月飾りを作り販売を提案
谷戸の無農薬培のお米を作ってできた稲わらで、伝統的な農文化の手作りのお正月飾りを作り、外部で販売を提案。
生物多様性における里山の湛水田んぼの重要性
谷戸の小川の源流部に位置する田んぼに一年中水分を保っていると、乾田にしてしまって水の無い田んぼの1.5倍ほども生物の種類が豊富であるため、湛水田んぼを提案。
谷戸作業ーせんばこきと唐箕による脱穀
農家の物置にあるせんばこきと唐箕を借りて、自分たちの小さな田んぼで刈った稲を稲架で干してせんばこきと唐箕を使って脱穀し、ちょっと昔の農文化を体験する。
谷戸作業ー小川の手入れ、草刈り
地主さんにお願いして残してもらった生き物の小川には大雨で土砂が流れ込むため、土砂をさらって護岸のすぐ脇に上げて希少な生き物が小川へ戻れるようにする。護岸の草刈りにより水面が見えるとすぐにオニヤンマが産卵にくる。
谷戸作業ー竹伐り、伏せ焼き準備
炭焼き材として竹を伐ることは地主さんのためになる。竹林の間引きにより希少な植物の生育に役立っている。
谷戸作業ー草刈り、ジャガイモの植え付け
生物多様性豊かな谷戸の自然と文化を次代のこどもたちに引き継ぐため、民有地の谷戸で農家と融和して田畑の耕作を行う事、また雑木林の林床の草刈りによって希少な植物の保全に役立つ事、を提案、推奨