登録年度 | 1998年度 |
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氏名 | 内藤 定芳 (ナイトウ サダヨシ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、地質 |
主な活動地域 | 埼玉県秩父市 |
主な経歴 | 昭和47年~49年高等学校教諭、昭和50年~平成2年中学校教諭、平成3年~9年中学校教頭、平成10年~15年小学校長、平成16年~20年中学校長、平成22~30年高崎経済大学非常勤講師、平成25年10月~3月秩父市立尾田蒔小学校観察実験アシスタント |
特記事項 | 埼玉県環境教育講座受講(平成6年度)、秩父ミューズパーク公園インストラクター代表幹事、NPO法人秩父の環境を考える会地球部長、埼玉県環境アドバイザー、埼玉県環境教育インストラクター、川の国アドバイザー(埼玉県)、環境再生医上級、ちちぶ学検定上級、第2級アマチュア無線技士 |
活動の紹介
秩父の野生動物 -哺乳類を中心として- 編集・製本
秩父の環境シリーズの出版と販売、学校図書館等への寄贈
・秩父の野生動物の写真を一般から募集する
・秩父市上町ギャラリーで写真展を実施(10月)
・編集作業開始 文書の作成、写真のレイアウト他
・3月31日付で100ページの書籍を250部作成・発刊
・国立国会図書館、埼玉県立図書館、秩父郡市の小・中学校等への送付
サイサン環境保全基金から助成金あり。但し、事情により十分な資金が得られなかったため、今回はすべて個人により編集作業を行う。
北斗七星の立体模型を作ろう
秩父ミューズパークのインストラクター活動で、児童・生徒及び保護者約50名に対して、天体に関する工作を行った。LED電球ではなくアクリルの全反射を利用したが、宇宙の膨らみ、距離の感覚を養うための効果があったと思う。
特定外来生物オオキンケイギクの除草
平成20年頃から仲間と個人的に進めた物だが、当初から市役所の環境部の支援をいただいた。市報にカラー写真を毎年掲載していただき、また、市のグラウンドで毎年モデル的に除草活動を行った北。10年間の市民活動をDVDにて環境省、県の環境部、全市町村に送った。
秩父の自然環境とジオサイト
小学生対象に秩父のジオサイトの紹介と郷土の愛着を持たせる教育について取り組んでいる。10年目になる。やはり、子どもたちには系統的な学習が必要であることを痛切に感じる。
中央構造線はなぜ北上したかⅡ
九州から四国、紀伊半島から東に伸びる中央構造線は、本来秩父付近を千葉県方面に伸びるはずだが赤石山脈で北上し、諏訪地域で東に折れ、下仁田で消えている。秩父山地を下方から押し上げる力が働いたはずだが、明確な説明がなされていない。前回との継続で、原因として数百万年前の伊豆島弧衝突より前に、櫛形山塊、御坂山塊、丹沢山塊などの衝突と北上が一因であろうと考えた。ならば秩父地域にその痕跡が残るはずである。痕跡と地殻変動の証拠を探した結果などを述べた。参加者33名。コロナ禍のため、200名収容の会場を制限した。