登録年度 | 1998年度 |
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氏名 | 久松 正樹 (ヒサマツ マサキ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 生命、自然への愛着、生態系・生物多様性 |
主な活動地域 | 茨城県つくば市 |
主な経歴 | ミュージアムパーク茨城県自然博物館の昆虫担当として、長く働いていました。現在は、公立小学校に勤務しています。これまでに昆虫に関する観察会や、企画展などを多数手掛けてきました。また、茨城県内のハナバチ類の調査を続けています。県のレッドデータブックの作成にも協力しました。 |
特記事項 | 観察会では、「昆虫ビンゴ」カードや「昆虫探検ブック」等を使い、昆虫が苦手な子どもたちへの対応も工夫します。専門分野のハチの観察会では、竹筒トラップを利用し間近にハチを観察します。 また、ミュージアムパーク茨城県自然博物館と連携し、茨城県内の昆虫相についてまとめています。 |
活動の紹介
トンボ、昆虫採集と観察会
赤羽緑地で、昆虫観察を実施した。また、採集した昆虫を見せ合ったり、昆虫ビンゴを行ったりして、観察のまとめを実施した。
宍塚大池のハチ
宍塚大池周辺でハチの観察を行うとともに、5月に設置した竹筒トラップに営巣したハチの観察を行った。
どんぐり山昆虫観察
コロナで中止の年もあったが、例年実施している観察会である。どんぐり山で夏の昆虫を観察したのち、霞ケ浦環境科学センターでまとめのお話をした。まとめで行った昆虫ビンゴは好評だった。
桜川探検隊
ドングリ山で、初冬の昆虫を観察した。アカトンボのなかま、キタテハなどを観察することができた。
活動した内容をワークシートにまとめたり、ドングリ山で冬越しする昆虫を映像でみて活動を振り返った。
また、ドングリ山で採集した植物で、リースづくりも行った。
トンボ、昆虫採集と観察会
赤羽緑地内を参加者とともに一周し、見られる昆虫を解説した。その後、自由時間を設け昆虫を採集してもらった。採集した昆虫は、全員で紹介し、記録できた昆虫を共有した。また、まとめには昆虫ビンゴを行い、活動を振り返った。
オニヤンマをつかまえよう
午前中は、昆虫の生態の説明、オニヤンマの生態の説明をし、バランストンボつくりを行った。午後は、青年の家周辺でトンボを中心に観察、採集を行い、まとめとして昆虫ビンゴで活動を振り返った。
手ぶらでGO!虫捕りキャンプ
キャンプの初日、昆虫の観察、昆虫トラップの制作を行った。参加者は、次の朝、トラップの様子をうかがった。
昆虫観察では、トンボやセミを観察したのち、昆虫ビンゴで観察したことをまとめた。トラップはバナナトラップを作成した。
トンボの王様オニヤンマとその仲間たちの生態について知ろう
昆虫全般の体のつくりなどの基本事項を確かめた後に、オニヤンマのバランストンボを作成した。昼食後、野外で昆虫観察を実施したり、検索表を見ながら種名を確認した。最後に昆虫ビンゴを実施しながらまとめを行った。
とんぼ・昆虫採集と観察会
赤羽緑地に見ることができるトンボやその他昆虫の観察を行った。さらに、自分でも採集を行い、採集した昆虫類を見せ合うことで、種類を確認した.最後に、観察したことを「昆虫ビンゴ」を行いながらまとめた。
昆虫観察
保育園が運営する学童保育で行った生きもの観察の講師として,昆虫を中心に解説した。夏の昆虫の生き様を観察することができた。樹液の集まる甲虫類をたくさん観察できたので,子どもたちは喜んでいた。観察した生きもの類は,写真で取り込みプレゼン資料としてまとめた。
ハチの観察
土浦市宍塚大池周辺で,ハチ類の観察会を実施した。訪花する個体を採集し生きた様子を間近で観察することができた。また,春に仕掛けたトラップ(竹筒を用いたもの)に営巣したハチの幼虫も観察し,日ごろは見ることがないハチの生活の一端を観察することができた。
どんぐり山昆虫調査
子供向けの観察会を開催する予定であったが,コロナ感染症の対応のため,観察会予定地の昆虫調査に切り替え,活動を実施した。昨年に引き続き,オオムラサキやカブトムシなど雑木林の昆虫が観察された。また,外来種のアカボシゴマダラも多く観察された。
桜川探検隊 森の虫たちの冬じたく
雑木林で初冬の昆虫を観察しました。寒い時期となるため,観察できる昆虫がいないのではないかと心配しましたが,天候にも恵まれチョウなど多くの昆虫を観察することができました。冬越しするカブトムシの幼虫も観察し,直に触れる体験もすることができました。
とんぼ・昆虫採集と観察会
日立市の赤羽緑地で,秋の昆虫の観察会を実施しました。実施日がヒガンバナの開花と重なったため,そこに訪れるアゲハを多数観察することができました。また,赤とんぼの見分け方も,検索表を用いて学びました。
オールナイト昆虫観察
ミュージアムパーク茨城県自然博物館主催の,観察会のお手伝いをしました。多くの親子ずれと,昼過ぎから翌朝まで,様々な方法で昆虫を観察することができました。
桜川探検隊 夏の昆虫の観察
霞ケ浦湖畔の雑木林で,夏の昆虫を観察しました。オオムラサキやカブトムシなど夏を代表する昆虫をたくさん観察することができました。霞ケ浦環境科学センターで,昆虫ビンゴをしながらまとめを行いました。
神栖市歴史民俗資料館 昆虫観察会
トンボ,チョウ,ハチなどを観察した後に,昆虫ビンゴカードを用いてまとめを行った。様々な昆虫を楽しく観察することができた。
8時間耐久昆虫観察会
ミュージアムパーク茨城県自然博物館の昆虫観察会の補助として参加した。昼間の昆虫観察,採集からよるのライトトラップ,ホタル観察まで,幅広い昆虫を見たり採集することができた。
トンボサミット昆虫観察会
全国トンボサミットのイベントとして,涸沼湖畔の涸沼公園においてトンボを中心とした観察会を実施した。トンボ,チョウなどを中心に観察することができた。
世界湖沼会議 学生発表事前審査
世界湖沼会議の学生発表応募者の事前審査を行った。
生物多様性の保全
関東地区環境カウンセラー研修における専門研修「生物多様性の保全」の講師として,講義を実施した.昨年度の研修では,外来種に焦点を当てたので,本年は「人間活動による環境悪化について考えてみよう」という内容での話題提供を行った.講演に続くワークショップでは,活発な意見の交換を行うことができた.
環境を守るために,自分たちにできること
総合的な学習の時間「七郷の自然を未来に伝えよう」の中の“環境を守るために,自分たちにできること”の時間の講師(ゲストティーチャー)を務めた.当日は,環境学習のまとめの時間で,それぞれの発表に対する総合的なコメントを述べた.
ハチ
宍塚大池周辺で見ることができるハチを観察した.アオスジハナバチやアカガネコハナバチなどの花バチ,モンスズメバチやムモントックリバチなどの狩りバチが観察できた.また,5月に設置しておいた竹筒トラップに営巣する借孔性のハチ類も観察した.巣作りする様子を,直接観察することができた.
環境カウンセラー 関東地区研修会
研修会の講師として,生態系の保全について解説した。特に外来種の問題について4コママンガで解説し,分かりやすい内容に心がけた。ワークショップでは,身近な問題に触れ,活発な論議を促した。
昆虫の体のつくり 外来昆虫
昆虫の体のつくりを復習し,最近話題になっている外来昆虫の問題について、4コママンガで解説した。
赤羽緑地 昆虫観察会
日立市の赤羽緑地内にある池や沢を中心に昆虫の観察会を行った。トンボを中心に晩夏の昆虫を観察できた。観察の終盤は,昆虫ビンゴカード(自作)を用いて,楽しくまとめることができた。
畑の生き物観察会
畑に来る昆虫と,そのまわりに生育する野草について簡単な解説を行った。
筑波山の昆虫
筑波山の昆虫調査の歴史と,昆虫相の変化についての講義を行った。筑波山ジオパーク登録に向けての研修会でアリ,熱心に話を聞いてくれた。
昆虫の体のつくり
小学校3年生の理科「昆虫の体のつくり」の復習授業への講師派遣。世界の昆虫標本アド,子どもたちに関心が高い資料を持参したので,楽しい授業を開催することができた。授業参観であったため,保護者への啓発活動にもつながった。
昆虫の体のつくり
小学校3年生の理科「昆虫の体のつくり」の授業への講師派遣。世界の昆虫標本アド,子どもたちに関心が高い資料を持参したので,楽しい授業を開催することができた。担任との打ち合わせrも十分できたので,有意義であった。
夏の昆虫
生活科の授業の一環で,夏の昆虫について写真と実物で紹介した。キアゲハの幼虫など,見たことのない児童も多く,非常に興味を持って授業に参加してくれた。授業参観でもあったため,保護者へも自然保護活動の啓発ができた。