登録年度 | 1997年度 |
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氏名 | 齋藤 行雄 (サイトウ ユキオ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、産業 |
主な活動地域 | 大分県臼杵市 |
主な経歴 | 10代の頃から20年以上にわたり自然保護や歴史的環境保存運動に取り組み、全国各地のまちづくり運動に参画支援。現在、自然観察指導員。NPO法人全国町並み保存連盟常任理事。臼杵の歴史景観を守る会会長。臼杵市歴史環境保全審議会委員。臼杵ミワリークラブ本尊。町並みとまちづくりを考える大分県民の会運営委員。 |
特記事項 | 平成16年春、歴史と自然と妖怪のまちづくりに取り組む臼杵ミワリークラブは第1回「怪」大賞(角川書店主催)受賞。著書「歴史のまちなみ」共著(日本放送出版協会) |
活動の紹介
里山から里海にわたる生物多様性の保全活動
絶滅危惧種の宝庫である臼杵川河口干潟で清掃活動や生物調査を継続実施している「臼杵桜貝の会」と、オオイタサンショウウオの産卵池の保全活動を実施している「田井ケ迫山椒会」の活動を結び付け、水系の一体的な保全活動を実施した。具体的には、50回以上の清掃活動、生物調査、産卵池の土砂除去、植生改善、歩道整備等。
環境教育アドバイザーとしての環境教育
大分県独自の環境教育制度である環境教育アドバイザーに就任し、県内各地での自然観察会を中心とする環境教育の講師として活動した。(竹田市久住町、臼杵市中津浦、臼杵市江無田)
歴史的環境保全活動に対する支援
NPO法人全国町並み保存連盟の副理事長として、各地の歴史的環境保全運動の支援を行った。特に愛知県名古屋市で開催された全国大会に参加し、各地のナショナルトラスト団体と交流するとともに歴史的環境の保全活動に支援活動を行った。
自然公園区域内での啓発活動及び干潟保全のための調査活動
自然公園指導員として日豊海岸国定公園(佐伯市蒲江町、臼杵市他)、瀬戸内海国立公園(大分市佐賀関町)で活動を行った。臼杵市洲崎海岸、上浦海岸、黒島で海岸清掃を実施するとともに、干潟保全のための天然記念物調査に地元専門家としてアドバイスを行った。
園芸教室を開催しての植物の生態開設、緑化思想の普及
山野草等の園芸教室を市内2カ所で通年開催しており、育て方だけでなく、植物の生態、園芸種の栽培歴史、その種の人間との関わり等も含めて解説を行っており、緑化思想の普及に取り組んでいる。
県環境教育アドバイザーとしての環境教育
県環境教育アドバイザーとして、大分県マリンカルチャーセンター(7/30)、大分市神崎中学校(8/28)において、それぞれフィールドでの観察会を交えて、水辺の生態系と環境問題についての講義を中学生及び小学生等を対象に実施した。
県環境教育アドバイザーとしての環境教育
県環境教育アドバイザーとして、臼杵市立川登小学校(6/8)、佐伯市番匠川(7/16)、別府市上人海岸(8/2)竹田市沢水キャンプ場(8/11)、臼杵市臼杵川(8/27)において、それぞれフィールドでの観察会を交えて、水辺の生態系と環境問題についての講義を小学生等を対象に実施した。
園芸教室を開催しての植物の生態解説、緑化思想の普及
山野草等の園芸教室を市内2カ所で通年開催しており、育て方だけでなく、植物の生態、園芸種の栽培歴史、その種の人間との関わり等も含めて解説を行っており、緑化思想の普及に取り組んでいる。
自然公園区域での啓発活動及び特定外来種対策
自然公園指導員として日豊海岸国定公園(佐伯市蒲江町、臼杵市他)、瀬戸内海国立公園(大分市佐賀関町)で活動を行った。臼杵市黒島で海岸清掃を実施するとともに、アライグマの出現情報を関係NPOに提供するなどした。また、清掃活動、観察会を随時実施した。
妖怪を出現地を巡るミワリーツアーによる自然環境の豊かさ体感
地域の「妖怪」を題材として町づくり活動を行っている「臼杵ミワリークラブ」において、妖怪出現地を巡るナイトツアー等を開催し、自然と歴史環境の保全の重要性を親子400名以上に解説した。今年度は、津久見市、豊後大野市等近隣他自治体まで活動が広がった。
歴史的環境保全活動に対する支援
NPO法人全国町並み保存連盟の副理事長として、各地の歴史的環境保全運動の支援を行った。特に兵庫県豊岡市で開催された全国大会においては全体会で事例報告を行うなど歴史的環境の保全活動に支援活動を行った。
環境教育アドバイザーとしてのカウンセリング活動
大分県環境教育アドバイザーとして、大分市立志生木小学校(6/4)、大分市立神崎小学校(6/29)、竹田市沢水キャンプ場(7/29)、別府市上人海岸(7/29)、臼杵市中央公民館(11/28)において、それぞれフィールドでの観察会を交えて、水辺の生態系と環境問題についての講義を小学生等を対象に実施した。