登録年度 | 1997年度 |
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氏名 | 中村 隆嗣 (ナカムラ タカツグ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、地質 |
主な活動地域 | 広島県福山市 |
主な経歴 | 昭和58年から、天体観測の会を、昭和60年から「仙酔島自然観察ハイキング」の企画運営。平成9年より、社会教育センターの講座、平成15年より、エコクラブ及福山少年自然の家の事業に又、宇宙少年団の活動に関わり青少年育成に当り(自然及環境に関する内容、環境問題と地域づくり)現在に至る。 |
特記事項 | 平成14年度、広島大学大学院において「自然を生きものとして見たとき、人と自然の共生、かかわり方について」というテーマで研究。“一考察”として論をまとめる。 |
活動の紹介
バードウオッチング
冬になると芦田川河口湖エリアへは、遠く北国からカモ達が飛来し、3月にはまた北へ飛び立ちます。この時期、芦田川には日本にしかいない鳥や、絶滅が危惧される鳥も見ることができます。自然との触れ合いが楽しめるバードウォッチング、自然の大切さも感じさせることができます。
草戸山の自然観察会
福山市内の近隣での自然観察会。
昔は芦田川西にある「草戸山」という低山で、名刹「明王院」の裏山に当たるが、宅地造成で団地化し現在は散歩道の様を呈す。雑木林が主体であり、灌木下の草花は少ない。時間をかけて散策すれば、生物多様性を学ぶには適地と思われる。
福山には 絶滅寸前の 淡水魚がいます
1.スイゲンゼニタナゴの生態
2.スイゲンゼニタナゴの現状
3.スイゲンゼニタナゴの保全活動を進めています
これらについてまず座学で学び、次に「芦田川水系」に生息する魚類などの観察を行う。最後に「スイゲンゼニタナゴの保全活動」のために人工飼育活動を行っている研究者の活動に触れる。
豊松地域の自然=植物の不思議
豊松野呂川地域の自然観察をしながら、路傍の植物や動物(昆虫など)に触れ合い、その不思議さを探る。
親子参加であり、親と子供の視点が違ったり、気づきの違いから新たな視点も探れよう。
芦田川の冬鳥たち
留鳥や渡り鳥などの観察。
芦田川の河口湖にはカモの仲間やカモメの仲間が多く、また岸から近くに留まっているので観望の適地である。小魚を餌にしている鳥たちも多く、とくに「ミサゴ」の観察に多くの市民がいた。鳥の名前を覚えると、親子で楽しそうに会話していた。
豊松エリアを流れる川について知る。
神石高原町豊松にある「ビレッジハウス仁吾川」を会場に、午前中は近くを流れる“仁吾川”の流れや、水生生物(特に川魚や水生昆虫など)について学び、水の流れについても川に入り体感させた。午後は下流にある「魚切の滝」や近くの「旧仁吾川発電所」について学んだ。午前午後を通して、活動エリアの植物についても学び、笹船を作って遊んだ。
豊松地域の自然に親しむ
長引くコロナ禍の中で、比較的落ち着いた時期に野外での自然との触れ合いを企画。植物の特性や形態などを直接触れることで学び、それらの特徴を知ることを通して、ものづくりなど自然との触れ合いを通して、自然を理解する。
「山野峡の自然と植物の不思議」
転記に恵まれて、ぽかぽか陽気の中で旧キャンプ場跡地の樹木や野草について学ばせた。特にそれぞれの植物の不思議(植物形態学的な)について、現物を手にして観察を通して考えさせた。そのための資料は前もって作成し、当日配布した。私たち人間と同じように、細胞の不思議さや季節による変化などを考えることが出来たように思う。今年は「新型コロナウイルス禍」で、なかなかこうした観察会ができなかったが、次回への期待感が強かった(参加者の)。
「県立公園 山野峡の自然」
11月14日に実施する「自然観察会」の事前学習として、市の担当職員と地元の関係者対象に、「観察会」の内容と実際の活動の仕方などについて、事前にレクチャーした。特に植物の特徴や不思議について考え、理解できるような内容に留意した。
豊松の自然とのふれあい
神石高原町豊松地域の春の植生と植物の特徴や、人間の生活の中での自然とのかかわりや、植物の不思議などについて、観察などの活動を通して理解できるように参加者と共に活動した。
標高が500m位の高原なので、瀬戸内の海岸地域よりも若干植物の育ちは遅いが、それでも春の芽吹きや樹木の葉など、様々な観察ができたように評価する。
緑陽公園エリアの植物について
余り活用されていない公園エリアの植生と植物の特徴などを、参加者と共に見て、触れて、気づきなどを共有しながら交流・学習を実施した。
大谷池界隈の植生と植物観察
とても暑い一日であったが、小学生一名を入れて総勢18名の観察会であった。植物の特徴や植生など、観察や体験活動を通して、楽しみながら学べてと思う。
多様な自然について学ぶ
27日~28日にかけての一泊二日の日程で、淡路島を中心に神戸や兵庫県立博物館などを見学して、歴史や自然災害(地震など)について学び、自然や宇宙への限りない夢と、豊かな感性や想像力を育み、地球環境を守り育てる心を養うことを目標とした。
「国立公園:仙酔島」の自然観察
「国立公園:仙酔島」の自然(地形、地質、植物、磯の生き物)について学ぶとともに、自然保護や環境保全について学ぶ。
豊松の自然とのふれあい
豊松の自然=観察地周囲で見られる植物の“葉や花”、“実”などの共通点や相違点などを探り、仲間訳などをする。それらの活動を通して、自然保護等の涵養を図る。