登録年度 | 1998年度 |
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氏名 | 石田 秀雄 (イシダ ヒデオ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 水質、資源・エネルギー、3R |
主な活動地域 | 滋賀県大津市 |
主な経歴 | 某電子部品製造工場で30年間、設備メンテナンス業13年をプラントエンジニアリング業務、主に環境設備、動力設備の運転、保守、企画、設計を担当、現在は環境、設備コンサルタントを行っており、設備の保守・保全技術と環境経営など現場で培った経験を基に数社への業務支援を実施した。 |
特記事項 | ISO環境マネジメント審査員補、環境に配慮した経営マネジメント、高率的な設備管理の手法を指導、支援する講師として活動している。また環境問題を未来に繋ぐ為に子供たちへの環境教育のあり方を研究し継続している。活動範囲は主に関西圏。 |
活動の紹介
環境管理取組指導
某環境設備事業者へ環境設備リスクマネジメントの作成の仕方手法を教育した。設備と機器の重要度を経験と勘に頼らない諸項目を数値化した方法で重要度を決定する。項目には、設備・機器の故障率とバックアップ機器の備え、又故障時の影響評価を点数化して故障事前回避、整備方法を表により把握できる保守保全教育を行った。2023年9月
アスベスト処理指導
某メンテナンス会社よりアスベストの処理方法について指導を求められ、アスベストの取扱い処理方法の指導をした。特に機器に含まれるアスベストの処理について遵守すべき法律、処理基準を教えた。2023年6月
廃棄物処理法指導
廃棄物処理法の処理業者の基準について教育依頼が某中間処理業者より有り、教育を行なった。届出、許可、申請等の手続きを指導した。2023年6月
環境・施設図面の運用
中堅設備業の依頼で、設備図面と設備カルテを合体したシステムの開発の提案アドバイスを行ったが、コストメリットが小さく断念した。
省エネルギー指導
中堅総合設備業に対して省エネルギーの取組について、段階的ロードマップの作り方をコンサルした。投資無く始める事として駆動機器の定格への挑戦、スペックの見直しを推奨、モーター等の定格を下げる事による省エネルギー、温湿度供給範囲の見直しによる省エネルギーが可能だと事例を紹介しながら指導した。
環境管理取組指導
某金属回収業の依頼で廃棄物処理業の許可取得について指導アドバイスを行った。現在収集運搬業は取得済だが中間処理業の取得をしたいとの事由。但し市街化調整区域の為取得困難。もともと有価物、専ら物の取扱いをしている。その為、環境に配慮した事業としてISO取得を誘導した。SDGsを含めた教育を行い優良環境配慮事業者を目指す。
環境教育
2021年11月、某建設業から廃棄物収集運搬業の許可取得について業務支援の要請を受けた。ガイドブックを作成し、必要要件、取得の順序ステップ提許可申請書の記入例を元に各該当条文、その他の法律が絡むのか否かを指導した。
環境廃棄物資源化
2021年11月某金属回収業より「もっぱら物」の取り扱いについて指導要請を受ける。古鉄、繊維、古紙、空き瓶などもっぱら再生利用の目的となる廃棄物については廃棄物処理法は該当せず、廃棄物処理業の許可不要制度がある。ただ具体的にどのような製品がこれらの専ら物に該当するかは自治体の判断による場合も有り、自治体によっては鉄くずの取引に対して個別に条例を定めていること所も有る。本件について事例等を用意し、事業者が法を遵守し、かつ環境マネジメントに注力するような指導を行った。
環境マネジメント教育
資源回収業よりの依頼でiso環境マネジメントシステムの維持について次の依頼が有った。isoもブームが去り取組自体が陳腐化しており会社全体にも意欲が低下している。審査維持の為だけにやむなく活動を廻しているだけ、維持費用は必要、コロナ過の今、今後に向けての知見を求められた。負の活動から正の活動を行う為にはをテーマに指導。投資を必要としないコスト低減活動方法を提案、設備の診断方法、人の作業性向上の方法を指導した。
環境教育
中小企業経営者の子息に環境教育と安全管理及び経営学の依頼を受ける。月2回実施。環境投資、経営マネジメントについて、将来会社を引継ぐ子息に、環境対策を方針に掲げ経営とマッチングさせる手法を伝授、有効な対策と対応に対しての投資の種類、投資に対する利益の取り方、社会に対するCSRなどの教育を継続し、環境関連資格取得を計画的に行っていくスケジュールと勉強方法を指導して行く。
環境監査
2019年11月、某産業廃棄物業の経営者に対し、環境内部監査の教育を実施した。職長教育も併せて実施。
環境マネジメント教育
2019年10月某住宅設備企業の要請で環境方針の作り方について教育実施。経営管理を含めた環境のみならず全体、組織のマネジメントシステムについて教育した。