登録年度 | 1998年度 |
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氏名 | 一江 輝夫 (イチエ テルオ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 水質、地球温暖化、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 愛知県春日井市 |
主な経歴 | 平成5年4月より環境測定 、平成17年4月よりPCB分析 、平成24年4月より国立豊田高専において非常勤講師、講義科目:「環境水質」 |
特記事項 | 公害防止管理者(水質・大気)、環境計量士、下水道管理技術者第3種、浄化槽管理士、電気主任技術者第3種、危険物取扱者甲種、技術士(衛生工学部門水質管理)、放射線取扱主任者第2種 【研修履歴】2013中部地区、2011中部地区、2010中部地区、2001東京地区。 |
活動の紹介
BOD処理
排水の処理方法を毎月1回講義した。初回はBOD,第2回以降は順次、COD、窒素、リン、重金属、VOC,法規制、廃棄物、アスベストと進んだ。
COD、窒素、リン、重金属、農薬、VOC、微生物、等
毎月1時間ずつ1年間、
分析を業務とする社員に対して、環境測定の様々な手法についてパワーポイントにまとめて講義した。
例えばCODなら、COD分析の様々な変法、それぞれの試薬や反応の意味、留意するべきポイント等。
環境測定 BOD
今後環境測定の仕事につく可能性のある人を対象に、BODの測定方法について1時間×2を実施した。
高濃度PCB中の引火性物質の特定と濃度分析
PCBを150℃で処理するにあたって、引火性の溶媒が溶解していると火災のリスクがある。溶解している低沸点溶媒の特定と濃度の分析方法を考案し、火災リスクの低減に貢献した。
メールニュース配信
当協会における情報担当として、依頼を受けて会員へのメールニュース配信、会報配信、ホームページへの登録等を行った。
気候変動
水野一晴著「気候変動で読む地球史」の内容等を会報に投稿した。アフリカの3大高峰はいずれもここ数十年氷河が後退し、高山植物の生育域は上昇前進している。南米アンデスや木曽駒ケ岳における調査でも同様に温暖化の進行がみられる。一方で、キリマンジャロの山頂付近はここ50年間気温上昇傾向がみられない。地球平均気温のグラフは上昇傾向にはあるものの計算された予測値程ではない。著者は温暖化が進行すると考えているが、今後どうなるか一義的には定まらないと思われる。
PCB処理期限
PCBの分解処理期限が延期されたが、環境省主導の「掘り起こし調査」の経過をみると少なからざる量のPCBが処理されないまま残存する可能性が高い。
イレギュラーなPCB油を処理する際の予想されるリスクと対策
・揮発性溶剤を含むPCB油の火災リスク
(対策):ペッドスペースGC/MSによる分析で、低沸点溶剤の特定および混合油の引火点予想温度算出。さらに、トリデカン添加量と引火点の関係をグラフ化して提示。
三河湾環境再生ワークショップ 2016
篠島に渡って海岸での生き物観察、公民館での紙芝居、三河湾クルージングというスケジュールです。知多自然観察会の方による指導のもと海辺の生き物採集、クルージングの際には時々”スナメリ”が水面から顔を出して息継ぎするのがみられました。一日を通じて、自然を大切にしたいという気運が高まりました。
協会内メールニュース配信およびホームページ管理
会員から提供される講習会やイベントの情報を共有すべく、メールニュース配信を担当した。
協会のホームページ管理を担当した。
広瀬立成の環境論を学ぼう
広瀬氏の物理学者としての素養をベースに熱力学上の観点から、脱原発、脱化石燃料、脱焼却・埋め立て、さらに一部のリサイクルさえ不十分といいます。1000年後、1万年後も視野しに入れた真の持続可能な社会を目指す、広瀬立成の環境論を解説した。