登録年度 | 1998年度 |
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氏名 | 山田 満男 (ヤマダ ミツオ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、水質 |
主な活動地域 | 東京都青梅市 |
主な経歴 | 昭和48年から昭和51年までは芙蓉海洋開発(株)エンジニアリング部に所属し、ヘドロ回収試験等の海洋土木関係の業務に従事。その後生物分野に転向し、昭和59年(株)海洋工学研究所において生物生態・環境調査業務に従事し、現在は、それまでのフィールド経験等をベースに生態系の数値計算を担当。 |
特記事項 | 寄稿「ヘドロ回収技術事業化試験について」OCEAN AGE(8(5).S.51)、論文「人工干潟が水質浄化能に及ぼす影響の数値モデルによる解析」日本沿岸域学会論文集(10.H.10)。 |
活動の紹介
養殖ノリの色落ち問題への調査解析方法の提案
養殖ノリの色落ちは各地の養殖場で普通に抱えている課題です。
ノリの色落ちは養殖が行われる秋季~冬季に栄養塩(NP等)で競合する植物プランクトンの大増殖(赤潮)に伴う栄養塩濃度の低下が要因とされています。
当方は水質シミュレーションを専門としており、栄養塩の変動の解析に有効な方法の一つとして、水質シミュレーションの方法によるアプローチの提案を行いました。
各種環境関連報道等へのコメント等の発信に努める
福島原子力処理水の海洋放流、有明海、瀬戸内海および東京湾等のノリ養殖海域での栄養塩不足に伴うノリ色落ちによる生産量の減少など、各種環境関連テーマに対して、コメントを付けるなどの方法により、極力これまでの長年の経験等踏まえた意見の発信に努めるようにする。
2021年度活動実績等報告書提出済
2021年度活動実績等報告書提出済
自然環境への影響予測解析
自然の改変を伴う事業計画の自然環境への影響予測解析業務に従事しています。
主に海域の流れ、水質への数値予測の方法で解析を行っています。
沿岸海域の環境解析技術の研究開発
干潟・藻場の環境特性・生産性の解析、地球温暖化の影響・対策効果解析などに有効な数値シミュレーション手法を手軽に活用できるように、適用に際しての利便性の開発に努めています。